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【2026年】地域活性化・まちづくり補助金まとめ|国・自治体別

公開日:2018/3/29 更新日:2026/8/19
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商店街のイベント、空き店舗の活用、地域資源を活かした商品開発——地域活性化やまちづくりの取り組みには、国や自治体のさまざまな補助金が活用できます。

ただし「地域活性化補助金」という名前の単一の制度があるわけではありません。実際には国(省庁)・都道府県・市区町村の3層にそれぞれ制度があり、誰が申請できるか、いつ募集しているかは制度ごとに大きく異なります。特に自治体の補助金は地域によって名称も内容も募集時期もバラバラなので、「自分の地域で使える制度をどう探すか」を知っておくことが重要です。

この記事では最新情報をもとに、地域活性化・まちづくりに使える主な補助金を立場別に整理し、お住まいの地域の制度を探す具体的な方法まで解説します。

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この記事の目次

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地域活性化補助金は自分の立場によって申請できる制度が異なる

地域活性化系の補助金は、申請できる主体が制度ごとに決まっています。自分がどれに当てはまるかで、見るべき制度が変わります。

立場主に使える制度
商店街組織・商工会・まちづくり団体持続化補助金(共同・協業型)
全振連のにぎわい補助金
都道府県・市区町村の商店街支援
中小企業・小規模事業者・創業者持続化補助金(一般型・創業型)
市区町村の空き店舗出店支援など
自治体(都道府県・市区町村)地域未来交付金
文化庁の地域文化財関連事業など

なお、自治体向けの交付金であっても、民間事業者やNPOが自治体と連携する「実施パートナー」として事業に関わるケースは多くあります。自治体職員でなくても、後半の交付金の項目もぜひご覧ください。

国の制度①:小規模事業者持続化補助金

地域の事業者・団体が直接申請できる国の補助金として、まず押さえたいのが小規模事業者持続化補助金です。販路開拓や生産性向上の取り組みを支援する制度で、2026年度は目的別に複数の類型があります。

一般型・通常枠

・補助上限:50万円(インボイス特例・賃金引上げ特例の活用で最大250万円)
・補助率:2/3(賃金引上げ特例を活用する赤字事業者は3/4)

経営計画にもとづく販路開拓(チラシ・ウェブサイト・展示会出展・店舗改装など)を幅広く支援する、最も基本の類型です。申請には商工会・商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)が必要で、発行の受付は申請締切より早く締め切られるため、早めの相談が必須です。

詳しくはこちら:小規模事業者持続化補助金〈一般型・通常枠〉変更点と申請のポイントを解説

小規模事業者持続化補助金〈一般型・通常枠〉第20回|第19回からの変更点・対象経費・特例を解説

創業型

創業後1年以内の小規模事業者等(創業後、事業開始前の事業者も対象)の販路開拓を支援する類型です。地域で新しく店を開く、事業を始める場合はこちらを確認してください。

詳しくはこちら:小規模事業者持続化補助金 創業型(創業枠)とは?

小規模事業者持続化補助金<創業型>第4回|11月5日受付開始・最大250万円と対象期間を解説

共同・協業型

商店街・まちづくり文脈で特に注目したいのがこの類型です。商工会・商工会議所・中小企業団体中央会・商店街振興組合などの「地域振興等機関」が中心となり、複数の小規模事業者の販路開拓(展示会・催事販売・マーケティング拠点の活用など)を支援する取り組みに対し、最大5,000万円を補助します。補助率は参画事業者2/3、地域振興等機関は定額です。

詳しくはこちら:小規模事業者持続化補助金「共同・協業型」最大5000万円で地域連携を支援

小規模事業者持続化補助金「共同・協業型」最大3000万円で地域連携を支援

国の制度②:地域商店街活性化事業(にぎわい補助金)

全国商店街振興組合連合会(全振連)が国の助成を得て実施する、商店街組織向けの補助金です。100円商店街・街ゼミ・街バルといった集客イベントや、地域住民との交流事業、商店街マップの作成・情報発信などが対象になります。

申請窓口は各都道府県の商店街振興組合連合会(県振連)です。商店街として使いやすい制度なので、最新の応募要領を全振連のホームページで確認してみてください。

なお「商店街にぎわい創出事業」という似た名前の経済産業省の事業がありますが、こちらは現在、令和6年能登半島地震で被災した商店街等の復旧・復興を支援する事業(被災商店街等再建支援事業の一部)として実施されているものです。全国の商店街が対象の制度ではない点にご注意ください。

国の制度③:地域未来交付金(旧デジ田交付金)

自治体向けの地方創生の大枠となる交付金です。デジタル田園都市国家構想交付金が令和7年度に「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第2世代交付金)」へ再編され、さらに令和7年度補正予算で「地域未来交付金」となりました。令和8年度当初予算では1,600億円が計上され、2026年8月4日には第78回地域再生計画の認定申請受付も始まっています。

申請主体は都道府県・市区町村に限られますが、まちづくり会社・民間事業者・NPOなどが自治体と連携して事業を実施するケースは多く、地域活性化ビジネスに関わるなら押さえておきたい制度です。

詳しくはこちら:デジタル田園都市国家構想交付金は「地域未来交付金」へ!第2世代交付金からの変更点と令和8年度の補助率・申請時期

地域未来交付金とは?デジタル田園都市国家構想交付金からの変更点・4類型の補助率・令和9年度2,000億円要求まで解説

国の制度④:文化資源・文化財を活かした地域活性化(文化庁)

