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新事業進出補助金は2026年で終了・統合へ!第5回公募の有無と後継制度を解説

公開日:2026/3/6 更新日:2026/7/23
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中小企業新事業進出補助金は、既存事業とは異なる新たな事業に挑戦する際にかかる費用を支援する制度として、製造業を始め、卸・小売業、建設業、飲食業等で幅広く活用されてきました。

同制度は第4回公募(令和8年6月19日締切)をもって単独での募集を終了し、2026年度からはものづくり補助金と統合された「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」へ移行しています。これから申請を検討する方は、後継となる新制度への応募をご検討ください。

【後継制度:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回公募スケジュール】
応募期間:令和8年8月31日(月)~9月30日(水)18:00厳守

詳しくはこちら:2026年度は新事業進出補助金とものづくり補助金が統合!詳細を解説

【2026年最新】新事業進出・ものづくり商業サービス補助金とは?最大9,000万円 第1回公募・統合後の変更点を解説

本記事では、旧・中小企業新事業進出補助金の要件や対象となる事業者、公募スケジュールの実績を紹介し、後継制度への移行についても解説します。すでに採択された方の参考情報としてもご活用ください。

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この記事の目次

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中小企業新事業進出補助金とは?【現在は募集終了】

中小企業新事業進出補助金は、今行っている事業で培ったノウハウを活かしながら、新たな市場や高付加価値分野への進出を目指す際に必要となる設備投資等の費用の一部を支援する制度でした。

申請時には「新事業進出」の定義を満たしているだけでなく、従業員に対して一定額の賃上げの実施が求められました。予算規模は既存基金を活用して1,500億円程度です。

本制度は2026年度にものづくり補助金と一本化され、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として生まれ変わりました。旧制度の内容は、新制度の「新事業進出枠」としてほぼそのまま引き継がれています。

第5回公募はない!後継は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」

中小企業新事業進出補助金の第5回公募は実施されません。第4回公募が現行制度としての最終回となり、以降はものづくり補助金と統合された「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として公募が行われています。

事業再構築補助金から続く制度の流れは、以下のとおりです。

制度名状況
事業再構築補助金令和7年3月で募集終了
中小企業新事業進出補助金第4回公募(令和8年6月19日締切)で募集終了
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金令和8年6月29日に第1回公募開始(現行制度)

新制度の第1回公募スケジュールは、以下のとおりです。

項目日程
公募開始令和8年6月29日(月)
申請受付開始令和8年8月31日(月)
応募締切令和8年9月30日(水)18:00厳守

新制度は「革新的新製品・サービス枠」「新事業進出枠」「グローバル枠」の3枠で構成され、補助上限額は最大7,000万円(賃上げ特例適用時は最大9,000万円)です。旧・新事業進出補助金と同様の取り組みを検討している方は、「新事業進出枠」が該当します。

制度の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

詳しくはこちら:2026年度は新事業進出補助金とものづくり補助金が統合!詳細を解説

【2026年最新】新事業進出・ものづくり商業サービス補助金とは?最大9,000万円 第1回公募・統合後の変更点を解説

新制度の公式ページを確認する

旧・新事業進出補助金の補助率・対象経費・対象者

ここからは、旧・中小企業新事業進出補助金の制度内容を記録として掲載します。すでに採択された方・交付決定を受けた方は補助事業実施の参考に、これから申請する方は新制度の公募要領と併せてご確認ください。

補助率と補助上限額

本補助金の補助率・補助上限額は、以下のとおりでした。

補助率対象経費の1/2(地域別最低賃金引上げ特例適用時は2/3)
補助事業実施期間交付決定日から14か月以内(ただし採択発表日から16か月以内)

補助事業実施期間内に、契約・納入・検収・支払・実績報告書の提出まで、すべての手続きを完了させる必要があります。期間の延長は原則認められないため、採択された方は速やかに事業に着手できるよう準備しておきましょう。

補助上限額については、従業員の人数に応じて異なります。詳しくは以下の表をご覧ください。

従業員数補助上限(カッコ内は賃上げ特例適用時)
従業員数 20人以下 2,500万円(最大3,000万円)
従業員数 21~50人4,000万円(最大5,000万円)
従業員数 51~100人5,500万円(最大7,000万円)
従業員数 101人以上7,000万円(最大9,000万円)

