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【2026年9月最新】給付金はいつ・いくらもらえる?子育て2万円・5万円給付・給付付き税額控除・一律給付の最新まとめ

公開日:2026/2/19 更新日:2026/9/7
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2026年9月7日現在、国が全国民へ一律で配る現金給付は実施されておらず、決定した事実もありません。SNSやまとめサイトで拡散されている「一律2万円の2回目」「特別定額給付金の2回目」「1人5万円給付」「秋の生活支援金」「家計支援特別給付金」「マイナンバーカードで3万円」といった名称は、いずれも決定していない、または存在しない制度です。国の給付として実施された「物価高対応子育て応援手当」(児童手当2万円上乗せ・子ども1人2万円)も、多くの自治体で2026年6月30日をもって申請受付が終了しました。

そのうえで、9月に入って給付政策の日程が一気に具体化しました。①9月15日にも飲食料品の消費税率1%引き下げを含む税制改正大綱を閣議決定、②9月16〜18日に内閣改造・自民党役員人事、③臨時国会は10月5日の週を軸に召集を調整という流れです。8月5日の臨時閣議で「『給付付き税額控除』の制度導入の基本方針」が閣議決定され、令和9年(2027年)4月1日から2年間、飲食料品の消費税率を8%から1%へ引き下げること、あわせて所得に連動した給付を令和9年度(2027年度)に先行導入することが政府方針として固まっています。1989年の消費税導入以来、税率が下がるのは初めてです。さらに9月5日には、2029年4月に税率を1%から8%へ戻すのに合わせ、政府が中低所得者への現金給付を検討していることが報じられました。

いま新たに動けるのは、①秋まで受付している自治体独自の給付金・ポイント、②9月使用分で終了する電気・ガス料金の自動値引き、③自動適用のガソリン補助、④妊娠・結婚・進学・移住などライフイベント向け給付です。北海道の「道民生活応援ポイント」(全世帯主・5,500円相当・11月16日まで)のように、いまから申請できる制度も残っています。一方でエネルギー支援は転換点にあり、ガソリン補助は9月3日〜9日分が26.2円/Lへ3週ぶりに縮小し、政府は9月1日に予備費6,136億円を基金へ積み増しました。電気代は9月使用分で大手電力10社すべてが252〜510円値上がりし、補助は10月検針分で終わります。

本記事では、「いま給付金はいつ・いくらもらえるのか」「もらえない・存在しない給付金はどれか」を早見表で一括整理したうえで、いまから申請できる制度、9月・10月の振込予定、9月15日以降の政治日程、定額減税補足給付金や児童手当の扱い、詐欺注意情報までを、2026年の給付金の全体像として解説します。各制度の詳細は関連記事にまとめていますので、あわせてご確認ください。

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この記事の目次

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2026年9月、給付金はどうなる?今もらえる給付金・来ない給付金【早見表】

2026年9月7日時点で、国が全国民一律で配る給付金はありません。国の給付として実施された「物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ・子ども1人2万円)」も、申請受付が多くの自治体で6月30日に終了しました。いま新たに申請・利用できるのは、秋まで受付を続けている自治体独自の給付金・ポイント、申請不要で自動適用される電気・ガス料金の値引き、ガソリン補助が中心です。一方で「一律2万円」「10万円の2回目」「特別定額給付金の2回目」「マイナンバーカードで3万円」「秋の生活支援金」「家計支援特別給付金」などは、実施が決まっていない、または存在しない制度です。今後の支援の軸は、8月5日に基本方針が閣議決定された「給付付き税額控除」へと移りました。

まずは、いま自分が対象になり得るものを以下の早見表で確認してください。

【2026年9月 給付金 早見表(もらえる/来ない/決定済み・これから)】

区分制度・通称2026年9月7日時点の状況
もらえる(実施中)自治体独自の給付金・ポイント・商品券秋まで受付中の制度あり。北海道の道民生活応援ポイント(全世帯主5,500円相当・11月16日まで)、愛知県武豊町(全町民6,000円・12月28日まで)、鹿児島県出水市(75歳以上5,000円・10月30日まで)、新潟県長岡市の商品券(1人1万円分・利用期限10月20日)など
電気・ガス料金補助(2026年夏)7月1日から自動値引き実施中。7〜9月使用分が対象で、政府は標準的な家庭で3か月合計5,000円程度の軽減と説明(電気260kWh・都市ガス30㎥のモデルでは約4,370円)。最終月の9月使用分=10月検針分をもって終了し、10月使用分以降は未定
ガソリン補助金(緊急的激変緩和措置)実施中・申請不要。9月3日〜9日出荷分の支給単価は26.2円/L(変動分23.4円+9月調整単価2.8円)。9月1日に政府が予備費6,136億円の基金積み増しを閣議決定。次回単価は9月9日14時公表・9月10日出荷分から適用
物価高対応子育て応援手当(申請済み分の振込)全国1,741自治体で実施済み。新規申請受付は令和8年3〜6月に終了。申請済み分の振込は9月以降も順次継続中
ライフイベント向け給付金(自治体独自)妊婦支援給付金5〜10万円、結婚新生活支援最大60万〜100万円、移住支援金最大300万円など、全国340件以上が公募中
年金生活者支援給付金(恒久制度)実施中。対象の年金受給者に月額5,620円(2026年度・前年度比170円増)を年金に上乗せ。要請求手続き。次回支給日は10月15日(木)
来ない(未定・存在しない)国民全員に一律2万円高市首相が2025年10月に取りやめを表明済み。以後、動きなし
特別定額給付金(コロナ10万円)の2回目・3回目実施の決定なし
1人5万円給付国民民主党の提言段階。補正予算にも8月5日の基本方針にも盛り込まれず未実現
「非課税世帯10万円」「30万円」2026年度に国が全国一律で行う予定なし。実施しているのは自治体独自の給付
マイナンバーカードで2万円・3万円そのような制度は存在しない(詐欺に注意)
「秋の生活支援金」「家計支援特別給付金」「夏の緊急支援給付金」国の制度としては存在しない。過去の通称または誤情報
決定済み・これから税制改正大綱の閣議決定9月15日にも閣議決定する日程で調整。飲食料品の消費税率1%引き下げの詳細を明記
飲食料品の消費税1%引き下げ8月5日に基本方針を閣議決定。2027年4月1日から2年間、8%→1%。10月5日の週を軸に召集される臨時国会で法案審議へ
所得に連動したきめ細かな給付(先行給付)8月5日に閣議決定。消費税1%相当分の範囲内で令和9年度(2027年度)に導入。2027年6月以降、住民税の賦課決定後に開始予定
給付付き税額控除(本格導入)令和11年度(2029年度)に本格導入。所得連動型で「一律◯万円」ではない。支給時期は毎年秋を予定
消費税8%復帰時の現金給付2029年4月に税率が1%から8%へ戻るのに合わせ、中低所得者への現金給付を政府が検討中(2026年9月5日報道)。金額・対象は未定

