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空調の高効率化更新で大幅な省エネ実現!空調更新に使える省エネ手法の紹介

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ヒートアイランド現象によって夜間でも気温が下がりづらい都心部などでは、夏場の就寝時間に室内温度が30度を超える事も珍しい事ではありません。

近年は新型熱中症ともいわれる「夜間熱中症」が大きな問題となっており、かつては贅沢品と呼ばれた「エアコン」も、現在では生活必需品として扱われる事が多くなってきました。(厚労省は2018年に初めて生活保護世帯に対し、エアコン設置の支援を行いました。)

このエアコンですが、実は経年劣化やメンテナンスなどの不足によって、消費電力が新品購入時の2倍~3倍以上に増加してしまう事があるのは御存じでしょうか。

せっかく電力コスト削減の為に高効率の空調を導入したのに、不適切な運用で十分な節電効果が得られないのでは意味がありません。

そこで、今回はエアコンの交換・メンテナンスの適切なタイミング、ランニングコストを削減する為に有効な立ち回りなど、エアコンの省エネ化(省コスト化)にまつわる取り組みについて、総合的に紹介していきたいと思います。

この記事の目次

1.「よく冷える」「よく温まる」エアコンでも10年で交換を検討しなければいけない理由

空調業界では家庭用エアコンの寿命(交換時期)は一般的に10年程度と言われていますが、国内の大手メーカー製のエアコンは15年程度の使用では一度も修理が必要な状況にはならない事も多くあります。

室内を「冷やすこと・暖める事」が出来れば問題無いのであれば、空調の寿命は10年よりも遥かに長いような気がしてしまいますが、問題なのは「電力効率の著しい悪化」です。
1.空調の構造
エアコンは一般的に「室内機」と「室外機」の2種類の機器で構成されています。

室内機は主に送風などの負荷が少ない動作だけを行うため経年劣化も穏やかですが、室外機は高圧ガスの圧縮・気化による熱交換を行う為、中核的な部品である「圧縮機(コンプレッサー)」の負担が大きく、稼働時間の蓄積によって確実に摩耗が進行していきます。

現在主流のインバーターエアコンは、圧縮機が摩耗し熱を生み出す能力が低下していても、より高い周波数でモーターを回転させる制御等を行うことで冷暖房効果を維持することが出来ます。

しかし、当然電力消費も徐々に大きくなってしまう為、10年程度で交換する方がランニングコストが安くなるという事から、エアコンの寿命は10年程度と言われるようになりました。


2.あまり使用しないエアコンの交換時期は?
もちろん経年劣化の進行は稼働状況によって変化しますので、一概に10年で交換するのが最適かといえばそうではありません。

特に事業所などで使用するエアコンなどは、クールビズや長期休暇など様々な理由で稼働状況が異なっていますので、個別に経年劣化を判断をする必要があります。

エアコンの経年劣化を示す症状としてはコンプレッサーの稼働時間の増加や、末期的なものとしては異音などの発生もありますが、室外機は通常屋外(屋上等)に設置されている場合が多いので、余程のこと(故障火災など)がない限り気付くことは出来ません。

騒音測定や電力測定等を日常的に行えば変化には迅速に気づく事が可能ですが、専門的な機器の購入や管理には高額な費用も伴うため、定期的に専門業者の測定サービスなどを利用するのがオススメです。

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事業所にあるエアコンの交換・改修(業務用エアコンの場合は圧縮機の交換等)は、期間電力(一定期間の消費電力)が1.5倍程度まで増加する前後で検討するのが最適です。
補助金・助成金相談所

2.技術革新でエアコンの電力効率は劇的に改善、20年前のエアコンは時代遅れに

エアコン業界では1995年に「スイングコンプレッサー」という画期的な圧縮機が開発され、その3年後の1998年には新冷媒とインバーター機能の標準化という大きな出来事がありました。

1994年以前の製品と現行の製品の新品時の期間消費電力を比較した場合、その差はおよそ3倍~4倍と非常に大きなものになっています。

仮に20年前の製品を20年間ノーメンテナンスで使用している場合には、製品の期間消費電力の違い(3~4倍)×15年以上の経年劣化(2~3倍)=「期間消費電力量が10倍以上」という事も実際に起こっている可能性があります。

エアコンは、長く使用するよりも適切な時期に買い替えを行う方が遥かにメリットが大きい設備ですので、最近電気代が高くなったと感じる事業者の方は先ずは空調設備の年式などをご確認ください。

3.空調導入は政府の補助金制度を活用して、少ない負担で行う事ができます。

政府には国際条約(京都議定書)に基づくCO2排出削減の目標があり、事業者などがCO2削減効果の高い空調設備の交換などを行う場合には、補助金制度よる導入費の支援も行っています。

1.電力需要の低減に資する設備投資支援補助金(設備単位)

経産省の補助金制度で、高効率空調やLED照明等の導入を行う場合に「設備単位の購入費」に対し補助金が交付される制度です。

空調設備に関しては例年で採択率が60~70%と高い水準で推移しており、申請の要件も少なく手続きが簡易的であることから、非常に人気が高い補助金制度となっています。

【POINT】
①例年で5月中旬~6月中旬に実施
②中小企業・大企業ともに申請可能
③補助率は1/3以内で上限額は3000万円まで
④既存設備と比較して省エネ効果が10%以上の設備が補助対象

詳細は過去記事で紹介しています。
・過去記事LINK

2.既存建築物省エネ化推進事業

国土交通省の省エネ事業で、既存建築物の躯体(外皮)の省エネ改修工事を行う場合に、付帯する省エネ設備改修等に対しても補助金が交付される制度です。

対象事業は大きく分けて「既存建築物の省エネ化」「既存建築物の省エネ化とバリアフリー化」の2種類で、申請要件には改修後に20%以上の省エネ化が見込めること、改修後の耐震性能が現行の建築基準をクリアしていること、建物の省エネ性能表示(BELS)を行う事などがあります。

