新しい技術と社会の共存について考える!トヨタ財団の特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」とは

公益財団法人トヨタ財団は、トヨタ自動車によって1974年に設立された助成財団です。生活・自然環境、社会福祉、教育文化などの領域にわたって時代のニーズに応じた課題を取り上げ、助成を行っています。

トヨタ財団の助成プログラムでは2018度より「先端技術と共創する新たな人間社会」という特定課題を設け、公募を行っています。今年の公募は10月7日から開始の予定です。また2019年度より「外国人材の受け入れと日本社会」を基本テーマとした特定課題の公募も始まりました。今回は、私たちが抱える課題に対するプロジェクトを助成するトヨタ財団の特定課題のうち、「先端技術と共創する新たな人間社会」について調べてみようと思います。

もう1つの特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」の記事はこちらからどうぞ!

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1、トヨタ財団 特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」とは

2018年度より特定課題として設けられた助成プログラムで、AIやIoT、ビッグデータ、ロボット、ブロックチェーンなど、先端的な科学技術をめぐる社会的諸課題に対応する研究プロジェクトを対象に助成しています。

2、助成プログラムの詳細

社会ではAIを始めとする新技術に対する期待が高まる一方で、個人情報の取り扱いや仕事が奪われるはないかといった懸念も広まっています。このプログラムでは基本テーマを「先端技術と共創する新たな人間社会」とし、新しい科学技術による社会変動、あるいはそのゆがみを客観的に捉えた視点に基づく研究や活動に対し助成を行います。

助成分野
助成分野は「先端的な科学技術によってもたらされる社会的諸課題にかかわる分野」とします。具体例は以下のとおりです。

①中長期視点に立ち、先端的な科学技術による社会的影響を学術的・理論的に検証する研究
②実際の利活用に関する研究で、社会生活のなかでどう活用できるのか現場を踏まえて検証するもの
③若手研究者を中心に、文理の垣根を超え国際的なネットワークづくりに寄与するもの

①はこれまでの科学技術と社会のかかわりにおいて何がどう異なるのかをマクロな視点から歴史的に検証する研究や、文系理系を超えて分野横断的に研究するものなどが想定されます。
②は実践的な研究で今まさに起きつつある喫緊の課題に対処するもの(現場での活動をふまえて検証・提言を行うもの)、③は研究者・技術者のネットワークづくりに役立つ活動などが想定されます。

3、応募要件とは

応募の要件を確認しましょう。

●プロジェクト代表は45歳まで
※若手を中心にさまざまな世代による協働プロジェクトが推奨されています。そのほか、所属・経歴等は不問です。

●文系と理系、研究者と技術者など分野・領域を架橋するプロジェクト、国際的な研究・活動に役立つプロジェクトであること
※設定した課題に対して、必要かつ適切な広がりをもつチームを形成してください。個人のみの応募は対象となりません。

●応募者の国籍は不問
※代表者および連絡責任者は日本語でコミュニケーションが取れる必要があります。また、応募書類の受付は日本語のみとなります。

●先端的な科学技術をとりまく社会的諸課題の解決に役立つ研究プロジェクトであること
※技術開発が主たる目的の研究は認められませんのでご注意ください。

●書籍、映像、シンポジウム等による成果発信
※研究計画に書籍、映像、シンポジウム等による成果発信を組み込み、助成期間内に達成することが求められます。また助成期間中は財団が主催/共催するシンポジウム等に参加する必要があります。

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