PCBを使用製品に処分期限があるのはご存じですか?PCBの早期処分で受けられる優遇制度を紹介

古い工場やビルをお持ちの方、PCB製品まだ何処かにある可能性はありませんか?

PCBというのは絶縁性が非常に高い難解性の物質(液体)で、1960年代にトランス(変圧器)コンデンサ(蓄電気)の絶縁油、蛍光灯やテレビなどの電気機器の素材として広くされ、後に有害性が認められたため国内での製造、使用が禁止された化学物質のことです。

製造禁止から50年近く経っているので、一般家庭等でPCB使用製品が見つかることはほとんどありませんが、古い工場やビルの改修工事などを行う際に、普段あまり使用しない倉庫や通路などでPCBを使用した照明器具が発見されることは近年でもあります。

PCBは政府により廃棄処分に期限が設けられている為、期間内に処分を行わない場合厳しい行政処分の対象となる場合があります。

しかし、このPCBは有害なダイオキシンの一種として「特別管理産業廃棄物」に指定されている為、所有者が自分でPCB使用製品を取り外すことはもちろん、電気工事業者であっても、特別な許可がない限り解体作業や移動・運搬を行うことは出来ません。

そこで、今回はPCBを見つけた場合にはどうすればいいのか?をテーマに、PCB廃棄物の早期処理を目的とする制度「PCB処理に係る支援制度(中小企業者の軽減制度)」とPCB使用照明をLED照明に交換する場合に活用できる補助金制度「PCB使用照明器具のLED化によるCO2削減推進事業」についても調べてみました。

行方がわからないPCB使用製品があります!

PCB使用製品は使用状況や管理状況についての届け出が政府によって義務化されていますが、実際には行方が分からないPCB使用製品も多く大きな問題となっています。

本来であればPCBの製造禁止と同時にPCB製品の回収が始まればよかったのですが、国内でPCBを無害化出来る施設が出来たのは製造禁止から30年も後のことで、それまでの間はPCB製品は故障するまで使用するか、使えないものは所有者が保管するかしかありませんでした。

もともと製品寿命の長い変圧器やコンデンサーは現在でも問題なく稼働しているケースがあり、照明の安定器については、普段あまり点灯しない倉庫や工場、普段人が通らない非常用の通路などでは現役で使用されている場合も多くなっています。

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