大学院の修士課程に進みたい。けれど、学部時代の奨学金の返済を抱えたうえに、さらに2年分の学費と生活費が重くのしかかる。そんな不安から、進学そのものをためらっている方も多いのではないでしょうか。文部科学省「令和7年度学校基本調査」によると、2025年3月に大学(学部)を卒業した584,304人のうち、大学院等へ進学したのは74,329人。進学率は12.7%にとどまっています。
こうした中で注目されているのが、キーエンス財団が2026年6月に新設した大学院(修士課程)対象の給付型奨学金です。給付額は月額12万円、2年間で総額288万円。返済は不要で、文系・理系の区別も、所得による制限もありません。
そして2027年度(2027年4月入学者対象)の募集は、2026年10月1日(木)に一次選考のWeb登録が始まり、締切は11月13日(金)午前10時です。
この記事では、キーエンス財団「大学院(修士課程)対象 給付型奨学金」の対象条件、GPAや年収の基準、倍率、他の奨学金との併用ルール、応募方法、選考スケジュールまでを、2027年度募集要項にもとづいてわかりやすく解説します。
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この記事の目次
キーエンス財団の大学院(修士課程)奨学金とは?月12万円・総額288万円の返済不要制度
キーエンス財団の大学院(修士課程)対象 給付型奨学金は、2027年4月に修士課程へ入学する学生に月額12万円(年額144万円)を2年間、返済不要で給付する制度です。2年間の総額は288万円になります。
財団は2026年6月8日にこの制度の新設を発表し、同日から応募に必要なIDナンバーの取得受付を始めました。発表では「文系・理系問わず」「所得による制限なし」で応募できる点が打ち出されています。
2027年度募集の概要
- 給付月額:12万円(年額144万円)
- 給付対象期間:2027年4月~2029年3月(最短修業年限の2年間)
- 総給付額:288万円(返済不要)
- 募集人数:100名程度
- 一次選考Web登録:2026年10月1日(木)~11月13日(金)午前10時
- 応募方法:本人が財団HPから直接応募(大学経由の推薦は不要)
キーエンス財団の奨学金の振込日はいつ?
奨学金は毎月25日までに、当月分が本人名義の口座へ振り込まれます。ただし初回だけは例外で、2027年4月~6月の3か月分(36万円)が2027年6月25日までにまとめて給付される予定です。
つまり、入学直後の4月・5月は奨学金がまだ入金されません。入学金や前期授業料の納付、引っ越し費用などは、6月下旬までは自分で用意しておく必要があります。給付日が金融機関の休業日にあたる場合は、その前営業日に振り込まれます。
キーエンス財団とは?怪しい団体ではないの?
キーエンス財団は、計測・制御機器メーカーの株式会社キーエンスが2018年に設立した公益財団法人です。所在地は大阪市東淀川区東中島1-3-14で、キーエンス本社と同じ住所にあります。「キーエンス財団 怪しい」と検索する方もいますが、募集要項は東京大学、千葉工業大学、多摩美術大学、東京海洋大学など多数の大学の奨学金案内ページでも紹介されています。応募は財団の公式サイト(keyence-foundation.or.jp)から行う仕組みです。財団を名乗るメールやSNSで個人情報や口座情報を求められた場合は、公式サイトの案内と照らし合わせて確認するようにしましょう。
財団はこれまで、大学生向けに3つの制度を運営してきました。修士課程向けの奨学金は4つ目の制度にあたり、学部入学から大学院進学まで切れ目なく支援する体制が整いました。
図のとおり、財団の制度は対象時期で分かれています。過去に新1年生向け給付型奨学金・応援給付金・貸与奨学金返還支援に採用された人も、大学院(修士課程)奨学金に応募できます(東京大学の奨学金案内による)。大学在学生向けの応援給付金については、以下の記事で詳しく解説しています。
キーエンス財団の修士課程奨学金は誰が対象?応募できる人の条件
対象は、2027年4月に日本の大学院(修士課程等)へ入学する、2027年4月1日時点で24歳以下の、経済的支援を必要とする学生です。募集要項では、次のすべてに該当する人が応募資格を持つと定められています。
- 2027年4月に日本の大学院(修士課程、博士前期課程、専門職大学院課程、一貫制博士課程前期)に入学する者
- 2027年4月1日時点で24歳以下である者
- 経済的な支援を必要とする者
- 入学予定の大学院が、財団からの求めに応じて選考に必要な情報を提供することに同意できる者
対象課程はいずれも2年制の正規学生に限られます。専攻分野の指定はなく、文系・理系・芸術系のいずれでも応募できます。
応募できないケース
- 通信教育課程・夜間課程に入学する人
- 長期履修制度を利用する人
- 留学生
- 2027年4月時点で24歳を超えている人(社会人経験を経て進学する人は年齢に注意)
- 2026年度以前からすでに大学院に在籍している人(2027年4月入学者が対象のため)
- 博士後期課程に進学する人(対象は修士課程・博士前期課程等)
対象かどうかを順番に確かめられるよう、判定の流れを図にまとめました。
なお、応募は対象となる本人からのみ受け付けられます。大学・大学院の学内選考や推薦書は不要で、親などによる代理応募もできません。
キーエンス財団の奨学金にGPA基準や年収制限はある?