「もらえる」に該当する方は、次章以降でそれぞれの対象・申請方法・時期を確認してください。「来ない」に分類した制度については、断定的に「もらえる」とうたう情報や、申請を促すSMS・メールにご注意ください。

いま申請できる給付金はある?秋まで受付中の自治体制度

あります。ただし、全国一律で誰でも申請できる国の給付金は2026年9月7日時点で存在せず、いま手続きできるのは秋まで受付期間を設けている一部の自治体独自事業に限られます。いずれも住民税非課税世帯だけに限定した制度ではなく、全住民または高齢者を対象にした支援である点が特徴です。「非課税世帯向けの給付は終わってしまった」という方も、次のような全住民対象の事業が動いていないか確認してみてください。

自治体・事業名対象金額期限
北海道「道民生活応援ポイント給付事業」令和8年5月1日時点で道内に住所がある全世帯主(約282万世帯)アプリ申請5,500円相当/郵送申請5,000円相当申請2026年11月16日
愛知県武豊町「たけとよくらしサポート給付金」全町民1人あたり6,000円申請2026年12月28日
鹿児島県出水市「令和8年度出水市高齢者物価高騰対策給付金」75歳以上の高齢者1人あたり5,000円申請2026年10月30日
新潟県長岡市「暮らしと地域の応援商品券」全市民1人あたり1万円分(1,000円券×10枚)利用2026年10月20日
東京都府中市「バニラVisaギフトカード」全市民1人あたり5,000円配付中(受取後の利用期限に注意)

なお、令和8年度補正予算にもとづく重点支援地方交付金の交付決定を受けて、秋以降に新たな自治体給付金・商品券事業が追加される可能性があります。9月に入ったいまこそ、お住まいの自治体の公式サイトを改めて確認する価値があります。

北海道の「道民生活応援ポイント」は11月16日まで申請できる

北海道にお住まいの方は、2026年11月16日(月)まで「道民生活応援ポイント給付事業」の申請ができます。正式名称は「物価高対策緊急支援事業」で、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した事業です。対象は令和8年5月1日時点で北海道内に住所がある全世帯主で、約282万世帯。所得制限はなく、非課税世帯かどうかを問いません。

給付額は申請方法で変わります。スマートフォンの「北海道アプリ」から世帯主本人のマイナンバーカードで認証して申請すると、道内約4,500店舗以上で1ポイント=1円として使える「どうみんポイント」を5,500円相当受け取れます。郵送申請の場合はJCBギフトカード5,000円相当です。アプリ申請のほうが500円分多く受け取れる設計になっています。どうみんポイントは、Amazonギフトカード・dポイント・WAON POINT eギフト・QUOカードPay・PayPayマネーライトなどの民間ポイントに交換することもできます。

注意したいのは、申請期限とポイントの有効期限が別に設定されている点です。ポイントの有効期限は2026年12月15日(火)で、申請しても使い切らなければ失効します。対象世帯主には2026年6月24日から案内はがきが順次発送されており、はがきが手元にある方は早めに手続きを済ませておきましょう。問い合わせは道民生活応援ポイント給付事業事務局コールセンター(0120-842-076/9〜17時・土日祝含む)です。

自分の自治体で給付金が実施されているか調べる最短ルート

自治体独自の給付金は、すべての市区町村で同じ内容が実施されているわけではありません。確認の最短ルートは、「〇〇市 給付金 2026」「〇〇市 物価高騰 給付金」「〇〇市 令和8年度 給付金」で公式サイトを検索することです。あわせて、次の3点も確認してください。

  • 郵便物の確認:プッシュ型(申請不要)の事業では、支給通知書や確認書が世帯主宛に届きます。案内はがきを見落とすと受け取れないケースがあります
  • 自治体の広報紙:毎月配布される広報紙に、支給スケジュールや手続き方法が掲載されることがあります
  • 担当窓口への直接問い合わせ:福祉・生活支援担当窓口に電話すれば、実施の有無をその場で確認できます

現金給付ではなく、プレミアム付商品券・電子クーポン・おこめ券・地域ポイントの形で支援する自治体も増えています。「現金給付がない=支援がない」とは限らない点にご注意ください。

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2026年9月・10月に振り込まれる給付金は?【児童手当・年金の次の支給日】

「9月の給付金」「次の給付金はいつ」といった検索が続いていますが、2026年9月から10月にかけて個人の口座に振り込まれる主なお金は、次のとおりです。新しい給付金が始まるのではなく、すでに決定していた給付の振込タイミングが順番に到来するケースがほとんどです。なお、児童手当の8月支給(6月分・7月分)と年金の8月14日支給は、いずれも完了しています。

時期制度内容
9月〜随時物価高対応子育て応援手当(申請済み分の追加支給)申請済みの方や後から認定された方への振込が継続中。新規の申請受付は各自治体で終了済み
9月・10月の請求分電気・ガス料金の自動値引き申請不要。9月請求分には最も手厚い8月使用分(電気低圧4.5円/kWh・都市ガス18.0円/㎥)が反映される。最終月の9月使用分は3.5円/kWh・14.0円/㎥で、10月検針分をもって終了
毎週(水曜公表・木曜適用)ガソリン補助金9月3日〜9日出荷分は26.2円/L。次回単価は9月9日14時公表、9月10日出荷分から適用。10月分の月次「調整単価」は10月初めに改定。給油者側の手続きは不要
9月〜随時自治体独自の非課税世帯給付金・商品券令和8年度住民税の確定を受け、7〜9月に通知を発送する自治体あり。申請期限は自治体ごとに異なる
10月9日前後児童手当(本体)8月分・9月分を偶数月払いで支給。2026年10月10日は土曜のため、10月9日(金)など直前の平日に前倒しする自治体が多い
10月15日年金(年金生活者支援給付金含む)10月15日(木)の年金支給日に上乗せで振込

