厚生労働省が中小企業等を支援する「業務改善助成金」を拡充しました!

厚生労働省の「業務改善助成金」は設備投資などに活用できる、現在申請可能な助成金です。令和2年1月6日より、新規追加コースの受付が開始されました。はっきりとした期日は発表されていませんが、この新規コースは申請期限の延長が予定されています。(2月5日 追記:25円コース、60円コース、90円コースは、令和2年3月31日まで申請受付延長となりました!

「業務改善助成金ってどんな助成金だったかな?」「新しいコースができてどのように使いやすくなったのかな?」と疑問をお持ちの方へ、「業務改善助成金」の新規追加コースと助成金の内容についてご紹介します!

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最低賃金引き上げ支援「業務改善助成金」とは

中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。生産性向上のための設備投資やサービスの利用などを行って事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合に、その設備投資などにかかった費用の一部が助成されます。
この助成金は、賃金引上げに際しての負担を軽減することにより、最低賃金の引上げに向けた環境整備を図ることを目的としています。

現行のコースは以下の2コースです。

【30円コース(800円未満)】
対象事業場:事業場内最低賃金が800円未満かつ事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内および事業場規模30人以下の事業場
【30円コース】
対象事業場:事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内および事業場規模30人以下の事業場

出典:現行 平成31年度業務改善助成金のご案内

「30円(800円未満)コース」は、助成率4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)、「30円コース」は助成率3/4(生産性要件を満たした場合は4/5)で、どちらのコースも賃金を引き上げる労働者数に応じて、50万円~100万円が助成されるというものです。(※令和2年1月31日申請締め切り)

今回発表された拡充範囲とは

1.新規コースの創設

令和2年1月6日より、新規に追加されるコース(25円コース、60円コース、90円コース)の受付を開始しました。これにより幅広い引上げ額に対応することが可能になります。
助成額の上限は30円コースは50万円~100万円でしたが、新しいコースの上限額を簡単にまとめると以下のようになります。引き上げを行う労働者数(1~7人以上)に応じて、上限額が決まります。
【25円コース】25万円~80万円
【60円コース】60万円~230万円
【90円コース】90万円~450万円
(助成率はいずれも4/5 ※生産性要件を満たした場合は9/10)

なお、この新規追加コースの交付決定は、令和元年度補正予算成立が条件となっています。

2.現行コースの対象事業場規模の拡大

現行のコース(30円コース)の事業場規模が、これまでの30人以下から100人以下に拡大されました。これで新規追加コース含めて、すべてのコースの対象事業場は「100人以下」規模の事業場ということになります。

「業務改善助成金」新規追加コースの対象者

新規追加コースについて、対象事業場などの要件を確認しましょう。

【対象となる事業場】
事業場内最低賃金が850円未満かつ事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内および事業場規模100人以下の事業場
※過年度に業務改善助成金を受給したことのある事業場であっても、助成対象になります。

【要件】
(1)賃金引上げ計画を策定すること
事業場内最低賃金を一定額以上引き上げる(就業規則等に規定)
(2)引上げ後の賃金額を支払うこと
(3)生産性向上に資する機器・設備などを導入することにより業務改善を行い、その費用を支払うこと
※ただし、以下の経費は除きます。
ア.単なる経費削減のための経費
イ. 職場環境を改善するための経費
ウ.通常の事業活動に伴う経費
(4)解雇、賃金引下げ等の不交付事由がないこと など

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