結論から言うと、2027年度募集要項には、GPAの最低基準も、世帯年収の上限も記載されていません。財団は制度発表の際に「所得による制限なし」と明言しています。
ただし、「基準がない=成績や家計を見ない」という意味ではありません。応募資格には「経済的な支援を必要とする者」とあり、一次選考では次の情報を登録します。
- 在籍大学または出身大学等の成績(通算のGPA、取得済みの単位数)
- ご家庭の状況(家計支持者の収入情報)
- 入学予定の大学院の情報(大学院・研究科・専攻)
選考は、こうした登録データと二次選考の提出書類をもとに、財団の奨学生選考委員が行います。成績と家計の状況は、足切りラインではなく総合的な選考材料として使われると考えるのが自然でしょう。
GPAに自信がなくても、一律に応募資格を失うわけではありません。二次選考の自己推薦書で、大学院で取り組みたい研究や進学の目的を具体的に伝えることが大切です。
年収の高い世帯でも応募できる?
年収による応募制限はないため、世帯年収が高い家庭の学生でも応募自体は可能です。ただし、一次選考では家計支持者の収入を登録し、二次選考では父母両方の所得・課税証明書を提出します。「経済的な支援を必要とする者」という資格要件がある以上、家計の状況は選考で考慮されると理解しておきましょう。
キーエンス財団の修士課程奨学金の倍率は?
2027年度の募集人数は100名程度です。一方、応募者数や倍率は、募集要項や財団の発表資料には記載されていません。2027年度が初めての募集のため、過去の実績も存在しない状態です。
規模感の参考として、2025年3月の大学(学部)卒業者のうち大学院等へ進学した人は74,329人でした(令和7年度学校基本調査)。毎年これだけの進学者がいるなかで、採用枠は100名程度です。所得制限も分野の指定もないため、応募が集中する可能性は十分にあります。
インターネット上には、新1年生向け給付型奨学金の倍率を独自に推計した情報もあります。しかし、大学院(修士課程)奨学金とは対象も募集人数も異なるため、そのまま当てはめることはできません。
キーエンス財団の修士課程奨学金は他の奨学金と併用できる?
貸与型奨学金とは併用できますが、他の給付型奨学金とは原則併用できません。ここでいう「併用」とは、期間を一部でも重複して他の奨学金を受給することを指します。
| 他の奨学金との併用可否 | |
|---|---|
| 貸与型奨学金(JASSO第一種・第二種など) | 併用可 |
| 給付型奨学金 | 併用不可 |
| 海外留学支援の給付型奨学金 | 併用可(例外) |
| 授業料等減免制度(大学院に納付する授業料が実際に減額・免除されるもの) | 併用可 |
日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金を借りながら、キーエンス財団の奨学金を受け取ることは可能です。大学院の授業料減免制度も、現金が支給されるのではなく授業料が実際に減額・免除されるタイプであれば併用できます。
一方、他団体の給付型奨学金に同時に採用された場合は、どちらかを選ぶ必要があります。採用後に他の給付型奨学金の受給が決まったときは財団への届出が必要で、併用不可の給付型奨学金を受給していた事実が判明すると、奨学生の資格を失います。
給付型奨学金全般の仕組みや種類は、以下の記事で解説しています。
キーエンス財団の修士課程奨学金の応募方法と必要書類
応募は財団HPから本人が直接行い、一次選考(Web登録)と二次選考(自己推薦書の登録+書類郵送)の2段階で進みます。一次選考では書類の提出は不要で、Web上の登録だけで応募が完了します。
一次選考ではWebで何を登録する?
