2000年代に政府の公共施設のバリアフリー化推進が本格的に始まり、2019年現在では乗降者数の多い駅などではエレベーターの普及率も90%まで向上し、国立公園や国定公園、自然公園等でも次々にバリアフリーへの適合が進められています。
こういった取り組みの中で車椅子の利用環境は年々改善が進んでおり、近年は旅行会社各社が「車椅子旅行ツアー」を開催するなど、車椅子利用者のバリアフリー旅行などがちょっとしたブームにもなっています。
しかし、そこで問題となっているのがバリアフリー対応の宿泊施設の不足です。
国内では2006年に施行されたバリアフリー新法によって公共施設などを中心にバリアフリー化が進められているものの、民間の古い宿泊施設などではコストの問題もあり中々対応が進んでいないというのが現状です。
来年度オリンピック・パラリンピックの開催が決定している東京都では、宿泊施設等のバリアフリー化を推進するため、ホテルや旅館のバリアフリー化を支援する「バリアフリー化支援補助金」を実施しています。
今回の記事で取り上げるのは、東京都の「バリアフリー化支援補助金」です。
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