「〇月〇日まで 2万円」といった検索で見かける日付は、多くの場合物価高対応子育て応援手当の振込予定日、または自治体独自の給付金の申請期限を指しています。振込予定日はお住まいの自治体の通知・公式サイトでご確認ください。

給付政策の9月・10月スケジュールは?税制改正大綱・内閣改造・臨時国会

2026年秋の給付政策は、9月15日ごろの税制改正大綱の閣議決定、9月16〜18日の内閣改造、10月上旬の臨時国会召集という3つの節目で動きます。いずれも2026年9月7日時点で報じられている調整段階の日程で、正式決定ではありませんが、給付付き税額控除と食料品の消費税減税がいつ法律になるかを左右する重要な日程です。

【2026年秋の給付政策スケジュール(調整段階)】
  • 9月15日ごろ:飲食料品の消費税率1%引き下げを含む税制改正大綱を閣議決定する日程で調整
  • 9月16〜18日:内閣改造・自民党役員人事。鈴木俊一幹事長の続投、麻生太郎副総裁・木原稔官房長官の留任が有力視される
  • 9月下旬:高市首相が米ニューヨークの国連総会に出席予定
  • 10月5日の週:秋の臨時国会を召集する方向で調整。会期は70日程度との見方
  • 会期中:消費税法改正案と衆院議員定数1割削減法案を審議

税制改正大綱は9月15日にも閣議決定、内閣改造は16〜18日で調整

高市早苗首相は、飲食料品の消費税率を1%に引き下げる内容を含む税制改正大綱を9月15日までに閣議決定し、その後すみやかに内閣改造・党役員人事を行う日程を描いています。人事は9月16〜18日の実施が有力視されており、党役員人事を16日、閣僚を含む政務三役人事を17〜18日に行う案が報じられています。これまで閣外協力だった日本維新の会からも入閣する見通しです。

主要ポストは動かさない方向です。鈴木俊一幹事長は続投、麻生太郎副総裁と木原稔官房長官も留任する見通しで、片山さつき財務相も変えない方針とされています。給付付き税額控除と消費税減税の制度設計を担う布陣が維持される見込みのため、8月5日の閣議決定で固まった方針が人事で大きく揺らぐ可能性は低いといえます。

8月5日の基本方針は「政府の方針決定」であって法律ではありません。税制改正大綱で制度の詳細を詰め、臨時国会で法案を成立させて初めて、2027年4月からの減税と2027年度からの先行給付が実行に移されます。2026年9月7日時点で大綱は未決定、法案も未提出です

臨時国会は10月5日の週を軸に召集、消費税減税法案が焦点

秋の臨時国会は、2026年10月5日の週を軸に召集する方向で政府・与党が調整しています。当初は9月下旬召集で調整されていましたが、9月中旬の内閣改造と首相の国連総会出席を経てからの召集となる見通しで、10月上旬にずれ込む形です。会期は70日程度で調整が進められています。

焦点は2つです。第1に、2027年春からの飲食料品の消費税減税に関する法案。第2に、衆院議員の定数1割削減のための関連法案です。定数削減は野党の強い反対を受けて2国会にわたり採決を見送った経緯があり、消費減税をめぐっても財源や制度設計について与党内に異論があります。

成立の見通しについては、議席構成が鍵になります。与党は衆院で3分の2超の議席を持つ一方、参院では過半数に届いていません。参院で否決されたり60日以内に議決されなかったりした場合でも、衆院の再可決で成立させられる状況にあります。2027年4月の減税開始に間に合わせるにはレジ・POSの改修に5〜6か月を要するため、2026年内の法案成立が実務上の前提となります。

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「秋の生活支援金」「秋の給付金」は本当にあるのか?

2026年9月7日時点で、「秋の生活支援金」「秋の給付金」「家計支援特別給付金」「夏の緊急支援給付金」といった名称の国の制度は存在しません。SNSやまとめサイトで見かける情報の多くは、過去の給付金の通称や、地方自治体の独自事業と混同されたものです。季節が変わるたびに「〇〇の生活支援金」という呼び名が生まれますが、国が全国民一律で配る季節の現金給付は、2026年9月時点でありません。

とくに秋は、10月上旬に召集される見通しの臨時国会で消費税減税法案が審議されることから、「秋に何か給付がある」という話が広がりやすい時期です。しかし審議されるのは2027年4月からの消費税率引き下げと、2027年度からの先行給付であり、2026年の秋に現金が配られる制度ではありません。

「秋の生活支援金」「夏の緊急支援給付金」と呼ばれてきたものの正体

これらの名称で検索される制度は、実際には次のいずれかを指していることが多いのが実情です。

検索されている名称実際の正体
秋の生活支援金/秋の給付金2026/秋期支援金国の制度としては存在しない。秋の臨時国会での消費税減税法案審議や、自治体が秋に通知する非課税世帯給付金と混同されたもの
家計支援特別給付金/生活応援給付金特定の名称の国制度は存在しない。自治体独自の物価高騰対策給付金(北海道の道民生活応援ポイント等)の総称として使われている
夏の緊急支援給付金/夏季緊急支援金/夏の緊急支援補助金2023年夏に一部自治体が実施した非課税世帯向け給付金の通称。国の全国一律制度ではない
夏の生活支援金/夏季生活支援金/夏の支援給付金特定の名称の国制度は存在しない。過去の物価高対策給付金や自治体独自事業を指す誤情報
夏の補助金2026/秋の補助金電気・ガス補助(申請不要)、ガソリン補助(自動適用)を指すケースが多い
エネルギーバウチャー制度韓国・フランス・イタリア等の低所得世帯向け冷暖房費クーポン制度。日本に同名の制度はない