一次選考では、入学予定の大学院の情報(大学院・研究科・専攻)、在籍大学または出身大学等の成績(通算GPA、取得済み単位数)、家庭の状況(家計支持者の収入情報)などを登録します。
財団は2026年6月8日から応募に必要なIDナンバーの取得受付を行っています。成績や家計の情報を入力するため、GPAや取得単位数がわかる成績表、家計支持者の収入がわかる資料を手元に用意してから登録を始めるとスムーズです。
二次選考の自己推薦書(小論文)とは?
一次選考を通過した人は、二次選考で財団HPに自己推薦書を登録します。いわゆる小論文にあたる書類です。テーマや字数などの詳細は、募集要項では「応募開始時に公開される『応募の手引き』」で案内するとされています。
二次選考のWeb登録期間は2026年11月25日(水)~12月24日(木)午前10時です。一次選考の結果通知から締切まで約1か月しかないため、大学院で取り組みたい研究テーマや、奨学金を受けて実現したいことは、一次選考の段階から整理しておきましょう。
二次選考で郵送する書類は?
二次選考では、次の書類(最新のもの)を財団事務局へ郵送します。
二次選考で郵送する書類
- 在籍大学等の学生証(写真付)をA4用紙にコピーしたもの(写真がない場合や卒業済みの場合は、運転免許証・パスポート等の公的機関発行の写真付証書)
- 在籍大学または出身大学等の成績証明書(原本)。在学中の場合は入学年度から2026年度春学期(前期)終了時までの成績がわかるもの
- 大学院への入学を証明できる書類(合格通知書・入学許可書等)。受験前・結果待ちの場合は、受験日と合格発表日がわかる資料(募集要項等)
- 世帯全員分の住民票の写し(原本)。発行日から3か月以内、続柄記載あり、日本国籍の人は本籍地記載あり、マイナンバー記載なし
- 家計支持者の所得・課税証明書(または非課税証明書・住民税決定証明等)の原本。令和7年1月1日~12月31日の所得に基づくもので、原則として父母両方の分
- 保険証(マイナ保険証の資格情報など)をA4用紙にコピーしたもの。「ご家族情報」に記載した家族全員分
大学院入試の結果がまだ出ていない人でも、受験日と合格発表日がわかる資料を出せば応募できます。秋入試・冬入試を受ける人も対象になる点は押さえておきましょう。
書類を郵送するときの注意点は?
郵送の際は、レターパック1通にすべての書類をまとめて入れる必要があります。書類に不足があった場合は、いかなる理由であれ受理されません。送付した書類は返却されないため、提出前にコピーを取っておくと安心です。
| 郵送先・問い合わせ先 | |
|---|---|
| 郵送先 | 〒533-8555 大阪市東淀川区東中島1-3-14 公益財団法人キーエンス財団「大学院(修士課程)」事務局 宛 |
| 問い合わせ | 財団ホームページの「お問い合わせフォーム」 |
| 到着確認 | レターパックの追跡サービスで確認(書類到着に関する問い合わせは受け付けていない) |
所得・課税証明書は市区町村の窓口やコンビニ交付で取得できますが、父母が別の自治体に住んでいる場合は取り寄せに時間がかかります。一次選考の結果を待たずに、取得方法だけでも確認しておくと安心です。
キーエンス財団の修士課程奨学金はいつから?募集スケジュールと結果通知
2027年度の募集は、一次選考のWeb登録が2026年10月1日(木)から受付中で、締切は11月13日(金)午前10時です。締切日の夜ではなく午前10時で締め切られる点に注意してください。
各日程の詳細は次のとおりです。いずれも募集要項上の予定日程です。
| 2027年度 募集スケジュール(予定) | |
|---|---|
| 一次選考 Web登録 | 2026年10月1日(木)~11月13日(金)午前10時 |
| 一次選考 結果通知 | 2026年11月25日(水)に採否をメールで送信(予定) |
| 二次選考 Web登録(自己推薦書) | 2026年11月25日(水)~12月24日(木)午前10時 |
| 二次選考 書類郵送 | 2026年11月25日(水)~12月24日(木)締切当日消印有効 |
| 二次選考 結果通知 | 2027年3月中旬までに本人へ通知 |
| 給付開始 | 2027年4月分から(初回は4~6月分を6月25日までに給付予定) |
キーエンス財団の奨学金に受かったかはいつわかる?
