学校等で行う障害者の能力開発で活用できる助成金!人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)とは

2019年4月9日の厚生労働省の発表によると、2018年度の障害者雇用の状況について民間企業(45.5人以上規模の企業:法定雇用率2.2%)に雇用されている障害者の数は53万4,769.5人となり、過去最高を更新しました。前年と比べて7.9%(3万8974.5人)増加し、15年連続で過去最高となり障害者雇用は着実に進展していることがうかがえます。


出典:厚生労働省 平成30年 障害者雇用状況の集計結果

障害者雇用に関する助成金には以下のタイプがあります。

雇い入れ時に活用できるもの

・トライアル雇用助成金(障害者トライアルコース、障害者短時間トライアルコース)
・特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース、障害者初回雇用コース、発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)

雇い入れ後に活用できるもの

・障害者雇用安定助成金(障害者職場定着支援コース、障害者職場適応援助コース)
・障害者雇用納付金関係助成金(障害者作業施設設置等助成金など)

そして、このどちらのタイプでもないのが人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)です。

人材開発支援助成金の障害者職業能力開発コースはハローワークに求職の申込みを行っている障害者に対して職業能力開発訓練事業を実施する場合に、助成を受けられるというもので、企業に雇用された障害者に対する訓練が対象ではありません。学校に入学した方などに対して教育訓練を行う場合に助成されます。各種学校を設置する学校法人や社会福祉法人、障害者の雇用の促進に関する事業を行う法人が活用できる助成金です。障害者の教育訓練で活用できる助成金を知りたい方へ、今回はこの人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)についてご紹介します。

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障害者の能力開発に使える「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)」とは

「人材開発支援助成金」は7つのコースに分かれており、障害者職業能力開発コースはそのうちの1つです。
▼人材開発支援助成金についてはこちら

障害者の職業に必要な能力を開発、向上させるため、一定の教育訓練を継続的に実施する施設の設置・運営を行う事業主または事業主団体に対してその費用を一部助成します。障害者の雇用促進や雇用の継続を図ることを目的としています。
ほかの「人材開発支援助成金」のコースは、雇用する労働者に対して専門的な知識および技能の習得をさせるための職業訓練等を実施した場合に助成するというのが主な内容ですが、前述のとおり「障害者職業能力開発コース」は対象者が雇用されている障害者ではない、というところが誤解しやすいところです。

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