「秋の生活支援金とは」「家計支援特別給付金 対象者」で検索している方は、正しい制度名で情報を探しなおすことをおすすめします。2026年9月時点で国が実施している支援は、電気・ガス料金補助(9月使用分まで)とガソリン補助、そして住民税非課税世帯・低所得世帯を対象とする自治体独自の給付金が中心です。

「9月の給付金」「10月の給付金」で検索して出てくるものの正体

「9月 給付金」「10月 給付金」で検索して表示される情報の多くは、新設される制度ではなく、既存の給付の振込月を指しています。具体的には、10月10日前後の児童手当(8月分・9月分)、10月15日の年金と年金生活者支援給付金、10月請求分に反映される電気・ガスの値引き、そして自治体が秋に通知を発送する非課税世帯給付金です。

このうち新たに申請が必要になり得るのは、自治体独自の給付金だけです。児童手当・年金・電気ガス補助はいずれも手続き不要で自動的に振り込まれる、または請求額から差し引かれます。「9月から新しい給付金が始まる」という断定的な情報を見かけたら、必ず自治体または省庁の公式サイトで裏を取ってください。

「国民全員に一律給付」「特別定額給付金の2回目」は来るのか?

2026年9月7日時点で、国民全員を対象とした一律給付や、コロナ時の10万円給付の「2回目」は実施されておらず、実施が決定した事実もありません。「国民全員に給付金 2回目 いつ」「特別定額給付金 2回目」「給付金10万円 2回目 全員」といった検索が非常に多くありますが、いずれも決定した制度ではありません。8月5日に閣議決定された給付付き税額控除の基本方針も、「所得に連動したきめ細かな給付」を掲げており、一律給付とは明確に異なる設計です。基本方針には「これまでの経済対策等における一律の金額での給付とは異なる」制度である旨が明記されています。

「特別定額給付金(コロナ10万円)」とは何だったのか

特別定額給付金とは、2020年(令和2年)にコロナ禍の緊急対策として、全国民1人あたり10万円を支給した制度です。「定額給付金」もほぼ同じ意味で使われます。これは新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として1回限りで実施されたもので、2026年9月現在、2回目・3回目の実施は決定していません。当時は市区町村が主体となって申請書を各世帯に郵送し、返送された申請書に基づいて住民票上の世帯主口座に振り込む方式で行われました。総給付額は約12兆8,803億円、申請期限までに約99.4%の世帯が受給しています。

【「一律給付」に関するよくある誤解の整理】

制度・通称対象・金額2026年現在の状況
特別定額給付金(コロナ10万円)全国民1人あたり10万円2020年に実施。2回目の決定なし
国民全員に一律2万円2025年に政治の場で議論された案高市首相が2025年10月に実施見送りを表明。以後、動きなし
物価高対応子育て応援手当子育て世帯の子ども1人あたり2万円実施済み(子育て世帯限定・申請受付は終了)
所得に連動したきめ細かな給付(2027年度〜)所得に連動して金額が変わる(一律ではない)8月5日に基本方針を閣議決定。令和9年度に先行導入、令和11年度に本格導入

2025年に議論された「一律2万円給付」はどうなった?

2025年に議論された「国民全員への一律2万円給付」は、実施されないまま見送られました。2025年6月、自民党は参議院選挙の公約として「全国民への一律2万円給付」を掲げ、子どもや住民税非課税世帯の大人には追加で2万円を支給する案も示していました。

しかし、参議院選挙で公約への理解が得られなかったこと、財源議論が固まらなかったことなどを踏まえ、2025年10月に就任した高市早苗首相は「全国民一律2万円給付」の実施取りやめを明確にしました。その財源は、物価高への対応や電気・ガス補助、子育て世帯への2万円給付など、より対象を絞った支援策に振り向けられています。以後、国の給付として実施されたのは「子育て世帯向けの物価高対応子育て応援手当(子ども1人2万円)」のみで、そのほかは自治体が独自に実施する給付金に限られます。政策の軸も、8月5日に基本方針が閣議決定された所得連動型の給付へと明確に移りました。

高市首相 経済対策で何が変わる?給付から投資へ

国民民主党「1人5万円給付」はどうなった?

国民民主党が提言した「1人5万円給付」は、2026年9月7日時点で野党提言の段階にとどまり、実現は決まっていません。2026年6月5日に成立した補正予算(約3.1兆円)にも、個人向けの5万円給付は盛り込まれませんでした。「5万円もらえる」と断定する情報が出回っていますが、現時点では未確定です。加えて8月5日に給付付き税額控除の基本方針が閣議決定され、支援の軸が「消費税1%への引き下げ+所得連動型の先行給付」に定まったことで、一時金としての5万円給付が採用される可能性はさらに低下しています。

国民民主党の玉木雄一郎代表は、2026年5月12日、中東情勢の緊迫化に伴う物価高対策として「中東危機を乗り越えるための緊急対策」を発表しました。中・低所得の勤労世帯を中心に1人あたり5万円を給付することを柱とし、財源として約3兆円規模の補正予算の編成を政府に求めた内容です。給付方法として現金のほか、マイナポイント等の活用も選択肢に挙げられました。社会保障国民会議の中間とりまとめでも、同党は「令和8年内に中低所得の現役勤労者約1,000万人へ5万円給付」を主張しましたが、最終的に閣議決定された基本方針には反映されていません。

なお、6月5日成立の補正予算3兆1,135億円の中心は「中東情勢等対応予備費」2兆5,000億円で、これはガソリン補助金の財源として使われています。9月1日には政府が予備費6,160億円の支出を閣議決定し、うち6,136億円をガソリン補助の基金へ積み増しました。補正予算の資金は、個人への現金給付ではなく店頭価格の抑制に回っている構図です。

定額減税補足給付金(不足額給付)は2026年でももらえる?

