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備蓄米はいつ買える?安くなるのはいつから?【米高騰対策】お米券、無料配布などまとめ

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最近、スーパーのコメ売り場で「また上がってる…」と感じた方も多いのではないでしょうか。2025年4月7日から13日までの1週間に販売された価格の平均は5キロあたり4,217円。15週連続で値上がりが続いています。

政府は価格抑制のため備蓄米を放出していますが、流通の遅れや流通経路の制約により、店頭には十分な量が届いていません。販売が始まっている店舗でも、「1家族1袋」などの購入制限がかけられており、需要に供給が追いついていない状況です。

一部の自治体では、お米の無料配布やクーポンの支給など家計支援策も実施中です。本記事では、コメの流通状況や価格見通し、支援制度の活用方法についてまとめました。

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この記事の目次

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コメの価格が高騰する理由とは?

コメの小売価格の推移をたどると、2024年5月時点では5kgあたり2,100円程度だった価格が、8月には2,600円を超えるなど、急激な上昇傾向が見られました。その後も価格は下がらず、高止まりが続いています。

【価格高騰の背景】
コメの価格上昇の主な要因は、市場への供給不足です。

昨年、国内で生産された主食用米は前年より18万トン増加したにもかかわらず、JAなどの主要な集荷業者が確保できたコメの量は前年より21万トン減少しました。本来、市場には十分な量のコメが流通しているはずでしたが、集荷業者の確保量が減ったことで、市場への供給が滞る結果となっています。

備蓄米21万トン放出も価格に変化なし?

政府は、コメの価格高騰を受けて備蓄米21万トンの市場放出に踏み切りました。農林水産省は「流通の目詰まりを解消し、価格の安定を図る」としていますが、実際の効果は今のところ限定的です。

第1回の入札で落札された約14万トンの備蓄米については、引き渡し開始から10日が経過しても、小売や外食向けに届いたのは全体の0.3%にとどまっています。精米やトラックの手配に時間を要するほか、通常のコメと並行して備蓄米を扱う物流網への負荷が大きくなっていることも、供給の遅れに影響を与えています。

こうした流通の遅れが続く中、全国のスーパー(およそ1000店)での平均価格は、4月7日から13日の週で5kgあたり4,217円となり、15週連続の値上がりとなりました。備蓄米の投入は始まっているものの、消費者が価格の落ち着きを実感するには、もう少し時間がかかりそうです。

備蓄米はどこにある?「売り場に届かない」理由

備蓄米の供給が思うように進まない背景には、流通の仕組みに偏りがあることが挙げられます。3月以降の入札では、備蓄米の9割以上をJA全農が落札しましたが、販売先はこれまでに取引実績のある卸売業者に限られていました。さらに、農林水産省は卸売業者どうしの販売を禁止していたため、備蓄米が広く行き渡りにくい状況が続いていました。

その結果、JAと取引のない中小の卸売業者は備蓄米を手に入れることができず、そこから仕入れているスーパーなどにも商品が届かないという問題が生じています。

農林水産省は、こうした課題を踏まえ、4月23日から実施する第3回の入札では、備蓄米の流通の偏りを改善するために、卸売業者間での販売を認める方針へと見直しました。

コメ価格はこれ以上上がらない?今後の見通しは

現在も店頭価格の高止まりが続いていますが、流通の改善が進めば、価格は徐々に落ち着いていくとの見方も出ています。今後は5kgあたり税抜き3,500円前後まで下がる可能性も指摘されています。

ただし、備蓄米全体のうち実際に市場に供給できる量には限りがあります。政府も状況を見極めながら段階的に放出していく方針とみられ、即時の価格安定には至らない可能性もあります。消費者が「手に取りやすくなった」と感じられるようになるまでには、もうしばらく状況の推移を見守る必要がありそうです。

参考:NHK 首都圏ナビ 備蓄米はどこに 行き渡らない理由は?コメの価格 今後どうなる

コメの無料配布・お米券支給の支援策まとめ

一部の自治体ではコメの無料配布やお米券の支給など、住民の負担を軽減する支援策を実施しています。

【福井県】子育て世帯応援!「福井県産米購入応援キャンペーン」

福井県では、子育て世帯を対象に福井県産米の購入を応援するキャンペーンを実施します。一定の条件を満たす家庭に、県産米の購入費用の一部が補助される形となっています。

【概要】
ふく育パスポート会員の世帯で、対象期間に福井県産米を購入した方に1世帯・1か月あたり1,000円分のはぴコインを最大5回(5,000円分)プレゼントします。
【対象者】
福井県内の子育て世帯
【対象期間】
2025年2月5日(水)~8月31日(日)

