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東京都が2026年夏も水道基本料金を無償化!800万世帯が対象【基本料金を4か月間無償化に】

公開日:2025/5/20 更新日:2026/5/18
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令和8年(2026年)夏に向けて、東京都が「水道基本料金の無償化」を再び実施することを発表しました。小池百合子知事が5月15日の定例記者会見で正式に表明したもので、都内約800万世帯(約827万件)が対象となります。

物価高が長引くなか、生活インフラに直接働きかける家計支援策として、2025年に続き2年連続の実施です。

本記事では、水道基本料金無償化の概要をはじめ、その背景や狙い、今後の動向について整理します。

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この記事の目次

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なぜ水道?熱中症対策との意外な関係

東京都が2年連続で水道基本料金の無償化に踏み切る背景には、年々深刻化する熱中症被害があります。東京消防庁の集計によると、令和7年(2025年)6月から9月までの4か月間に、都内では9,203人が熱中症(疑い含む)で救急搬送されました。これは、過去最多だった令和6年(7,996人)を1,200人以上も上回る数字で、2年連続で記録を更新する結果となっています。

画像元:東京消防庁 熱中症に注意

2025年の夏は、気象庁の統計開始(1898年)以来、夏(6〜8月)の平均気温が過去最高を記録するなど、観測史上もっとも厳しい暑さに見舞われました。

その中で見過ごせないのが、屋内での熱中症の多さです。東京都23区における2025年6月〜10月の屋内熱中症死亡者のうち、約85%が「エアコン未使用または未設置」だったと報告されており、節電意識や電気代への心理的負担が、生命に関わる選択にまで影響している実態が浮かび上がっています。

こうした事情を踏まえ、東京都は「エアコンの使用をためらわなくて済む環境づくり」を施策の柱に据えました。今回の無償化も、電気代を直接補助するのではなく、毎月の固定費である水道基本料金を軽減する形をとっています。光熱水費全体に余裕を生み、エアコン使用を後押しする狙いです。

小池知事も5月15日の記者会見で「熱中症の多くは室内で起こる。夏にためらうことなくエアコンを使用してもらうのが大事だ」と述べ、施策の意義を強調しました。

参考:日本経済新聞

水道基本料金無償化の概要(2026年版)

東京都水道局の公式ページによると対象となるのは、主に家庭で使用されている小口径(13mm・20mm・25mm)の水道契約者で、申請は不要です。無償の対象は「水道料金の基本料金」に限られ、使用量に応じた従量料金は引き続き自己負担となります。

対象となる基本料金の4か月分は、以下の通りです。

口径 4か月分の
無償化額(税込)
内訳
13mm 3,784円 860円×4か月
20mm 5,148円 1,170円×4か月
25mm 6,424円 1,460円×4か月

都内の世帯の約8割が口径20mmの契約とされており、多くの家庭で4か月合計5,000円程度の負担軽減になります。

無償の適用期間は、2026年6月1日検針分から始まり、夏場の4か月分が対象となります。具体的には、検針スケジュールに応じて以下のいずれかの請求月に反映されます。

・偶数月検針の世帯:5〜6月分と7〜8月分
・奇数月検針の世帯:6〜7月分と8〜9月分

水道局の管轄外である多摩地域の3市1村および島しょ部についても、都の一般会計からの負担により、同様の措置が実施される見込みです。

なお、対象となる給水契約の口径(13mmなど)は、検針票や東京都水道局アプリで確認できます。詳細は、東京都水道局の特設ページをご参照ください。

詳しくはこちら:東京都水道局 公式ページ

電気・ガスに続く、新たな「公共料金支援」

これまでにも電気・ガスについて、国がエネルギー価格高騰対策として使用量に応じた割引を断続的に実施してきましたが、2025年に東京都が「水道」という別の生活インフラに支援対象を広げたことで、さらなる家計支援の後押しとなります。

2026年も2年連続で同様の措置が講じられることで、「夏場の固定費を行政が肩代わりする」というスタイルが、一定の支援パターンとして定着しつつあるとも言えます。

東京都の水道基本料金の無償化に関するよくある質問

基本料金無償化の対象期間はいつからいつまで?

無償化の対象期間は、令和8年度(2026年)の夏場4か月分です。検針のタイミングによって、次のいずれかの期間が対象となります。
・偶数月検針の場合:5〜6月分と7〜8月分
・奇数月検針の場合:6〜7月分と8〜9月分

水道料金は2か月ごとに請求されるため、無償となる月は検針月によって異なります。
・偶数月検針の場合:6月検針分から無償化が開始
・奇数月検針の場合:7月検針分から無償化が開始

なお、6月1日以降の検針分が対象です。

基本料金無償化の対象となる口径は?

基本料金無償化の対象となるのは、小口径(13mm・20mm・25mm)の水道料金の基本料金です。

自分の家の口径を確認する方法は?

ご家庭に届く検針票や、東京都水道局アプリで確認できます。6月1日時点で都水道局と小口径(13、20、25mm)の給水契約をしている方が対象となります。

無償にするために手続きは必要?

6月1日時点で都水道局と小口径(13、20、25mm)の給水契約をしている方は、自動的に対象となるため、手続きは不要です。

使用した水量がすべて無償なの?

いいえ。今回の無償臨時特別措置は、水道の基本料金を無償とするもので、2か月で10㎥までが無償となります。2か月で10㎥を超えた場合は、使用水量に応じた料金を請求します。

都内に住んでいれば対象になる?

6月1日時点で都水道局と小口径(13、20、25mm)の給水契約をしている方が対象となります。都水道局の給水区域外の市町村(13市町村:武蔵野市・昭島市・羽村市・檜原村・島しょ地域)と給水契約している方は、お住いの市町村にお問合せください。


参考:東京都水道局 水道料金の基本料金を無償とします

まとめ

東京都が実施する水道基本料金の無償化は、物価高と猛暑が重なる夏に向けた、都民の生活を守るための緊急支援策です。2025年に続き2年連続の実施となり、2026年6月1日検針分から4か月間、都内の小口径契約世帯約800万世帯を対象に基本料金が無償化されます。

2年連続となる今回の措置は、対象世帯であれば申請不要で自動的に適用されます。物価高と猛暑が重なる今夏、エアコンの使用をためらわずに、しっかりと暑さ対策を進めていきましょう。

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