2025年に多くの自治体で実施された「定額減税補足給付金(不足額給付)」は、2026年9月時点でほぼすべての自治体で申請受付が終了しています。「定額減税補足給付金 2026」「不足額給付金 2026」で検索している方が新たに受け取れる可能性は、原則ありません。ただし、ごく一部に申請期限を延長している自治体があり、心当たりがある場合は確認する価値があります。

不足額給付とは?調整給付との違いと支給額

不足額給付とは、2024年に実施された定額減税で減税しきれなかった分を、実績にもとづいて精算する給付金です。定額減税は合計所得金額1,805万円以下の人を対象に、1人あたり所得税3万円+住民税1万円の計4万円を減税する制度でした。しかし納税額が4万円に満たない方は、減税しきれない差額が生じます。

制度名時期性質
当初調整給付2024年夏〜秋2023年の所得をもとに「見込み」で先渡しした給付
不足額給付(定額減税補足給付金)2025年7〜10月が中心2024年の確定した所得・税額をもとに実績で精算した給付。原則4万円

渋谷区・宇都宮市・広島市・岡山市・目黒区・吹田市などが2025年7〜10月に順次実施し、申請期限を2025年10月31日とした自治体が大半です。神戸市・堺市・足立区・世田谷区・江戸川区・大阪市・長野市なども実施済みで、現在は受付を終了しています。

申請期限を延長している自治体はある?いま確認すべきこと

一部の自治体では、いまも受付が続いています。和歌山県美浜町(申請期限2027年11月28日)や北海道夕張市(申請期限2027年10月31日)のように、申請受付を延長・継続している自治体がごく一部存在します。また、静岡県森町のように2025年11月21日まで受付を延長していた例もありました。

このほか、次のようなケースでは個別対応が続いている自治体があります。

  • 転入者や事業専従者など、後から対象と判明した方への個別対応
  • 住民票や税務情報の変動があり、追加調査が必要となったケース
  • 2024年分の確定申告を期限後に行い、税額が事後的に確定したケース

ご自身が2024年の定額減税で減税しきれなかった可能性がある場合は、まずお住まいの市区町村の担当窓口に受付状況を確認してください。なお2026年度に国が新たに実施する調整給付・不足額給付の予定はありません。今後の中低所得者向けの給付は、2027年度から始まる所得連動型の先行給付に引き継がれます。

調整給付金とは?定額減税補足給付金(不足額給付)の対象・金額・自治体別スケジュールを解説【2026年】

「マイナンバーカードで2万円・3万円もらえる」は詐欺の可能性

「マイナンバーカードを持っているだけで2万円・3万円もらえる」という国の制度は、2026年9月7日時点で存在しません。「マイナンバーカード 2万円 2026」「マイナンバー現金給付いくら」「マイナンバー お金 もらえる 2026」「マイナンバーカード 3万円 2026」で検索している方は、この種の情報がデマや詐欺の可能性が高い点に注意してください。

過去に実施された「マイナポイント第2弾」(最大2万円分のポイント付与、2023年9月で申込終了)と混同されているケースも多く見られます。マイナポイント第2弾はすでに終了しており、現在も継続している「マイナンバーカード取得だけで自動的に現金2万円がもらえる制度」はありません。

一方、8月5日に閣議決定された給付付き税額控除の基本方針では、公金受取口座について「現状5割程度にとどまる登録率の向上を国として強力に推進し、本制度の受給に際してその利用を原則としていく」と明記されました。2027年度からの先行給付をスムーズに受け取るうえで、公金受取口座の登録は重要になります。ただし、登録すれば今すぐお金がもらえるわけではありません。

なお、北海道の道民生活応援ポイントのように、アプリ申請でマイナンバーカード認証を使うと郵送申請より500円分多く受け取れる自治体事業は実在します。見分け方は「国が全国一律でカード保有者に現金を配る」という話かどうかです。こども家庭庁や自治体、国が電話・メール・SMSで「マイナンバーで給付金を受け取れる」「手数料が必要」と連絡することは絶対にありません。不審な連絡は警察相談専用電話(#9110)または消費者ホットライン(188)にご相談ください。

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物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ)の申請受付は終了

物価高対応子育て応援手当は、報道で「児童手当2万円上乗せ」とも呼ばれる、子育て世帯を対象に子ども1人あたり2万円を支給する1回限りの給付金です。2025年12月16日に成立した令和7年度補正予算にもとづく制度で、全国の自治体で2026年2月から順次支給が行われました。所管はこども家庭庁です。申請が必要な方の受付は、多くの自治体で2026年6月30日をもって終了しており、現在は申請済みの方への振込処理が続いている段階です。

給付額は子どもの人数に応じて算定され、子どもが2人いる世帯なら合計4万円が支給されます。世帯の所得による制限はなく、対象年齢(平成19年4月2日〜令和8年3月31日生まれ)の子どもがいる世帯であれば支給対象でした。毎月支給される児童手当への「増額」ではなく、児童手当の仕組みを使って支給される臨時特別の一時金で、児童手当とは別に受け取れます。

申請受付は終了?まだ振り込まれていない場合はどうすればいい?

物価高対応子育て応援手当の申請受付は、横浜市・川崎市・渋谷区・福岡市・神戸市・大阪市など多くの自治体で2026年6月30日をもって終了しました。福岡市は7月以降に提出された申請書は不支給となる旨を明言しており、期限後の申請は原則受け付けられません。

一方、申請済みの方や通知対象の方への振込は、9月以降も順次続いています。たとえば札幌市は2026年7月3日・7月28日・8月4日・8月12日に振込を実施し、以降も順次支給を予定しています。大田区は5月8日以降に児童手当が認定となった方について7月下旬以降の振込を予定し、八王子市は第1〜3回を3月31日までに支給済みで、第4回を令和8年4月下旬に支給、令和7年12月以降に生まれた児童分は後日追加支給の予定です。期限内に申請したのにまだ振り込まれていない方は、慌てずに自治体からの通知や振込予定日を確認してください。

物価高対応子育て応援手当はどの自治体で実施された?申請できる自治体は残っている?