一次選考の結果は2026年11月25日(水)にメールで通知される予定です。最終的な採否(二次選考の結果)は、2027年3月中旬までに本人へ通知されます。選考の過程で面接が行われる場合もあります。
最終結果が出るのは大学院入学の直前です。採用されなかった場合に備えて、JASSOの貸与型奨学金や大学院独自の授業料減免など、ほかの資金計画も並行して検討しておきましょう。教育ローンや無利子の貸付制度は、以下の記事でまとめています。
採用後の手続きと奨学生の義務は?
採用された後は、在学証明書の提出・口座の届出・確認書の提出という3つの手続きを、指定の期日までに行います。
- 入学した大学院の在学証明書を提出する
- 奨学金の振込先口座(本人名義に限る)を届け出る
- 誓約事項・同意事項を記した確認書に本人と保護者等が署名し、財団事務局へ送る
奨学生になった後も、次の義務があります。
- 財団が定めるレポート、直近の成績証明書・在学証明書を期日までに提出すること
- 休学・復学、停学処分、学籍の喪失、最短修業年限(2年間)で卒業できる見込みがなくなったとき、2年制以外の研究科・専攻に属することが明らかになったとき、他の大学院・研究科への転学が決まったとき、辞退するとき、他の給付型奨学金の受給が決まったとき、登録情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス・振込口座など)が変わったときは、所定の方法で財団へ届け出ること
キーエンス財団の奨学金が停止・打ち切りになるのはどんなとき?
休学やレポート等の未提出は「一時停止」、停学や虚偽申告などは「資格喪失」の対象になります。資格を失うと、その後の給付は受けられません。
給付が一時停止になるケース
- 休学したとき
- レポート・成績証明書・在学証明書の提出義務を適切に果たさなかったとき
- 大学院に入学しなかったとき、入学後に学籍を失ったとき(転学を除く)
- 停学となったとき
- 本人の責めに帰すべき事由で、最短修業年限で卒業できないことが確定したとき
- 本人から辞退の申し出があったとき
- 併用が認められていない他の給付型奨学金を受給した事実が判明したとき
- 一時停止後、財団が示す停止解除の要件を満たさなかったとき
- 正当な理由なく、レポート等の提出義務を継続して果たさなかったとき
- 学業成績または品行が著しく不良であるとき
- 提出した情報(レポート・異動届出等)に虚偽があると判明したとき
- 反社会的勢力との関わりが判明したとき
- そのほか、奨学生として適当でない事実があったとき
なお、この奨学金は大学院修了後の進路について制約を課すものではありません。キーエンスへの就職などが条件になることはなく、修了後は自由に進路を選べます。
キーエンス財団の大学院(修士課程)奨学金に関するよくある質問
キーエンス財団の修士課程奨学金はいくらもらえますか?
月額12万円(年額144万円)が給付されます。給付対象期間は2027年4月~2029年3月の2年間で、総額は288万円です。返済は不要です。
募集はいつからいつまでですか?
2027年度(2027年4月入学者対象)の一次選考Web登録は、2026年10月1日(木)から11月13日(金)午前10時までです。二次選考の自己推薦書登録・書類郵送は2026年11月25日(水)~12月24日(木)です。
GPAの基準はありますか?
