日本人が世界的に見ても長寿であることはご存じの方も多いと思いますが、近年は世界規模で長寿が進み、それに伴って病院や医師の数も急激に増加を続けています。
WHO(世界保健機関)の統計をもとに世界194ヵ国の平均寿命の推移を調べてみた所、特に変化が大きいのは2000年以降の新興国で、下位の10国では過去20年の間におよそ5年~10年以上も平均寿命の上昇が見られます。
2000年に国連のミレニアムサミットで採択されたMDGs(ミレニアム開発目標)では、振興公の予防接種の促進や極度の貧困層への集中的な支援を目標に掲げており、特に新興国で最も高い死亡要因である感染症に対する予防は平均寿命の上昇に大きく貢献したようです。
2015年までにMDGsは一定の成果を達成し、現在は新たな開発目標であるSDGs(持続可能な開発目標)へとその内容を引き継いでいます。
【平均寿命第10位までの結果】WHO発表より作成
治安がよく医療も発達した先進国で、自然が豊かな国が多い印象です。
【平均寿命下位の10国】
下位の10国はAIDsをはじめとする感染症が蔓延しているアフリカ大陸の国が独占しています。
(1980年頃までは上記の国の平均寿命は35歳~40歳程度でした。)
新興国では偽の医薬品の流通量も多く、正規の医薬品の流通経路となる内科診療所の確保や、市場全体の健全化に向けた官民一体の取り組みが重要となっています。
この記事の目次
補助金対象商品を調べる
導入したい商材が補助金に対応しているかチェック!
この先は会員限定エリアです
このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です