歴史的建造物や伝統文化など、地域の文化資源を活かした取り組みには文化庁の支援メニューがあります。令和8年度も「地域文化財総合活用推進事業」などが実施されており、地域の祭りや伝統行事の継承・活用、文化財を活かした観光振興などが対象です。申請主体は自治体や保存会・実行委員会等が中心となるため、文化資源を活かしたまちづくりを検討している場合は、市区町村の文化財担当課に相談するのが近道です。

都道府県・市区町村の補助金

ここまで国の制度を紹介してきましたが、実は商店街やまちづくり団体にとって身近で使いやすいのは、都道府県・市区町村の補助金です。ただし内容は地域によって大きく異なります。いくつか例を挙げます。

制度名内容
東京都
「政策課題対応型商店街事業」
LED街路灯・アーケード整備・バリアフリー化など、都の政策課題に対応する商店街の取り組みを補助率4/5以内(事業により9/10以内)・限度額1億2千万円で支援。令和8年度の受付は6月1日〜7月24日でした
横浜市
「商店街にぎわい促進事業」
来街促進のための広報・イベント・販促セールなどを支援。令和8年度分は4月に案内が掲載されています
沖縄市
「商店街等誘客促進支援事業補助金」
イベント助成・街なか周遊・組織力強化などのメニューがあり、令和8年度2次募集は8月14日〜9月4日

このように、同じ「商店街のイベント支援」でも、補助率も上限額も募集時期も自治体ごとに違います。年度初め(4〜6月)に募集が集中する傾向はありますが、沖縄市のように年度途中で2次募集を行う自治体や、予算がなくなり次第終了する自治体もあります。だからこそ、次に紹介する「探し方」が重要になります。

自分の地域で使える補助金の探し方【4ステップ】

①ミラサポplus・jGrantsで検索する

国の中小企業向け支援制度は、中小企業庁のミラサポplusの制度ナビで横断検索できます。また、電子申請システムjGrantsの補助金一覧では、国だけでなく一部自治体の公募中の補助金も検索可能です。まずはここで「商店街」「にぎわい」「地域活性化」などのキーワードで検索してみましょう。

②自治体サイトを検索する

自治体独自の補助金は、検索エンジンで「〇〇市 商店街 補助金」「〇〇県 地域活性化 補助金」のように、自治体名+目的のキーワードで検索するのが確実です。都道府県と市区町村の両方に制度があることが多いので、両方調べてください。担当部署は「商業振興課」「産業振興課」「地域振興課」などの名称であることが一般的です。

③商工会・商工会議所に相談する

地域の商工会・商工会議所は、国・県・市の補助金情報が集まる窓口です。持続化補助金の申請には商工会・商工会議所の関与(様式4の発行)が必須でもあるため、補助金活用を考え始めた段階で一度相談しておくと、その後の動きがスムーズになります。

④自治体の担当課に事前相談する

自治体の補助金は、申請前の事前相談を必須としているケースが少なくありません(福岡市の商店街補助金のように「事業企画段階からご相談ください」と明記している自治体もあります)。要綱を読んで終わりにせず、担当課に電話やメールで問い合わせることで、自分の計画が対象になるか、他に使える制度がないかまで教えてもらえることがあります。

申請前に知っておきたい共通の注意点

補助金は原則「後払い(精算払い)」

先に自己資金で事業を実施し、実績報告の後に補助金が振り込まれます。つなぎの資金計画が必要です。

公募期間は短い

公募要領の公開から締切まで1〜1.5か月程度しかない制度が多く、経営計画書の作成には相当な時間がかかります。公募開始前からの準備が採択率を左右します。

予算上限に達し次第終了

特に自治体の補助金は「予算がなくなり次第、予告なく終了」が一般的です。年度の早い時期に動くのが鉄則です。

電子申請の準備

国の補助金の多くは電子申請(jGrants等)で、GビズIDプライムアカウントが必要です。IDの取得には時間がかかる場合があるため、先に取得しておきましょう。

よくある質問

個人事業主でも地域活性化の補助金は使える?

使えます。持続化補助金は個人事業主も対象ですし、市区町村の空き店舗出店支援なども個人で申請できるものが多くあります。

補助金の募集はいつ行われている?

年度初め(4〜6月)に集中する傾向がありますが、制度により異なります。秋以降に受付する制度や年度途中の追加募集もあるため、こまめな確認がおすすめです。

国と自治体の補助金は併用できる?

同一の経費に対する重複受給は原則できません。ただし経費や事業を分ければ併用できる場合があるため、申請前に各制度の要綱と担当窓口で確認してください。


まとめ

地域活性化・まちづくりに使える補助金は、国・都道府県・市区町村の3層にわたって多数存在します。事業者・商店街組織なら持続化補助金や全振連のにぎわい補助金、そして地元自治体の商店街支援。自治体なら地域未来交付金や文化庁の事業。それぞれの立場に応じた入口から、この記事で紹介した4ステップで自分の地域の制度を探してみてください。

なお、かつて本記事で紹介していた「地域文化資源活用空間創出事業(商店街支援事業)」は、平成29年度補正予算による事業で、募集はすでに終了しています。同様の目的(地域文化資源の活用・インバウンド対応・商店街活性化)には、本記事で紹介した現行制度をご活用ください。

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