補助金を活用して共用部の節電対策に取り組んでみませんか?マンションオーナーや管理組合が使える補助金(東京都編)

マンションの入居者にとってエントランスや廊下の照明環境はとても重要で、寿命が近づいて弱々しく点滅する蛍光灯や、虫が飛び交う白熱灯等が使用されていたのでは、対外的な印象も悪く入居希望の減少にもつながります。

近年は一般家庭でもLED照明が主流となっており、蛍光灯や白熱灯はもはやレトロ照明と言っても過言ではありません。

マンション経営者としては設備投資は出来るだけ避けたいところですが、蛍光灯や白熱灯からLED照明への改修では、電気代の低減や、メンテナンス頻度の減少、照明の質の向上など様々なメリットがあります。

今回の記事では、共同住宅の共用部にLED照明を導入する際に利用できる補助金について取り上げていますので、マンションのオーナーや管理組合の方は是非ご覧ください。

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1.住民からこんな不満の声はありませんか?

1.玄関前の廊下の蛍光灯に虫が集まって気持ち悪い
蛍光灯や水銀灯は放電によって発生する紫外線を光源に利用する為、太陽光の紫外線などを頼りに活動している虫たちを、夜間に集めてしまうという特徴があります。

その点、LED照明が出す高い波長(通常400nm以上)の光は虫の視覚器官では殆どとらえることが出来ない為、夜間に点灯していても虫が集まってくるようなことはありません。

虫と人の視感度の違い【岩崎電気HPより】

2.明るさが足りないので防犯上不安がある
蛍光灯は劣化が進むと徐々に光が弱くなってしまうので、定格寿命である10000時間に達する頃には本来の約60%~80%程度の明るさしか維持することが出来ません。

それに対し、LED照明は定格寿命である40000時間に達しても本来の明るさの95%以上を維持する製品も販売されており、光源寿命に達するまでの平均的な明るさを比較した場合、蛍光灯よりも約1割~3割程度も明るさが上回ります。

※以前はLED照明の光源寿命は光束(明るさ)が70%まで低下した時点までとするのが一般的でしたが、近年は技術の進歩によってLEDの光源寿命は測定不能の域(光束が70%以下になるまでに100000時間以上とも)まで延長しているため、企業によっては40000時間を光源寿命に規定し、その時点でどの程度の光束が維持できるかで性能を表現しています。

LED照明(2012年製)の光源寿命【パナソニック株式会社HPより】

警視庁が制定している「安全・安心まちづくり推進要綱」でも、共同住宅の共同部分などでは10メートル先の人の顔、行動が明確に識別でき誰であるか分かる程度の照度が犯罪の抑止には必要とされており、住民から明るさが足りないという指摘がある場合には決して見逃すことが出来ません。

広い敷地を持つ共同住宅の照明改修工事には大きな予算が必要ですが、蛍光灯や水銀灯からのLED化では消費電力を50%以上も削減することが可能で、いまなら自治体などがLED照明への改修を支援する補助金制度などを実施している可能性もあります。

そこで、今回は都内の共同住宅のオーナーや管理組合が、共用部照明のLED化を行う場合に利用できる補助金制度について調べてみました。

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