物価高対応子育て応援手当は国の制度で、全国1,741の市区町村すべてで実施されました。こども家庭庁の集計によると、令和8年3月末時点で対象児童1,782.7万人分・計3,565.3億円の支給が決定しており、内訳は申請不要のプッシュ型が1,641.3万人(3,282.6億円)、公務員や新生児など申請による支給が141.4万人(282.7億円)です。「自分の自治体は実施していないのでは」という心配は不要ですが、申請が必要な方の受付期限はすでにすべての自治体で経過しています

申請期限は自治体ごとに令和8年(2026年)3月〜6月の間で設定されていました。主な自治体の申請期限は次のとおりです。

自治体申請期限(申請が必要な方)
福井県敦賀市令和8年4月15日
埼玉県越谷市令和8年4月30日
広島県世羅町令和8年4月30日
岐阜県多治見市令和8年4月30日
岐阜県土岐市令和8年5月29日(3月生まれの児童分)
大阪府池田市令和8年5月29日
大阪市・渋谷区・町田市・八王子市・世田谷区・福岡市・横浜市・川崎市・神戸市など令和8年6月30日

こども家庭庁の専用コールセンターも令和8年7月31日をもって運営を終了しており、2026年9月時点で新規に申請を受け付けている自治体は確認できません。福岡市のように「7月以降に提出された申請書は不支給」と明言している自治体もあります。やむを得ない事情で申請できなかった場合の取り扱いは自治体の判断によるため、心当たりのある方はお住まいの市区町村の子育て支援窓口に直接ご相談ください。

国の2万円に上乗せする都道府県・自治体はある?福岡県は県独自で1万円を追加

国の「物価高対応子育て応援手当」(子ども1人2万円)に、都道府県や市区町村が独自財源で上乗せするケースがあります。代表例が福岡県の「物価高対応福岡県子育て応援金」で、国の2万円とは別に、こども1人あたり1万円を県が上乗せ支給しています。都道府県レベルで全県的に上乗せする例は多くなく、2026年9月時点で確認できる主な上乗せは次のとおりです。

実施主体上乗せ額内容・手続き
福岡県(県全域)こども1人あたり1万円国の応援手当を県内市町村から受給した保護者等が対象(公務員含む)。原則手続不要のプッシュ型で、県が支給通知を市町村ごとに順次発送中。国の手当とは別建てで振り込まれる
東京都世田谷区区独自1万円(国2万円と合わせて計3万円)物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用。国の手当と一体で支給
さいたま市児童1人あたり1万円(別事業)「令和7年度子育て世帯への応援給付金」として市独自に実施。国の応援手当とは別制度で、新規受付は令和8年4月30日に終了
兵庫県多可町商品券8,000円(別事業)国の応援手当2万円に加え、町独自の商品券配布を組み合わせ

福岡県子育て応援金で注意したい点は3つあります。第1に、令和7年10月1日〜令和8年3月31日に他都道府県から福岡県へ転入した子どもの保護者等は、プッシュ型ではなく特設サイトからの申請が必要で、この申請型の受付はプッシュ型の対応が終わり次第、順次開始されます。第2に、この応援金は課税対象です(生活保護の収入としては認定されません)。第3に、振込名義人の相違や支店統合による口座番号の相違で振込不能が多発しているため、支給通知に記載された振込先の確認が呼びかけられています。問い合わせは福岡県子育て応援金コールセンター(092-401-1685・平日9時〜18時)です。

このほか、東京都の「018サポート」のように、物価高対策とは別枠で0歳から18歳までの子どもに月額5,000円(年間最大6万円)を所得制限なしで支給する都道府県独自の恒久的な制度もあります。お住まいの都道府県・市区町村が独自に上乗せしていないか、「〇〇県 子育て応援金」「〇〇市 子育て 給付金 上乗せ」で確認してみてください

018サポートとは?申請はいつから?月額5,000円の支給日・金額・申請方法【2026年・令和8年度】

児童手当は2027年に増額される?次の支給日と支給額

2026年9月7日時点で、児童手当の支給額を新たに引き上げる決定はありません。「児童手当 増額 2026」「児童手当 増額 2027」といった検索が増えていますが、これらの多くは2024年10月に実施済みの制度拡充か、1回限りの臨時給付だった「物価高対応子育て応援手当(子ども1人2万円)」を指しています。児童手当そのものは、2024年10月の拡充後の水準が続いています。

児童手当の次回支給日は2026年10月9日ごろ、金額は月1万〜3万円

児童手当(本体)の次回支給は2026年10月(8月分・9月分)です。2026年10月10日は土曜日にあたるため、多くの自治体では10月9日(金)など直前の平日に前倒しで振り込まれます(正確な日付は自治体により異なります)。2024年10月の制度拡充により、児童手当は偶数月(2月・4月・6月・8月・10月・12月)の年6回払いとなっており、所得制限はありません。

子どもの年齢支給月額
3歳未満15,000円(第3子以降は30,000円)
3歳〜高校生年代(18歳到達後最初の3月31日まで)10,000円(第3子以降は30,000円)

支給日・現況届の要否は市区町村により運用が異なるため、正確な振込日はお住まいの自治体の児童手当担当ページでご確認ください。

「児童手当 増額 2027」で検索される内容の正体は?

「2027年に児童手当が増額される」という情報の多くは、次の3つと混同されています。いずれも児童手当そのものの月額引き上げではありません

混同されやすい制度実際の内容
2024年10月の児童手当拡充所得制限の撤廃、高校生年代までの延長、第3子以降を月3万円に増額、年6回払いへ変更。すでに実施済み
物価高対応子育て応援手当子ども1人2万円の1回限りの臨時給付。児童手当の仕組みを使って支給されたため「2万円上乗せ」と呼ばれた。申請受付は終了
給付付き税額控除の子ども加算2027年度からの先行給付で15歳以下の子どもの人数に応じた加算、本格導入時は18歳以下。児童手当とは別制度

なお、こども家庭庁の令和9年度(2027年度)予算概算要求は特別会計を含めて7兆7,436億円で、令和8年度の7兆4,956億円から2,480億円の増額です。ただし増額分の中心は学童保育やSNS環境整備などで、児童手当の単価引き上げを前提とした要求ではありません。児童手当の予算は、対象者数に応じて必要額が決まる「義務的経費」に近い性格を持つため、制度改正がなければ大きく動かない構造です。

