補助金ポータル編集部が、先週の補助金・助成金情報のまとめをお届けします!
Topics
- 環境問題に配慮した旅行や観光事業に対して支給する「環境配慮型旅行推進事業助成金」
- あらゆる層の賃上げを推進する「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージとは?
- インバウンド対策として宿泊施設のデジタル化を支援する補助金の第2公募開始
環境配慮型旅行推進事業助成金
2030年に達成期限が設定されたSDGsでは、悪化する地球環境をはじめとする多くの社会的な問題が取り上げられました。持続可能な社会の実現のために、環境に配慮した事業展開が求められるようになってきています。
それは観光業においても例外ではなく、サステナブルなコンテンツへの社会的需要が高まっています。
環境配慮型旅行推進事業助成金は、東京都の多摩・島しょ地域を対象に、持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)の推進を図るもので、費用の助成やアドバイザーによる支援、広報支援が受けられます。助成額は上限1,500万円(助成率1/2)です。
環境配慮型旅行推進事業助成金の詳細はこちらからどうぞ。
「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージ
10月28日に決定した総合経済対策に関連して、政府は雇用・労働総合政策パッケージを策定しました。これはあらゆる層の賃上げを推進する「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージとなっています。
今後、個人の自律的なキャリア選択やライフステージに応じた多様な働き方へのニーズはますます高まるものと考えられており、そうした働き方を行いながらも、労働市場での様々な機会を活用しながら、賃金が上昇していく仕組み作りが求められています。
コロナ禍での「雇用と暮らしの安定」のための支援から、「賃金上昇」とそれを支える「多様な働き方」を実現するための支援へ。これが今後の雇用政策についての基本的な考え方です。
パッケージの詳細については、リンク先の記事でご確認ください。
宿泊施設のデジタル技術を活用したサービス提供体制の強化事業(PMS導入補助金)
ネットを使って施設の情報を得たり、宿泊の予約をしたりすることは、すでに一般的になりました。専用の機械を使い、宿泊客が自分でチェックインの手続きをする宿泊施設も増えています。
PMS(宿泊管理システム)導入補助金では、宿泊施設管理システムの導入・更新等を最大300万円補助します。
宿泊業などのサービス業では人員不足も問題になっています。人手不足解消への期待も大きいDXの活用は、宿泊業界の業績回復の鍵となるはずです。まだ関心の低い企業も多かった宿泊業のDX化は、いま、まさに急務となっておりますのでぜひチェックしてみてください。
先週の補助金・助成金情報で気になるものはありましたか?各種情報のお見逃しがないよう、引き続き補助金ポータルのご利用をよろしくお願いいたします。
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