躯体の改修工事が必須の為、空調単体での改修工事に活用する事はできませんが、採択率が90%を超える年も多く、オフィスビルの省エネ改修、病院や介護施設の省エネ・バリアフリー改修など、空調設備の改修を中心とした事業でも広く活用されています。

【POINT】
①例年で4月下旬~5月下旬に実施
②躯体改修工事(原則20%以上)を含めた省エネ改修工事が対象
③補助率は1/3以内で上限額は5000万円(バリアフリー改修を伴う場合)
④取り外しができる設備(壁掛け式エアコンなど)は対象外

詳細は過去記事で紹介しています。
・過去記事LINK

4.空調の定期的な清掃は、省エネにも効果絶大

事業所等で過酷な環境に設置されたエアコンは、フィルターや冷却フィンの目詰まり、ブロアファンの油膜の堆積が起こりやすく、ほうっておくと負担の増加によって破損の原因となる場合もあります。

エアコンを効率よく利用する為には下記のような様々な対策があります。

①フィルターのクリーニング
送風機能が低下する為空気の循環が出来ず効率的な冷暖房効果が見込めなくなります。
また冷房の場合は熱交換器の過冷却で結露した水分が凍結し、最悪の場合は破損に至ることもあるため注意が必要です。
②冷却フィンのクリーニング
冷却フィンというのは熱交換器の効率を上げる為に付いている薄い放熱板のことですが、この板と板の間に埃などが詰まってしまうと、効率よく熱交換を行う事が出来なくなくなり、冷暖房効果が十分に発揮できなくなります。
③ブロアファンのクリーニング
喫煙所(タール)や工場(作動油)飲食店(食用油)など、特に油分の揮発が多い環境ではこの作業が非常に重要です。
エアコンのファンは内部に設置されている為、どのような状況になっているのか想像出来ない場という場合には、何カ月も清掃していないキッチンの換気扇等を想像していただければと思います。

【飲食店・コンビニエンスストア・スポーツジム他】
・分解洗浄の目安:1年に1回
・フィルター洗浄:4カ月に1回
・室外機洗浄:2年に1回

【大型店舗・多目的ホール・遊技場・郊外型ドラックストア他】
・分解洗浄の目安:2年に1回
・フィルターー戦場:6ヵ月に1回
・室外機洗浄:3年に1回

【オフィス全般】
・分解洗浄の目安:3年に1回
・フィルター洗浄:1年に1回
・室外機洗浄:3年に一回

エアコンクリーニングによる省エネ効果※参考資料:三菱重工空調システム株式会社


④室外機への一工夫
エアコンの室外機は冷房・暖房どちらでも稼働しています。
夏場は室外機が日陰になるようにすれば冷却効果が高くなり、反対に冬季は室外機に直接日光を当てると暖房効果が高くなります。

日中の使用が主な事業所などでは効果が期待できる場合もあります。

⑤遮蔽物が多い場合にはサーキュレーターで空気の攪拌を
冷暖房では冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は天井付近に溜まる為、遮蔽物によって空気が循環しない環境では空気の層が出来てしまい、冷暖房効果が低下します。

⑥EMSなどによる空調制御で無駄な稼働を削減
企業等では就業時間30分前に空調を停止するなどの工夫も省エネルギー化や、空調寿命の延長につながります。
EMSの導入は消し忘れなどの対策にもつながりますので一石二鳥です。

この他にも様々な方法がありますが、やはり一番大切なのは適切な時期にエアコンの内部クリーニングを実施することです。

5.低コストで業務用エアコンのクリーニングサービスを提供している企業を紹介

エアコンのクリーニングのうち一般のユーザーが出来るのはせいぜいフィルタークリーニングまでで、熱交換器や内部のブロアファンの分解清掃などは故障や感電の恐れもある為オススメができません。

そこで、今回紹介したいのが業界最安値で業務用エアコンのクリーニングサービスを提供している「SHUWAグループ」です。

http://www.shu-wa.jp/service/facility/airconcleaningoffice/

大手商業店舗やスポーツジム、全国規模のコンビニチェーン等に多数の実績があり、グループ全体としては太陽光発電や空調設備のソリューション、燃料販売、ハウスクリーニングなど幅広い分野で事業活動を行っています。

省エネ関連の補助金事業にも精通しているため、今回紹介してきた空調に関する様々な取り組みに対して、総合的なサポートを行う事も可能です。

また、現在は近年BCP対策として注目が集まっている「災害時の燃料供給サービス」にも注力していますので、興味のある方はHPで詳細をご覧ください。

また、SHUWAの省エネ事業に関しましては補助金ポータルでもご案内する事が可能ですので、こちらも併せてご利用ください。

補助金ポータル問合せ電話番号

営業時間:平日10:00~17:00
03-6277-5216

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6.まとめ

今回は空調の省エネ対策について、消費電力が増加する仕組みや、効率的な運用方法、補助金制度などについて紹介させていただきました。

経産省の発表では空調による電力消費は、一般家庭で全体の約30%、事業所などでは50~60%以上と言われ、国内の総需要電力の中でもとりわけ大きな割合をしめています。

エアコンは経年劣化や汚れによる消費電力の増加も起こりやすい設備ですので、消費電力の監視・管理を徹底して不要な電力コストを削減し、事業のエネルギー生産性向上に努めて頂ければと思います。

補助金ポータルでは各種省エネ補助金のご案内や専門家(専門業者)とのマッチングも行っています。

興味のある方はお気軽にご相談ください。

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