政府は3月31日に、異次元の少子化対策のたたき台を発表します。
そこには、児童手当の拡充や時間単位で利用できる保育所利用制度の創設、多子世帯の住宅ローン金利優遇措置などの支援策が盛り込まれる見込みです。
以下、たたき台の案のポイントをまとめました。
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児童手当 対象拡大と所得制限の撤廃
児童手当の拡充が盛り込まれる見通しです。
・現行では中学卒業までとなっている支給対象年齢を、高校卒業まで延長
・所得制限を撤廃
・多子世帯への支給額の見直し
保育所 利用要件の緩和
保育所の利用要件を緩和して、親が就労していなくても子どもを預けられる制度の創設を検討します。
子育て世帯の住まいへの支援
子育て世帯の住宅への支援として、公営住宅における優先入居措置や、住宅ローン金利の引き下げなどを進めるとしています。
このほか、出産費用の保険適用などの話も出ており、31日の会合でまとめられるたたき台の内容に注目が集まっています。
異次元の少子化対策 スケジュール
政府は今回のたたき台をもとにして、今後、より詳細な内容や財源などを6月までに具体化していく見込みです。