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【平成30年度版】トイレのリフォームで補助金や助成金を活用する方法まとめ

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「トイレを見れば、その会社や店の良し悪しがわかる」
みなさんも一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。

トイレは不特定多数の方が使用する場所です。
次に入る人への心遣いを忘れてしまうと、どんどん汚れて使いにくくなってしまいますよね。
そのためトイレを綺麗に使用している会社は、業務もきちんとこなしているというイメージを持たれるケースも多いです。

今回は、トイレのリフォームで補助金や助成金を活用する方法をまとめてみました。
意外な切り口?の補助金もご紹介しているため、是非ご確認ください!

この記事の目次

1.はじめに

補助金の財源は、法人税や住民税などの税金です。
そのため、補助金を活用したトイレの整備・リフォーム等の場合は、活用するための目的が重要になります。

<例>
①耐震や防災的目的のため
②省エネや環境対策のため
③バリアフリー化のため
④生産性向上のため
⑤女性の活躍のため

補助金は、国や市区町村、自治体など様々な種類があり、条件も様々です。
そのため、補助金を活用する際に、トイレのリフォームもその条件に含んで良いか、補助金の主旨に合っているかどうかを確認することがとても大切です。

今回は大枠部分のみのご紹介となってしまいますが、幾つかピックアップし見ていきたいと思います。
※詳細はまた別の記事でご紹介出来るようにしていきますね。

2.耐震対策緊急促進事業

災害に強い国土・地域の構築に向け、特に多数の者が利用する大規模建築物、災害時の機能確保が必要な避難路沿道建築物等、超高層建築物等の耐震化を推進するために設けられた事業です。

耐震対策緊急促進事業には、
①地方公共団体に補助制度が整備されておらず、国が単独で直接的に補助をする場合
②地方公共団体に補助制度が整備されており、地方公共団体と国が併せて補助する場合
があります。

一般社団法人日本建築防災協会が運営するサイトで、各都道府県ごとの住宅·建築物の耐震化に関する支援制度が確認できるサイトがあります。


参考:一般社団法人日本建築防災協会 耐震支援ポータルサイト

但し、メインの目的は”耐震化”にあるため、トイレのリフォームが耐震化の一つに入る場合などが補助対象になる旨はご注意ください。
※各要件等も異なりますので、各問い合わせ窓口に確認をするようにしてください。

3.住宅ストック維持・向上促進事業

中古住宅・リフォーム市場の健全な発展に向け、住宅市場において良質な住宅ストックが適正に評価され、消費者の住生活に関するニーズに的確に対応できる環境の整備に取り組む事業者等を支援する制度です。

例えば、住宅のエコリフォームでの省エネ住宅設備への取替えや、窓、ドア、外壁、屋根・天井、床などの断熱工事などを行い、トイレなどもそれに併せて設置する場合に補助金がうけられる制度の様です。(要件要確認)

良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業は、平成30年9月14日(金)まで、
良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業(安心R住宅版)は、平成30年12月28日(金)までとなっています。

参考:一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会

※安心R住宅とは
耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が標章を付与するしくみです。
参考:安心R住宅
参考:国土交通省 住宅ストック維持・向上促進事業

4.宿泊施設バリアフリー化支援補助金

都内の民間宿泊事業者等で、バリアフリー化を推進するための、施設整備や備品購入及びコンサルティングに要する経費を助成する制度です。

募集期間は平成30年4月19日(木曜日)から平成31年2月14日(木曜日)までで、改修規模にもよりますが最大4,200万円まで補助を受けることができます。

参考:公益財団法人 東京観光財団 宿泊施設バリアフリー化支援補助金

5.小規模事業者持続化補助金

常時雇用する人数が5人以下(業種によっては20人以下)の小規模事業者が、生産性向上を目的とし行う取組に対し、最大50万円まで支援を受けることができる制度です。
対象経費の幅が比較的広いことが特徴で、チラシの作成やポスティング費用、展示会の出展費用やPOSレジ購入費用、テラス席やトイレの改修費用なども対象になります。

今年度は、予算の関係上平成30年5月18日の締め切りで公募終了となってしまいましたが、毎年続いている支援制度でもあるため、来年度の予算に期待したいですね。

参考:小規模事業者持続化補助金

6.テレワーク活用・働く女性応援助成金

テレワーク活用・働く女性応援助成金とは、女性の採用・職域拡大を目的とした職場環境の整備や、働き方改革の推進に向けたテレワーク環境の整備の取組を支援する助成金制度です。
女性用トイレ・更衣室等の整備などにも活用することが出来、最大500万円まで助成を受けることが出来ます。


受付期間も平成31年3月29日(金)までとなっており、女性の活躍を後押ししたいと考えている企業様は、是非こちらの制度も活用してみてはいかがでしょうか。

参考:東京都TOKYOはたらくネット

7.さいごに

トイレのリフォームで補助金や助成金を活用する方法についてまとめてみました。

補助金には各種目的があり、トイレの改修自体が比較的メインの目的になっているものもあれば、トイレの改修も条件によっては含まれる、といったものまで様々あることが分かりました。

耐震や防災、省エネ、バリアフリー化はもちろん、生産性向上も女性の活躍も、とても重要な課題となっています。

切り口が異なる分、多少分かりづらいところもある補助金・助成金制度ですが、設備投資を行う際に導入の目的や汎用性を少し広げて考えてみることで、色んな補助金が活用出来るようになるかもしれません。

但し、補助金・助成金は主に公的資金を財源として運営されているものです。
不正はもちろんNGですが、しっかりと制度の主旨を理解し、上手く活用していけると良いかと思います。

今回は大枠でのまとめとなりましたが、詳細に関しても今度ご紹介していきたいと思います。
是非、様々な問題解決に役立つサイトとして、この補助金ポータルも定期的にチェックしてみてくださいね。

その他不明点などあればお気軽にご連絡ください。
https://hojyokin-portal.jp/inquiry/

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