児童手当の拡充の経緯や2024年10月からの制度改正の詳細は、関連記事もご参照ください。

少子化対策の具体例一覧【2026年】異次元の少子化対策で何が変わった?児童手当・高校無償化まで解説

「子育て支援金」と「2万円給付」は別の制度

「子育て支援金」「子ども・子育て支援金」と、今回の「2万円給付(物価高対応子育て応援手当)」は、まったく別の制度です。名称が似ているため混同されがちですが、片方は「受け取るお金」、もう片方は「支払うお金」で、方向が正反対です。

【受け取るお金 vs. 払うお金 ─ 2つの制度の違い】

制度名概要方向
物価高対応子育て応援手当(本記事)子育て世帯に子ども1人あたり2万円を支給する1回限りの一時給付金国→子育て世帯への「給付」(受け取るお金)
子ども・子育て支援金制度少子化対策の財源として、2026年4月から医療保険料に上乗せして徴収が始まった制度国民→国への「拠出」(払うお金)

「子ども・子育て支援金」は給付金ではなく、社会保険料として国民が負担する制度です。2026年4月から医療保険料に上乗せする形で徴収が始まっており、支援金率は被用者保険で一律0.23%(労使折半)、標準報酬月額30万円の場合の個人負担は月約345円です。子どもの有無・既婚・未婚にかかわらず、医療保険に加入するすべての方が対象となります。受け取るお金ではなく払うお金である点で、2万円給付とはまったく異なります。

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電気・ガス・ガソリン補助は申請不要で全世帯が対象

給付金という形ではないものの、2026年秋の時点で全世帯が対象となっている支援は「電気・ガス料金の自動値引き」と「ガソリン補助」の2つです。いずれも申請不要で、自動的に価格が引き下げられます。「値引きのために個人情報や手数料が必要」という連絡はすべて詐欺と考えて差し支えありません。

電気・ガスの値引きは9月使用分が最後、10月から約910円の値上がり要因に

電気・ガス料金の支援は2026年7月1日から開始済みで、対象は7〜9月使用分の電気(低圧)と都市ガスです。値引き単価は電気(低圧)が7・9月使用分3.5円/kWh、8月使用分は最も手厚い4.5円/kWh、都市ガスが7・9月使用分14.0円/㎥、8月使用分18.0円/㎥です。政府は標準的な家庭で3か月合計5,000円程度の軽減効果と説明しています。内訳を使用量別にみると、電気260kWh・都市ガス30㎥のモデルで約4,370円、電気400kWh・都市ガス30㎥を使う世帯なら約5,980円が請求書から自動値引きされます。

注意したいのは反映のタイミングです。「9月使用分」は原則として9月中の検針日から10月中の次回検針日前日までの使用量を指すため、最終月となる9月使用分は10月検針分に反映され、そこで支援は終了します。9月に届く請求書に反映されているのは、今夏最大の値引きだった8月使用分です。

さらに、大手電力10社が8月28日に公表した9月使用分の標準家庭向け電気料金は、10社すべてが前月比252〜510円の値上がりとなりました。値引き単価が4.5円/kWhから3.5円/kWhへ1円下がったことに加え、LNGなど燃料の輸入価格上昇が重なったためです。都市ガス大手4社も全社が値上がりし、東京ガス管内の平均的な家庭は前月比307円高い5,744円となる見通しです。

補助がこのまま終了した場合、月260kWhを使う家庭では約910円、月400kWhの世帯なら1,400円、月600kWhのオール電化世帯なら2,100円が10月使用分(11月検針分)からの値上がり要因となります。加えて2026年11月1日には送配電8社の託送料金改定が予定されており、11月以降の請求額をさらに押し上げる可能性があります。今夏の支援は令和8年度予備費(5,135億円)を財源とする3か月限りの時限措置で、10月使用分以降の値引きが自動的に継続する仕組みではありません。過去の支援は夏(7〜9月)と冬(1〜3月)に再開されてきた経緯があるため、10月以降は冬の再開時期に注目することになります。

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ガソリン補助は9月3日から26.2円/L、予備費6,136億円で「170円維持」を継続

ガソリン補助金(燃料油価格の緊急的激変緩和措置)も実施中で、給油時の申請手続きは不要です。補助金は石油元売り会社に支給され、店頭価格の抑制に反映されます。2026年9月3日〜9日出荷分の支給単価は26.2円/Lで、前週の32.5円から6.3円の縮小、3週ぶりの縮小となりました。内訳は170円超過分を全額補助する変動分23.4円/Lと、月次で固定される9月分の調整単価2.8円/L(8月の6.0円から3.2円引き下げ)です。8月31日時点のレギュラーガソリン全国平均は170.0円ちょうどで、2週連続の値上がりでした。

財源面でも動きがありました。政府は9月1日の閣議で、2026年度予算の予備費から6,160億円の支出を決定し、うち6,136億円をガソリン補助金の基金に積み増しました。残る約24億円はLPガスを燃料に使うタクシー事業者への補助に充てられます。8月末時点で約1,300億円まで減っていた基金残高に、9月末から反映されます。赤沢亮正経済産業大臣は「引き続きガソリン価格を全国平均でリッター170円程度に抑制をしてまいります」と述べ、8月25日に高市首相が表明した170円維持の方針が予算措置として裏付けられました。7月に報じられていた「9月から175円へ引き上げる見直し案」は事実上見送られています。

なお9月1日の閣議決定では、航空機燃料への補助が国内線に重点化されて増額される一方、国際線への支援は終了しました。次回の支給単価は9月9日(水)14時に公表され、9月10日出荷分から適用されます。9月1日〜2日の米イラン交戦再燃による原油急騰は今回の26.2円にはほぼ反映されていないため、9月10日以降は再拡大する可能性があります。

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【2026年8月5日閣議決定】給付付き税額控除の基本方針で何が決まった?