一例として従業員数が20人以下の場合、補助上限は2,500万円となります。さらに、従業員に対し標準の要件よりも多く賃上げする「賃上げ特例要件」を適用した場合、上限は最大3,000万円に上がります。

ただし、補助額が750万円(補助対象経費が1,500万円未満)となる場合は対象外です。

なお、この補助率・補助上限額の水準は、新制度の「新事業進出枠」にもほぼそのまま引き継がれています。

補助対象経費

中小企業新事業進出補助金では、新事業進出や事業転換にかかる経費が補助対象となっていました。主な補助対象経費は以下のとおりです。

・機械装置・システム構築費
・建物費
・運搬費
・技術導入費
・知的財産権等関連経費
・検査・加工・設計等に係る外注費
・専門家経費
・クラウドサービス利用費
・広告宣伝・販売促進費

なお、一部の経費区分には個別の補助上限額が設定されています。

経費区分補助上限額
外注費補助金額全体の10%
専門家経費100万円
広告宣伝・販売促進費事業計画期間1年あたりの新製品等の売上高見込み額(税抜き)の5%

また、補助対象経費には機械装置・システム構築費または建物費のいずれかが必ず含まれている必要があります。

補助対象者

本補助金の対象となるのは、日本国内に「本社」と「補助事業の実施場所」がある事業者で、以下のいずれかに該当するものです。

①中小企業者
②中小企業者等に含まれる「中小企業者」以外の法人
③特定事業者の一部
④対象リース会社

なお、①中小企業者とは、以下の要件に当てはまる者を指します。

業種資本金常勤従業員数
製造業、建設業、運輸業3億円300人
卸売業 1億円100人
サービス業
5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業

3億円900人
ソフトウェア業又は情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種(上記以外)3億円300人

新事業進出補助金の要件

新事業進出補助金では、基準となる要件を満たした3~5年間の事業計画を策定し、その計画に沿って新規事業に取り組む必要がありました。付加価値額・賃上げ等に関する要件の枠組みは新制度にも引き継がれているため、新規申請を検討している方も参考になります。詳しい要件は、以下のとおりです。

新事業進出要件

本補助金では、単なる事業の更新ではなく、「新事業進出」の定義を満たした事業を行う必要がありました。既存製品の製造方法の変更や、過去に製造していた製品等の再製造等は補助対象となりません。

公募要領では、新事業進出の定義として以下の3つの考え方が提示されています。

①製品等の新規性要件
②市場の新規性要件
③新事業売上高要件

各要件の具体例については、以下の記事で詳しく解説しています。

詳しくはこちら:中小企業新事業進出補助金の「新事業進出指針」とは?

新事業進出・ものづくり補助金「新事業進出枠」の要件とは?新規性・新市場性・高付加価値性をわかりやすく解説

賃上げ等に関する要件

新事業進出補助金では、新市場への進出によって生産性の向上を図ることが求められました。また、その成果を従業員の処遇改善につなげる観点から、賃上げ等に関する要件を満たす事業計画が必要でした。

具体的な要件と内容、達成できなかった場合の返還要件について、以下の表にまとめました。

要件名 内容 未達時の取扱い
付加価値額要件 付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)または従業員1人当たり付加価値額の年平均成長率を4.0%以上増加させる
賃上げ要件 一人当たり給与支給総額の年平均成長率を3.5%以上増加させること 補助金の返還(全額または一部)の可能性あり
事業場内最賃水準要件 事業計画期間中、毎年、事業場内の最低賃金を地域別最低賃金より30円以上高い水準とする
補助金の返還(全額または一部)の可能性あり
ワークライフバランス要件 次世代法に基づく一般事業主行動計画を策定し、「両立支援のひろば」で公表する
要件未充足の場合は採択・交付対象外
金融機関要件 金融機関等から資金提供を受ける場合、事業計画について当該金融機関の確認書を提出する
確認書未提出の場合は採択・交付対象外
賃上げ特例要件
※補助上限額を引き上げる場合
以下の両方を満たすこと
・給与支給総額を年平均(基本の3.5%に+2.5%)6.0%以上増加
・事業場内最低賃金を年額(基本の30円に+20円)50円以上引き上げ
特例による補助上限額引上げ分について返還を求められる可能性あり
地域別最低賃金引上げ特例要件
※補助率を引き上げる場合
2024年10月から2025年9月までの間で、補助事業の主たる実施場所で雇用している従業員のうち、「当該期間における地域別最低賃金以上~2025年度改定の地域別最低賃金未満」で雇用している従業員が30%以上である月が3カ月以上あること
本特例適用時は、事業場内最賃水準要件が免除される

