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東京都、夏の水道料金一部無償化!800万世帯が対象【基本料金を4か月間無償化に】

公開日:2025/5/20 更新日:2025/12/9
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令和7年(2025年)夏へ向けて、東京都が打ち出したのは「水道基本料金の無償化」という新たな家計支援策です。急激な物価上昇が続く中、生活インフラに直接働きかけるかたちで、約800万世帯を対象に実施されます。

本記事では、水道基本料金無償化の概要をはじめ、その背景や狙い、今後の動向について整理します。

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この記事の目次

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なぜ水道?熱中症対策との意外な関係

東京都がこの夏、水道基本料金を無償化する方針を打ち出した背景には、熱中症による搬送や死亡事例の急増という深刻な状況があります。東京消防庁によると、都内では令和6年(2024年)の6月から9月の間に7,993人が熱中症(疑い含む)で救急搬送されました。この数は、過去最多だった平成30年(7,960人)を上回り、前年の令和5年と比べても881人増加しています。

出典:東京消防庁 熱中症に注意

こうした背景を受け、東京都は暑い時期のエアコン使用を促すことで熱中症の予防につなげたいと考えています。読売新聞オンラインの報道(2025年5月20日配信)によれば、令和6年夏の熱中症による都内の死者340人のうち、半数以上は室内にエアコンがあったにもかかわらず使用していなかったとされています。

今回の無償化は、家計支援と熱中症予防の両面をねらいとした措置です。直接的な光熱費の補助ではなく、水道基本料金を減免することで、毎月かかる基本的な生活費の負担を減らし、冷房使用をためらわない環境づくりをすすめる狙いがあるとみられます。

水道基本料金無償化の概要

今回の無償化は、夏場の4か月間にわたって実施されます。対象となるのは、東京都水道局が給水を行うすべての一般家庭です。また、同局の管轄外である多摩地域の3市1村および島しょ部についても、都の負担により同様の措置が講じられる見込みです。

2025年6月6日に東京都水道局が正式に発表した内容によれば、この無償化措置は以下の通り実施されます。

対象となるのは、主に家庭で使用されている小口径(13mm、20mm、25mm)の水道契約者で、申請は不要です。無償の対象は「水道料金の基本料金」に限られ、使用量に応じた従量料金は引き続き自己負担となります。対象となる基本料金の4か月分は、以下の通りです。

  • 13mm口径:3,784円(860円×4か月)
  • 20mm口径:5,148円(1,170円×4か月)
  • 25mm口径:6,424円(1,460円×4か月)

無償の適用期間は、2025年7月1日検針分から始まり、夏季4か月分が対象となります。具体的には、6〜10月のうち、検針スケジュールに応じて、いずれかの連続する4か月分の請求に反映されます。

なお、対象となる給水契約の口径(13mmなど)は、検針票や東京都水道局の公式アプリで確認できます。

詳細は、東京都水道局の特設ページをご参照ください。

公式ページを確認する

電気・ガスに続く、新たな「公共料金支援」

水道基本料金の無償化は、公共料金を通じた家計支援策の新たな局面を示しています。これまで国や自治体では、エネルギー価格高騰に対応するかたちで、使用量に応じた補助が行われてきました。

たとえば、国が実施した「電気・ガス料金負担軽減支援事業」では、令和7年(2025年)3月使用分まで、家庭や企業の電気・ガス料金の一部を自動的に割引する措置がとられました。さらに、石破総理は4月22日の記者会見で、夏に向けて、再び7月〜9月の3か月間に限定した電気・ガス料金支援を行う方針を示しています。
参考:首相官邸 米国の関税措置を受けた対応についての会見

こうした施策に共通するのは、「生活インフラにかかる固定的なコストを抑え、物価高による家計負担を緩和する」という考え方です。これまでは主に電気やガスなどのエネルギー料金が対象でしたが、今回の東京都の水道基本料金無償化は、それ以外の公共料金にも支援の視点が向けられる契機となりそうです。


よくある質問


基本料金無償化の対象期間はいつですか?

基本料金無償化の対象期間は、令和7年度の夏場4か月分です。検針のタイミングによって、次のいずれかの期間が対象となります。

  • 6〜7月分と8〜9月分
  • または7〜8月分と9〜10月分


水道料金は2か月ごとに請求されるため、無償となる月は検針月によって異なります。

  • 奇数月検針の場合:7月検針分から無償化が開始
  • 偶数月検針の場合:8月検針分から無償化が開始


なお、7月1日以降の検針分が対象となります。



基本料金無償化の対象となる口径は何ですか?

基本料金無償化の対象となるのは、小口径(13mm・20mm・25mm)の水道料金の基本料金です。

  • 主に一般家庭で使われている口径が対象です。
  • 7月1日時点で小口径(13・20・25ミリ)の給水契約があれば、申込み不要で自動的に無償化の対象となります。
  • ご自宅の口径は、検針票などに記載されている「呼び径」の数字で確認できます。


基本料金無償化の目的は何ですか?

基本料金無償化の目的は、都民の命と健康と暮らしを守ることです。

  • 物価高騰の影響が続くなか、今夏に予想される猛暑でも光熱水費の負担を軽くし、エアコン等の使用を控えなくて済むようにすることで、熱中症の予防につなげる臨時の特別措置です。
  • 小口径の利用者を対象に、4か月分の基本料金が無償化されます。
  • この措置に必要な費用は都の予算から補填されており、水道管路の維持管理計画や水道局の財政収支に影響が出ないよう配慮されています。



まとめ

東京都が実施する水道基本料金の無償化は、物価高と猛暑が重なる夏に向けた、都民の生活を守るための緊急支援策です。2025年7月1日検針分から4か月間、都内の小口径契約世帯を対象に基本料金が無償化されます。

給水管の口径は、検針票や東京都水道局のアプリで確認できます。詳しくは、水道局の特設ページをご覧ください。

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