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【平成31年3月29日まで!】東京都のタクシー事業者なら必見!多言語対応に使える「多言語対応端末等導入補助金」について調べてみた

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「Taxi! Is Tokyo I would like to go to famous museums there is no good place somewhere?」
「Taxi! J'aimerais aller dans un musée célèbre à Tokyo, mais y a-t-il un bon endroit où aller?」
「出租车!我想去东京着名的博物馆,但有什么好去处吗?」

???

「・・・何と言っているのだろう・・・。」「どこにお連れすれば良いのだろう・・・?」。
外国人旅行客の言葉に、戸惑いを感じたタクシー運転手の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、公益財団法人東京観光財団(TCVB)にて行っている「多言語対応端末等導入補助金」について調べてみました。

最新の自動翻訳機事情についても触れているので、是非合わせてチェックしてみてくださいね。

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この記事の目次

1.タクシー事業者向け多言語対応端末等導入補助金


都内タクシー事業者を対象に、多言語対応及び決済に活用できるタブレット端末等の導入を支援する新たな補助事業です。

1.補助対象者

都内で事業を営むタクシー事業者
(道路運送法第3 条第1 号ハに規定する一般乗用旅客自動車運送事業者)

2.補助対象経費

① 多言語及び決済機能を有するタブレット端末等の新規導入に係る経費
② 上記①のタブレット端末等を車両に設置するために必要な器具購入費及び工賃

3.補助要件等

1.補助対象タブレット端末等

以下を満たすもの。

①タクシードライバーと利用者が、多言語により行き先や運賃の支払方法等に係るコミュニケーションを図ることができる機能を有するもの
②日本語と、英語・中国語・韓国語を含む3言語以上の翻訳が可能であるもの
③音声又はテキスト表示により、コミュニケーションが可能であるもの
④運賃の支払について、スマートフォン対応の決済機能、IC対応クレジットカード対応の決済機能、交通系ICカード対応の決済機能のいずれかの機能を有するもの
⑤下記の補助対象車両に設置されていること

2.補助対象車両

補助対象者が使用し、都内に使用の本拠の位置があり、補助対象タブレット端末等を設置するタクシー車両(ハイヤーを除く)で、以下のいずれかの要件を満たすもの。

① 標準仕様ユニバーサルデザインタクシー車両
② 東京観光タクシー認定ドライバーが主として乗車する車両
③ 東京都地域通訳案内士が主として乗車する車両
④ 全国通訳案内士が主として乗車する車両
⑤ ホスピタリティタクシー乗務員が主として乗車する車両

※②~⑤については、認定等されているタクシードライバーの人数に0.4 を乗じた数(小数点以下の端数切上げ)を上限車両台数とする(ただし、複数該当者は②~⑤のいずれか一つの算定基礎とする)。
※補助対象車両には、現に使用している車両のほか、発注している車両も含めることができる。


4.補助率等

補助率:補助対象経費の1/2
補助上限額:交付申請する補助対象車両台数×5万円

5.申請書提出期限

平成31年3月29日(金)まで
※郵送の場合、3/29 までの消印有効
※持参の場合〔受付時間:9 時~12 時、13 時~17 時 ※土・日・祝日・12/29~1/3 を除く〕

6.お問合せ先

(公財)東京観光財団 地域振興部 観光インフラ整備課

〒162-0801
東京都新宿区山吹町346-6 日新ビル2階
電話:03-5579-8463〔受付時間:9 時~12 時、13 時~17 時 ※土・日・祝日・12/29~1/3 を除く〕

参考:TCVB タクシー事業者向け多言語対応端末等導入補助金

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2.最新の自動翻訳機情報!

自動翻訳機とは、互いに相手の言葉を話せなくても、まるで通訳がいるように会話が出来る音声翻訳機です。
対応可能な言語は約70言語に及び、英語だけではなく、フランス語や中国語、インドネシア語からフィリピン語など、幅広い対応が可能です。

自動翻訳機の代表といえば「KAZUNA eTalk5」と「Pocketalk W」。
それぞれの特徴についてまとめてみました。

1.KAZUNA eTalk5


主に下記5つの充実した機能があるようです。

機能

①しゃべって翻訳・・・音声をいつでも翻訳することが出来ます。「オフライン」対応も可能です。
②撮って翻訳・・・写真に写る文字を翻訳することが出来ます。
③チャット翻訳・・・チャット機能もついています。
④Wi-Fiテザリング・・・Wi-Fi端末としても利用が可能です。
⑤多様な周波数に対応・・・LTE(4G)に対応しています。

大きな画面で操作も簡単なので、バタつく乗降のタイミングでも落ち着いた使用が可能そうです!
Wi-Fiテザリング機能もついているので、Wi-Fiスポットとして提供も出来ます。

「しゃべって翻訳」の履歴を対訳形式でCSV出力出来ることも、トラブル時のエビデンスとなったり、インバウンド対応優秀ドライバーの発掘に繋がったりするかもしれません。

参考:KAZUNA eTalk5 公式サイト

2.Pocketalk W

対話のために設計された専用機として、販売本数No.1
シェア率も97.5%を誇るなど、知名度としては群を抜いているPocketalk

導入企業も交通機関や小売業、飲食、サービス業など多岐に渡ります。
無料のアプリに比べてはるかに的確だというお客様からのお声もいただいているようです。

但し、残念ながらまだオフラインの翻訳には対応していなかったり、撮影しての翻訳や、Wi-Fiテザリング機能はないようです。
これからの開発に期待大ですね!

訪日外国人旅行客を迎え入れる側としては、ドライバー独自の対応や旅行客マターで対応するより、こうした自動翻訳の専用機を導入し、企業として多言語対策を取ることで、生産性の向上やトラブルが少なくなるのではないでしょうか。

参考:POCKETTALK 公式サイト

3.まとめ

東京都のタクシー事業者で活用できる「多言語対応端末等導入補助金」について調べてみました。
都内で事業を営むタクシー事業者であれば、多言語及び決済機能を有するタブレット端末等の新規導入に係る経費の一部を補助してもらえる制度です。

また、多言語対応に適した自動翻訳機の最新情報をご紹介してきました。

「しゃべって翻訳」の機能だけではなく、撮影し翻訳する機能、チャット機能からWi-Fiテザリング機能まで、とても充実した機能があることが分かりましたね。

是非この機会に、補助金を活用した多言語対策を検討されてみてはいかがでしょうか。

多言語対策の補助金情報について、下記の記事も合わせてご確認ください!

【2019年度】これで、外国人の来店も怖くない!翻訳機導入でもらえる補助金とは?

【平成31年度】インバウンド対策に使える補助金は?国交省の政府案閣議決定の内容から調べてみた

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https://hojyokin-portal.jp/inquiry/

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