要件の変更点は、以下のとおりです。

項目~3回まで第4回公募
賃上げ要件以下のいずれかを満たすこと
・一人当たり給与支給総額の年平均成長率を、事業実施都道府県の最低賃金の直近5年間の年平均成長率以上増加させる
・給与支給総額の年平均成長率を2.5%以上増加させる
一人当たり給与支給総額の年平均成長率を3.5%以上増加させること

あわせて読みたい:中小企業新事業進出補助金の賃上げに関する3つの要件とは?未達の場合どうなるかも解説

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の賃上げ要件とは?給与支給総額の計算方法や未達時の返還義務も解説

実際に採択された活用事例

新事業進出補助金では「新事業」に該当するかどうかの判断が難しく、自社の取り組みが対象となるのか迷うケースも少なくありませんでした。そこで、第1回公募の採択結果をもとに、実際に採択された主な事業の事例を紹介します。

新制度の「新事業進出枠」でも同様の考え方が引き継がれているため、自社の事業が対象になるか、判断の参考にしてください。

地域業種事業計画名
北海道卸売業、小売業高級鮮魚卸売業者の挑戦!本物のみを提供する日本料理店の展開
群馬県宿泊業、飲食サービス業老舗温泉旅館におけるインバウンド向けブライダル新規事業の展開
埼玉県製造業混迷する自動車業界から高性能医療機器へ、ビジネスモデルの転換
千葉県医療、福祉介護とスポーツで世代を繋ぐ、地域の健康創造プロジェクト
千葉県建設業社会変化に順応した高付加価値オーダーメイド家具製造
千葉県建設業空き家問題を解決する地方移住促進のための宿泊体験型不動産業
東京都情報通信業大企業向けコーポレートカード事業への新規参入
東京都サービス業(他に分類されないもの)外国人材育成ノウハウを活かしたインバウンド向け高級和食店
新潟県卸売業、小売業お米屋の挑戦!冷凍おにぎり・おこわの製造・販売事業への進出
石川県製造業クリーンルーム用シームレス手袋の技術を転用し介護市場に進出!
滋賀県建設業地元エアコン工事会社がプラント向けの大規模設備工事業に挑戦
大阪府宿泊業、飲食サービス業カレーレストランによる自社/OEMレトルト食品製造工場開設
鹿児島県製造業半導体分野からロケット・衛星等の宇宙分野の新市場に挑戦

参考:新事業進出補助金 第1回公募 採択案件一覧

公募スケジュールの実績【全公募終了】

中小企業新事業進出補助金の公募は、第4回(令和8年6月19日締切)をもってすべて終了しました。直近の公募スケジュールは、以下のとおりです。

公募回詳細
第4回(最終回)公募開始:令和8年3月27日(金)
申請受付開始:令和8年5月19日(火)
応募締切:令和8年6月19日(金)18:00
採択発表:令和8年9月頃(予定)
第3回公募開始:令和7年12月24日
申請受付開始:令和8年2月17日(火)
応募締切:令和8年3月26日(木)18:00
採択発表:令和8年7月上旬頃(予定)

次の申請機会は、後継制度「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」の第1回公募(応募期間:令和8年8月31日~9月30日18:00)です。申請受付期間が限られているため、早めの準備をおすすめします。

詳しくはこちら:2026年度は新事業進出補助金とものづくり補助金が統合!詳細を解説

【2026年最新】新事業進出・ものづくり商業サービス補助金とは?最大9,000万円 第1回公募・統合後の変更点を解説

審査の流れとポイント

中小企業新事業進出補助金では、まず「書面審査」を受け、一定の審査基準を満たすと必要に応じて「口頭審査」も行われました。書面審査において評価される主なポイントは、以下の7項目です。

①補助対象事業としての適格性
②新規事業の新市場性・高付加価値性
③新規事業の有望度
④事業の実現可能性
⑤公的補助の必要性
⑥政策面
⑦大規模な賃上げ計画の妥当性

