ホテルや旅館などの宿泊施設をバリアフリーにしてもらえる補助金「宿泊施設バリアフリー化支援補助金」とは

東京に旅行をしたくても、高齢者は障害のある方は宿泊先がバリアフリーかどうかなどの問題で選択肢が狭められて、旅行にいくのも躊躇してしまうことがありますよね。
東京都では、少しでも多くのホテルや旅館など宿泊施設がバリアフリー化に取組み、東京を訪れる車いす利用者や足腰が不安な方、目や耳が不自由な方、赤ちゃん連れの方などが、安全かつ快適に過ごし、東京への旅行者を増加させることを目的に、施設整備等にかかる経費の一部に補助金を出しています。

補助対象施設

都内のホテル、旅館、簡易宿所などの民間宿泊事業者等

補助対象事業

コンサルティング
施設整備
備品購入

補助額

補助対象経費の2分の1以内で、以下の額が限度額です。
(1)コンサルティング・・・25万円
(2)施設や設備のバリアフリー化整備(改修等)・・・500万円
(3)ユニバーサルデザインルームの改修・・・700万円
(4)バリアフリー化整備のための備品購入 ・・・200万円

※ただし、複数の補助を合わせて受ける場合には以下限度額になります。
①上記(1)と(2):500万円
②上記(1)と(3):700万円
③上記(2)と(4):500万円 + 200万円
④上記(3)と(4):700万円 + 200万円
※③④は(1)を同時申請の場合も同額です。

募集期間

平成29年4月27日(木曜)から平成30年2月15日(木曜)まで
※郵送の場合、当日消印有効です。
※補助金申請額が予算額に達した時点で受付を終了。

補助対象経費

バリアフリー化を推進するための、施設整備や備品購入及びコンサルティングに要する経費

詳細

補助事業に係る経費のうち、
<コンサルティング費>
報告書作成費、旅費、その他必要と認める経費

<施設改修費及び附帯設備費>
施設改修工事費、電気工事費、設備工事費、附帯設備及び工事費、施工管理委託経費、運搬費・機器購入費、立ち合い検査費、その他必要と認める経費。
ただし、備品の購入費については施設整備事業を補完するために必要なものに限る。(備品購入事業に係る備品購入費は除く)

<備品購入費>
備品購入事業で定める備品の購入費
【備品例】
・車いす利用者・高齢者の為の備品
車いす(貸出用)、段差解消機(据置型)、階段昇降機(可搬型)、可動式スロープ、
すりつけ板、水回り用車いす、移動式手すり等
・目や耳が不自由な方の為の備品
非常時警報装置、音声案内装置、音声誘導装置、大型表示ボタン(点字表示付きの電話機等)
・乳幼児連れの方の為の備品
ベビーベッド、授乳用いす等

補助対象外経費

1 、間接経費(消費税その他の租税公課、収入印紙代、通信費、水道光熱費、振込手数料等)
2、バリアフリー設備設置後の維持費、メンテナンスに係る消耗品費
3、リース・レンタルによる設置機器に係る経費
4、契約から支払までの一連の手続きが、財団が指定する期日までに行われていない経費
5、 交付決定前に発注・施工又は導入した設備等に要する経費
6、 見積書、契約書、仕様書、請求書、振込控等の帳票類が不備の経費
7、補助金申請書に記載のものと異なる設備等を購入した経費
8、 通常業務・取引と混合して支払が行われている経費
9、他の取引と相殺して支払が行われている経費
10 、中古品の購入経費
11 、親会社、子会社、グループ会社等関連会社(資本関係のある会社、役員及び社員を兼任している会社、代
表者の三親等以内の親族が経営する会社等)との取引に係る経費(ただし、工事を伴う補助事業において、その内容が構造躯体等に影響を及ぼすもので、真に止むを得ない場合を除く)
12 、過剰とみなされる機器を導入する経費、一般的な市場価格又は事業内容に対して著しく高額な経費
13 、借入金等の支払利息及び遅延損害金
14 、土地の取得、補償、賃借に係る経費
15 、その他、理事長が適切ではないと判断する経費

申請方法と申請先

必要書類を郵送又は持参にて提出。

申請先
(公財)東京観光財団地域振興部観光インフラ整備課
〒162-0801 新宿区山吹町346番地6 日新ビル2階

注意点


誰でも宿泊施設に「入ることができ」、「利用することができる」ようにするための障害をなくす観点での施設整備、備品購入が対象です。
もし、建物への入り口部分がバリアフリーになっていないのに、建物内部のバリアフリー化を進めても効果が期待できないという考え方から、審査分類がAとBに分かれています。
審査分類A「敷地内の通路」と「出入口(直接地上へ通ずる出入口)」のバリアフリー化を整備することが優先。

Aがクリアできていれば、Bの申請ができます。
審査分類B(便所、エレベーター、廊下、客室等)の工事、備品。
い。
【審査分類A】
1、敷地内の通路※移動等円滑化経路等を構成する道路から出入り口までの通路
2、出入口(直接地上へ通ずる出入口)

【審査分類B】
3、出入口 (便所、客室、大浴場等への出入口)
4、廊下等
5、階段
6、階段に代わり、又はこれに併設する傾斜路
7、エレベーター及びその乗降ロビー
8、特殊な構造又は使用形態のエレベーター及びその他の昇降機
9、便所
10、浴室等
11、宿泊施設の客室(客室内の浴室、便所を含む。)
12、観覧席・客席(宴会場を含む。)
13、駐車場
14、標識
15、案内設備
16、案内設備までの経路
17、その他の設備、(子育て支援環境の設備、緊急時の設備、手すり等)

まとめ


都内でバリアフリー対応されているホテルは、一流ホテルと呼ばれるような大手ホテルや、また一部のビジネスホテルなどで、旅館や簡易施設などはどうしてもまだまだ対応が出来ていない施設が多いです。

年々増加している外国人旅行者が安全快適に過ごせるように、また2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて環境を整備して、東京を訪れる旅行客が快適に過ごせる環境整備をこの機会に行ってはいかがでしょうか。

参考:宿泊施設における安全・安心向上支援補助金 公益財団法人東京観光財団