【平成30年度】メンタルヘルス対策に使える助成金は?心の健康づくり計画助成金について調べてみた

厳しい経済情勢の中、職業生活等において強い不安、ストレス等を感じる労働者は約6割に上っているというデータもあるようです。
メンタルヘルス上の理由で連続1カ月以上休業し、または、退職した労働者がいる事業場は7.6%。
業務に密接な関係があると判断されたメンタルヘルス不調者は労災の補償対象となり、事業者が民事上の損害賠償責任を問われる例も出ているようです。

そのため、職場のメンタルヘルス不調は企業経営のリスク要因として見逃せない問題といえますね。

そこで今回は、メンタルヘルス対策に使える助成金、「心の健康づくり計画助成金」について調べてみたいと思います。

1.心の健康づくり計画助成金とは

労働者健康安全機構が運営している助成金で、心の健康づくり計画を作成し、計画に基づきメンタルヘルス対策を実施した事業者に対して、1事業者あたり一律10万円が支給される制度です。

1.助成金を受けるための要件

下記、6つの要件を全て満たしていることが条件です。

①労働保険の適用事業場であること。
②登記上の本店又は本社機能を有する事業場であること。(個人事業主については、開業届(写)提出)
③訪問したメンタルヘルス対策促進員から助言・支援を受け、平成29年度以降、新たに「心の健康づくり計画」を作成していること。
④作成した「心の健康づくり計画」を労働者に周知していること。
⑤「心の健康づくり計画」に基づき具体的なメンタルヘルス対策を実施していること。
⑥メンタルヘルス対策促進員から、「心の健康づくり計画」に基づき具体的なメンタルヘルス対策が実施されたことの確認を受けていること。

2.助成対象

事業主がメンタルヘルス対策促進員による助言・支援(事業場訪問3回まで)に基づき、心の健康づくり計画を作成し、計画を踏まえメンタルヘルス対策を実施した場合に助成

3.助成額

一企業につき一律10万円を将来にわたって1回に限り支給

4.申請期限

平成30年4月24日から平成31年6月30日まで(消印有効)
※申請期間中でも助成金支給申請の受付を終了する場合あり

5.流れ

①心の健康づくり計画の作成
 ・事業者がメンタルヘルス対策促進員の助言・支援を受け、「心の健康づくり計画」を作成
②心の健康づくり計画の周知
 ・従業員への心の健康づくり計画を周知
③心の健康づくり計画の実施
 ・心の健康づくり計画に基づきメンタルヘルス対策を実施
④メンタルヘルス対策促進員による確認
 ・メンタルヘルス対策促進員による「心の健康づくり計画」に基づき具体的なメンタルヘルス対策が実施されているかの確認
⑤心の健康づくり計画助成金の支給申請
 ・必要な書類を揃え、助成金の支給申請

参考:心の健康づくり計画助成金

2.まとめ

メンタルヘルス対策に使える助成金、「心の健康づくり計画助成金」について調べてみました。

労働者健康安全機構が運営している助成金で、心の健康づくり計画を作成し、計画に基づきメンタルヘルス対策を実施した事業者に対して、1事業者あたり一律10万円が支給されます。

働く人口の減少や昨今の過労死問題などもありますが、経営の観点からも、従業員の体調不良を未然に防いだり、従業員がいきいきと働ける職場作りをすることはとても素晴らしいことですよね。
額はそこまで大きくはないかもしれませんが、それに対して支援もしてもらえます。

是非一度この機会に、心の健康づくり計画を策定検討してみてはいかがでしょうか。

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