【第4回公募での注目ポイント(参考)】
第4回公募では、政策面の審査において「経済社会の変化(関税による各産業への影響等を含む)」への対応が評価項目に加わりました。米国の関税措置による影響を受けている、または今後影響が見込まれる事業者は、事業計画書にその影響と対応策を具体的に記載することで、審査上の評価につながるとされていました。

事業計画が本補助金の「新事業」の定義に沿っているか、計画を実現できる可能性が高いかといった点が主に見られます。詳しい審査内容については、以下の記事で詳しく解説しています。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の審査項目と加点項目 オンライン口頭審査・実地検査も解説

なお、口頭審査はZOOM等を利用してオンラインで行われました。その場合、安定したインターネット回線に接続されたパソコンと、内蔵もしくは外付けのwebカメラ・マイク・スピーカーが必要です。

【第3回からの変更点(参考)】
口頭審査では、対応者が申請事業者本人(代表者等)に限定されました。外部の支援者やコンサルタントによる同席・代行は一切認められず、発覚した場合は不採択または交付取消の対象となる場合があります。なお、第3回から減点基準も明確化されました。こうした運用は新制度でも踏襲される可能性があるため、事業内容を自分の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。

新事業進出補助金の加点項目

中小企業新事業進出補助金の申請時に、以下の項目の要件を満たしていれば、一定程度の加点を受けられました。新制度でも同種の加点制度が設けられているため、これから申請する方の参考にもなります。

項目要件取得までの期間
パートナーシップ構築宣言「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトで宣言を公表約10日
くるみん認定トライくるみん、くるみん又はプラチナくるみんのいずれかの認定を受ける数ヶ月以上かかる場合あり
えるぼし認定えるぼし1~3段階又はプラチナえるぼしのいずれかの認定を受ける数ヶ月以上かかる場合あり
アトツギ甲子園に出場アトツギ甲子園のピッチ大会に出場済みであること
健康経営優良法人認定制度健康経営優良法人2025の認定を受けている企業を評価
※2025年度の申請は現時点で終了
技術情報管理認証制度技術情報管理認証制度の認証を受けていること早くて1~2ヶ月
成長加速化マッチングサービス成長加速化マッチングサービスへの会員登録を行い、挑戦課題を登録最短1日程度
※GビズID取得までに1週間程度必要
再生事業者(対象事業者のみ)再生計画等を「策定中」または「策定済」
特定事業者(対象事業者のみ)「補助対象者(3)特定事業者の一部」に該当する事業者
地域別最低賃金引上げに係る加点2024年10月~2025年9月の間で、地域別最低賃金以上~2025年度改定の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が全従業員の30%以上である月が3カ月以上ある事業者
事業場内最低賃金引上げに係る加点2025年7月と応募申請直近月の事業場内最低賃金を比較し、63円以上の賃上げをした事業者

最短数日で取得できるものもあるため、新制度への申請を検討している方は挑戦してみましょう。

減点項目

第4回公募からは、以下に該当する場合に審査で減点が行われました。

減点項目内容
加点項目要件未達中小企業庁所管の補助金で賃上げに関する加点を受けて採択されたにもかかわらず、要件を達成できなかった場合、未達報告から18か月間は大幅に減点される
過剰投資の抑制特定の期間に類似テーマ・設備等の申請が集中している場合、過剰投資の恐れがあると判断され大幅に減点される
他の補助事業の事業化が進展していない過去に新事業進出補助金・事業再構築補助金・ものづくり補助金を受給しており、直近の事業化状況報告で事業化段階が3段階以下の場合に減点される
新事業進出指針の評価が低くなる例に該当事業実態に照らして容易に製造等が可能な新製品の製造、既存製品に容易な改変を加えたもの、既存製品を単に組み合わせたもの等は評価が低くなる

