世界一の長寿に裏付けられた健康食である和食や、高い技術力と信頼性で評価される日本製自動車など、以前から様々な分野で高い評価を受けてきた「JAPANブランド」ですが、近年の日本は島国ならではの特徴的な文化や豊かな自然環境を武器に、世界の観光市場においても非常に大きな存在感を放つようになりました。
政府はこの状況を国内企業の新たな海外販路の開拓につなげるため、令和2年度の本予算で中小企業等によるJAPANブランドの確立を支援する「JAPANブランド育成支援等事業」を実施します。
JAPANブランド育成支援等事業は中小企業等が海外展開や全国展開、インバウンド需要の獲得に向けた取り組み（新商品・サービス開発やブランディング）を行う場合に、単独申請の場合は最大で500万円（補助率1/2又は2/3）、複数者での共同申請の場合には最大2000万円の補助が行われます。
また、民間の支援事業者や地域の支援機関などが中小企業等の取り組みを支援する場合にも、経費に対し最大2000万円（補助率1/2又は2/3）の補助が行われます。
今回は、令和二年度の本予算で実施予定の「JAPANブランド育成支援等事業」について紹介したいと思います。
経産省：令和二年度概算要求資料より※https://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/
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