2027年度募集要項にGPAの最低基準は記載されていません。ただし一次選考で通算GPAと取得済み単位数を登録し、二次選考で成績証明書を提出するため、成績は選考材料として使われます。
年収制限(所得制限)はありますか?
財団は「所得による制限なし」としており、世帯年収の上限はありません。ただし応募資格に「経済的な支援を必要とする者」とあり、家計支持者の収入情報の登録と所得・課税証明書の提出が求められます。
倍率はどのくらいですか?
募集人数は100名程度です。応募者数や倍率は募集要項・財団の発表資料に記載がなく、2027年度が初回募集のため過去の実績もありません。
誰が応募できますか?年齢制限はありますか?
2027年4月に日本の大学院(修士課程・博士前期課程・専門職大学院課程・一貫制博士課程前期)に2年制の正規学生として入学する人で、2027年4月1日時点で24歳以下、かつ経済的な支援を必要とする人が対象です。文系・理系は問いません。
すでに大学院に在籍していても応募できますか?
2027年度の募集は2027年4月に大学院へ入学する人が対象のため、すでに大学院に在籍している人は対象外です。留学生、通信教育課程・夜間課程、長期履修制度を利用する人も対象外です。
大学院入試の結果が出ていなくても応募できますか?
応募できます。二次選考で合格通知書等を提出できない場合は、受験日と合格発表日がわかる資料(大学院の募集要項等)を提出します。最終的に大学院へ入学しなかった場合は資格を失います。
キーエンス財団の他の奨学金を受けていた人も応募できますか?
応募できます。過去に新1年生向け給付型奨学金、在学生向け応援給付金、大学4年生向け貸与奨学金返還支援に採用された人も、大学院(修士課程)奨学金の募集対象です(東京大学の奨学金案内による)。
他の奨学金と併用できますか?
JASSOなどの貸与型奨学金とは併用できます。他の給付型奨学金とは原則併用できませんが、海外留学支援の給付型奨学金は例外的に併用可能です。授業料が実際に減額・免除される授業料減免制度とも併用できます。
二次選考の小論文(自己推薦書)は何を書けばよいですか?
二次選考では財団HPに自己推薦書を登録します。テーマや字数などの詳細は、応募開始時に公開される「応募の手引き」で案内されます。登録期間は2026年11月25日(水)~12月24日(木)午前10時です。
合否はいつわかりますか?
一次選考の結果は2026年11月25日(水)にメールで通知される予定です。二次選考の結果は2027年3月中旬までに本人へ通知されます。選考の過程で面接が行われる場合もあります。
奨学金の振込日はいつですか?
毎月25日までに当月分が本人名義の口座へ振り込まれます。初回は2027年4月~6月の3か月分(36万円)が6月25日までにまとめて給付される予定です。
キーエンス財団は怪しい団体ではありませんか?
キーエンス財団は株式会社キーエンスが2018年に設立した公益財団法人で、所在地は大阪市東淀川区東中島1-3-14です。募集要項は東京大学など多数の大学の奨学金案内でも紹介されています。応募は公式サイトから行いましょう。
奨学金を受けると卒業後の進路に制約はありますか?
制約はありません。募集要項で、奨学金の給付は大学院卒業後の進路等について制約を課すものではないと定められています。キーエンスへの就職などは条件になりません。
まとめ
キーエンス財団の大学院(修士課程)対象 給付型奨学金は、月額12万円・2年間で総額288万円を返済不要で給付する制度です。文系・理系を問わず、所得による制限もなく、2027年4月に修士課程等へ入学する24歳以下の学生が本人から直接応募できます。
2027年度の募集人数は100名程度で、一次選考のWeb登録は2026年11月13日(金)午前10時が締切です。一次選考はWeb登録のみで完了するため、まずは成績表と家計支持者の収入がわかる資料を用意して登録を済ませましょう。二次選考に進んだ場合は、自己推薦書の作成と、所得・課税証明書など6種類の書類の準備が必要です。
JASSOの貸与型奨学金とは併用できるため、資金計画の柱の一つとして検討する価値は十分にあります。最新情報や応募の手引きは、必ずキーエンス財団の公式ページで確認してください。
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