参考:「子育て世帯応援!福井県産米購入応援キャンペーン」特設サイト

【大阪府】「お米クーポン」第4弾

大阪府の吉村洋文知事は1月29日午後、府庁での定例会見において、府内の子育て世帯の米の購入などに使えるクーポンを配る「大阪府子ども食費支援事業」の第4弾を実施すると発表しました。これまで3度にわたり実施されてきた「お米クーポン」が引き続き実施されます。

【対象者】
平成19年4月2日以降に生まれた府内在住の子供か、妊婦

【支援内容】
府内の取り扱い店舗でコメを購入できる7,000円分の電子クーポン「お米PAYおおさか」か、ECサイトで選べる7,000円相当の食料品のどちらかを配布

【申請受付】
2025年6月予定

【宮城県利府町】子育て世帯応援米支給事業

宮城県利府町では、子育て世帯に対してコメを支給する取り組みを実施しています。支給対象者には通知が送付され、コメの配布申し込みができます。次回の配布は4月26日の予定です。

参考:宮城県利府町 子育て世帯応援米支給事業について

【大阪府高槻市】高校生等のいる世帯への地元産米の支給

大阪府高槻市では、申請不要で16歳から18歳までの高校生等に地元産米の無料支給を行っています。対象者にはすでに通知が送付されており、コメは2025年3月15日を目途に配送が完了する見込みです。

参考:高槻市子ども未来部子育て総合支援センター 高校生等のいる世帯への地元産米の支給について

【北海道】「お米・牛乳子育て応援事業」第3弾(物価高対策特別支援事業)

北海道では、物価高対策の一環として、子育て世帯向けにコメと牛乳の商品券を支給する事業を実施しています。これは第3弾となり、継続的な支援が行われています。

【支援内容】
18歳以下の子どもがいる世帯を対象にコメと牛乳の商品券5000円分を配布

【申請期間】
2025年4月~6月

参考:北海道NEWS WEB 子育て世帯にコメ・牛乳の商品券など 道 補正予算案を提出へ
参考:北海道 お米・牛乳子育て応援事業(物価高対策特別支援事業)について

【香川県善通寺市】おこめ券等配布事業

香川県善通寺市では、物価高騰の影響を受ける高齢者の生活を支援するため、65歳以上の市民に1人あたり8,800円分のお米券を配布する支援策を実施します。

【対象者】
2025年1月1日時点で善通寺市の住民基本台帳に登録されている65歳以上の方

【配布開始】
2025年5月を予定

参考:香川NEWS WEB 善通寺市 65歳以上の高齢者にコメの商品券
参考:香川県 善通寺市 おこめ券等配布業務の受託者公募について

【山口県】多子世帯応援事業・県産米引換券

第3子以降のお子様が誕生されたご家庭に、お祝いとして山口県産米引換券を贈呈しています。引換券は有効期限を過ぎると無効となりますので、期限内にお早めにご利用ください。

本引換券1枚で、5kgあたり4,000円以下の山口県産米と交換可能です(※2025年2月1日より、コメ価格の高騰に伴い、従来の2,500円以下から引き上げられました)。

参考:山口県 やまぐち子育て連盟・多子世帯応援事業・県産米引換券の利用方法等について

【青森県弘前市】第2弾!弘前お米とくらし応援券

弘前市では、地元産米の消費促進と市民の家計負担軽減を目的に、1人あたり3,000円分(1,000円券×3枚)の「弘前お米とくらし応援券」を配布しています。対象は、2025年1月1日時点で弘前市の住民基本台帳に登録されている方です。

応援券は、2025年2月20日から12月31日まで利用可能で、青森県産米(まっしぐら、青天の霹靂、はれわたり)2kg以上 または 青森県産米のパックご飯(3個以上入り) の購入時に使用できます。さらに、同一会計内で他の食品や生活用品の購入にも利用可能です(※お釣りは出ません)。

配布方法:世帯ごとにまとめて、2025年2月18日からゆうパックにて発送を開始し、3月中旬までに順次配布を予定。

参考:青森県弘前市 第2弾!弘前お米とくらし応援券配布事業について

今後も、物価対策や子育て支援の一環として、自治体が新たな支援策を実施する可能性が十分にあります。支援策は自治体によって異なるため、お住まいの市町村の公式サイトや広報を定期的にチェックし、利用できる制度を活用することが大切です。

【関連記事】「食品ロスを活かす!フードバンクの役割と支援方法」
「フードバンク」とは?仕組みや活動、地域での取り組みを紹介


まとめ

この1年間でコメの価格は約9割も上昇しています。こうした状況を受け、政府は備蓄米の市場放出を決定しました。市場に流通する米が増えれば、価格が緩和される可能性があります。また、一部自治体ではコメの無料配布などを行っています。今後の価格動向を注視しながら、できるだけ負担を抑えてコメを手に入れる方法を検討していきましょう。

出典:NHK NEWS WEB 1からわかる!備蓄米Q&A

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