LEDにしないとデメリットも!水銀条約と補助金まとめ

国内で第一号のLED照明が発売された2007年から既に10年以上が経ち、主要な都市の中心市街地ではLED以外の光源を使用した照明を見かける機会は少なくなってきました。

LED照明は「ロウソク(第一世代)」「白熱電球(第二世代)」「蛍光灯(第三世代)」に続く次世代(第四世代)の照明と言われていますが、その理由をご存じでしょうか?

もちろん、光源として蛍光灯よりも省エネ性が高く光源寿命が長いことなどもありますが、最も高く評価されているのは蛍光灯や水銀灯などに使用される水銀などの「環境汚染物質を使用していない」ということです。

急激な産業の発達によって深刻な公害を経験してきた現代の社会において、自然環境の保護は最優先の課題であり、「長寿命・省電力・省資源・汚染物質(水銀)の不使用」という特徴をもつLED照明は、その高い環境性能によって次世代の照明と位置づけられています。

1.蛍光灯や水銀灯はまもなく国内での製造が禁止されます!

我々が水銀による環境汚染としてまず思い浮かぶのは高度成長期の熊本県、新潟県で確認された水俣病被害ですが、水銀による環境汚染は世界各国で拡がっており、フィリピンやインドネシア、中国、カナダなどでも日本と同様に水俣病の被害が発生しています。

そうした背景の中で国際社会においても水銀規制の重要性が高まり、2013年には国際連合による環境問題に関する条約「水銀に関する水俣条約(日本政府が命名)」が採択され、2017年には正式に発行されています。

この条約に基づいて、国内では規制値を超える水銀を使用した製品の製造・輸入が2021年1月1日より禁止されることが決定しています。

2.蛍光灯などの水銀使用製品を販売する主要メーカーの動向

2020年時点では水銀使用の規制値を下回ることで蛍光灯などの製造は可能ですが、LED照明によって代替が可能な照明分野に関しては、完全な使用規制が実施されるのも時間の問題と見られており、国内の主要な照明メーカー各社は既に水銀使用照明の製造を続々と終了、蛍光灯照明や水銀灯については在庫の販売のみを継続しています.

Panasonic 2019年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
発表 https://www2.panasonic.biz/ls/lighting/conventional/fluorescent/
三菱電機 2019年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
発表 https://www.mitsubishielectric.co.jp/group/mlf/news/171204_01.html
岩崎電気 2018年9月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
発表 https://www.iwasaki.co.jp/NEWS/info/revision/2018/04discontinue_1.html
東芝 2017年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
発表 https://www.tlt.co.jp/tlt/information/seihin/finished/20160613/20160613.htm

3.LED照明に交換しない人が感じているLEDのデメリットは?

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