特に「過剰投資の抑制」は、同じテーマへの申請が多い場合に適用されるため、流行に乗った計画ではなく、自社独自の強みを活かした事業計画を策定することが重要です。

申請から交付までの流れ

中小企業新事業進出補助金の申請から交付までは、以下の流れでした。第4回公募で採択された方は、今後③以降の手続きを進めることになります。

①応募申請新事業進出に取り組む計画を提出し、本補助金の対象事業として応募する
②採択発表事務局にて厳正な審査を行い、候補者を採択
申請者は採択結果通知が届くのを待つ
③交付申請採択された補助金交付者が、補助金の交付決定を受けるための手続き
④交付決定事務局にて経費等の内容を精査し、補助金の交付を決定
申請者は交付決定通知が届くのを待つ
⑤補助事業実施交付審査を経て決定した内容につき、指示された期限までに補助事業を実施
事務局から指示があった場合は状況報告をする
⑥実績報告補助事業が完了したら、30日以内又は補助事業実施期間の終了日までに、実績報告書やその証拠となる書類等を提出
⑦精算払請求補助事業の確定検査を受け、補助金額確定通知書を受領後、精算払の請求を行う
⑧補助金交付補助金が振り込まれる
⑨事業化状況報告補助事業完了年度の翌年度以降5年間、直近1年間の補助事業に係る事業化並びに付加価値額状況等を報告

申請は電子申請システムを通じて行うため、「GビズIDプライムアカウント」の取得が必須です。加えて、「次世代育成支援対策推進法」に基づく一般事業主行動計画の策定・公表も必要となります。この仕組みは新制度でも同様で、いずれの手続きも完了までに1〜2週間を要するため、新制度への申請を検討している方は余裕を持って準備を進めるようにしてください。

なお、旧制度の公式サイトでは、申請の流れや必要書類が、図や表で記載された「応募申請ガイド」も公開されています。採択後の手続きの確認にご活用ください。


新事業進出補助金に関するよくある質問


最後に、新事業進出補助金に関するよくある質問を紹介します。

新事業進出補助金の第5回公募はある?

第5回公募はありません。第4回公募(令和8年6月19日締切)が最終回となり、以降はものづくり補助金と統合された「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として公募されています。新制度の第1回公募は令和8年8月31日~9月30日18:00が応募期間です。
詳しくはこちら:2026年度は新事業進出補助金とものづくり補助金が統合!詳細を解説

【2026年最新】新事業進出・ものづくり商業サービス補助金とは?最大9,000万円 第1回公募・統合後の変更点を解説

事業再構築補助金の後継はどの補助金?

令和7年3月で募集が終了した「事業再構築補助金」の後継的な位置づけとして「中小企業新事業進出補助金」が実施され、現在はさらにものづくり補助金と統合された「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」へ引き継がれています。新市場・高付加価値事業への進出を検討している場合は、新制度の「新事業進出枠」が該当します。コロナからの再構築の意味合いが含まれた事業再構築補助金に対し、後継制度は新たな挑戦を支援する「攻め」の補助金といえるでしょう。

個人事業主は申請できる?

新事業進出補助金は、個人事業主も申請可能でした。ただし、申請時に従業員数が0人の事業者は対象外です。新制度への申請を検討する際は、最新の公募要領をご確認ください。
詳しくはこちら:中小企業新事業進出補助金は個人事業主も申請できる!対象外となる場合も解説

新事業進出・ものづくり補助金は個人事業主も申請できる!対象外となる場合も解説

会社設立1年未満でも対象になる?

中小企業等の新規事業への進出を事業の目的とすることから、創業間もない事業者は対象となりません。また、申請には最低1期分の決算書の提出が必要です。

補助金の交付を受けたことがあっても対象になる?

旧制度では、申請締切日より16か月以内に「新事業進出補助金」「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」に交付候補者として採択された事業者、または交付決定を受けた事業者は補助対象外でした。また、採択や交付決定の取消しを受けた事業者も、補助を受けることはできません。新制度にも同様の制限があるため、申請前に新制度の公募要領を必ずご確認ください。
参考:新事業進出補助金 概要説明会(第2回公募)13ページ


まとめ

中小企業新事業進出補助金は、企業がこれまで培った強みを活かし、未知の市場や高付加価値事業へと踏み出す後押しとなる制度でしたが、第4回公募をもって募集を終了しました。その役割は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」の新事業進出枠へと引き継がれています。

新商品や新サービスの提供を検討している企業にとって、新制度は引き続き有効な資金調達手段です。第1回公募の締切は令和8年9月30日(水)18:00。新たな挑戦は不安や負担も伴いますが、成長のチャンスでもあります。制度の詳細を確認のうえ、自社の成長戦略に合わせて活用をご検討ください。

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