2026年8月5日、政府は臨時閣議で「『給付付き税額控除』の制度導入の基本方針」を閣議決定しました。7月29日に社会保障国民会議が決定した中間とりまとめを踏まえたもので、決定主体は内閣府・総務省・財務省・厚生労働省です。これにより制度の骨格が政府の正式方針として固まりました。決まった内容は大きく3つです。

【8月5日の閣議決定で決まった3つのこと】
  • 本格導入は令和11年度(2029年度):中低所得の現役勤労者の税・社会保険料負担を軽減する「所得に連動したきめ細かな給付」を、毎年度継続的に行う新制度として導入
  • 飲食料品の消費税率を1%へ:令和9年(2027年)4月1日から2年間、軽減税率対象の飲食料品(酒類と外食を除く)にかかる消費税率を8%から1%に引き下げ
  • 先行給付は令和9年度(2027年度)に導入:消費税1%相当分の範囲内で、公的機関が保有する所得情報を活用した所得連動型の給付を先行実施。減税と給付の組み合わせで「飲食料品にかかる消費税の実質ゼロ化」を実現

給付付き税額控除とは、所得税などの控除(税金の減額)と現金給付を組み合わせ、税金が少ない人や非課税の人にも支援が行き渡るようにする仕組みです。今回の2万円給付や国民民主党の5万円給付案が「1回限りの一時金」であるのに対し、この制度は毎年度続く恒久的な仕組みとして設計されます。財源についても、特例公債に頼らず補助金・租税特別措置の見直しなど歳出・歳入全般の見直しで確保することが基本方針に明記されました。

先行給付はいつ・誰が・いくらもらえる?

先行給付が始まるのは令和9年度(2027年度)で、住民税の賦課決定後にあたる2027年6月以降の開始が見込まれています。2026年9月5日の朝日新聞の報道によれば、所得連動給付の支給時期は毎年秋が予定されています。6月に住民税額が確定してから所得を判定するため、実際に振り込まれるのは秋になるという流れです。給付額の総枠は「飲食料品にかかる消費税1%相当分の範囲内」とされ、1%分の税収はおよそ年6,000億円規模です。具体的な金額や所得の閾値は、恒久財源の確保とあわせて今後決定されるため、2026年9月7日時点では確定していません。

対象と設計について、閣議決定文には次の点が示されています。

項目閣議決定された内容
単位世帯単位ではなく「個人単位」。単身者も対象
対象者一定の勤労性の所得があり、一定の税・社会保険料負担がある人。給与所得・事業所得に加え、業務に係る雑所得も含み、個人事業主・フリーランスも対象
高齢者の扱い就労し、税・社会保険料負担から年金受取額を差し引いた純負担が現役並みである中低所得の高齢者も対象
給付額の考え方所得に応じた額。勤労性の所得が一定水準に達するまで逓増し、その後は定額。総所得が一定額を超えると逓減・消失
子どもの加算本格導入時は18歳以下の子どもの人数に応じて加算。先行給付(つなぎ期間)は15歳以下の人数に応じた加算
「年収の壁」対応壁が解消するまでの時限措置として、一定の加算を実施
配偶者の所得本格導入時は高所得の配偶者がいる場合に例外を設けるが、先行給付では設けない
受け取り方公金受取口座の利用を原則。登録率(現状約5割)の向上を国として推進

先行給付の子ども加算が「15歳以下」にとどまるのは、16〜18歳の被扶養者の情報を国が把握する仕組みがまだ整っていないためです。この情報基盤の整備に時間を要することが、本格導入を令和11年度とした理由のひとつになっています。執行体制は国と地方が役割分担する方向で、全国一律のシステム整備は国、住民との窓口対応は自治体が中心となる見込みです。

給付付き税額控除とは?いつから・いくらもらえる?対象者・仕組みをわかりやすく解説【2026年9月最新】

2029年4月に消費税が8%へ戻るときは?中低所得者への現金給付を検討

飲食料品の消費税率は2027年4月から2年間だけ1%となり、2029年4月には8%へ戻る予定です。この「戻すタイミング」に合わせて、政府が中低所得者への現金給付を検討していることが2026年9月5日に報じられました(朝日新聞、複数の政府・与党関係者の話)。税率が1%から8%になることは実質的な「大増税」にあたるため、引き上げと同時に現金を配って負担を和らげ、税率を元に戻す環境を整える狙いです。高市早苗首相は「2年後には私が責任を持って確実に税率を元に戻す」と明言しています。

論点になっているのは支給のタイミングです。所得連動給付(給付付き税額控除)の支給時期は毎年秋が予定されているため、税率が戻る2029年は4月から秋までの半年間、増税だけが先行してしまいます。そこで、本来は秋に支給する額の一部を4月に前倒しし、秋の分とあわせて年2回給付する案が政府内で浮上しています。

時期飲食料品の消費税率給付の状況
2026年度(現在)8%(軽減税率)国の一律給付なし。自治体独自の給付金が中心
2027年4月〜1%へ引き下げ(2年間の時限措置)令和9年度に所得連動型の先行給付を導入。支給時期は毎年秋を予定
2028年度1%を継続先行給付を継続(秋に支給)
2029年4月8%へ復帰復帰に合わせた現金給付を検討中。秋の給付分の一部を4月に前倒しし、年2回とする案が浮上
令和11年度(2029年度)8%給付付き税額控除を本格導入

これは報道段階の検討内容であり、2026年9月7日時点で金額・対象・実施方法のいずれも決まっていません。9月15日ごろに閣議決定される見通しの税制改正大綱や、その後の臨時国会での法案審議で、出口部分の設計がどこまで具体化されるかが注目点です。

食料品の消費税1%はいつから?対象は酒類・外食を除く飲食料品

飲食料品の消費税率1%への引き下げは、2027年(令和9年)4月1日から2年間実施されます。8月5日の臨時閣議で基本方針が決定し、1989年の消費税導入以来はじめての税率引き下げとなる見込みです。減税の対象は軽減税率が適用されている飲食料品で、酒類と外食は10%のまま除外されます。ただし、決まったのは政府の基本方針であり、関連法案はまだ成立していません。

今後のスケジュールは2段階です。まず9月15日ごろに税制改正大綱を閣議決定して制度の詳細を詰め、次に10月5日の週を軸に召集される臨時国会へ消費税法改正案を提出する流れです。会期は70日程度で調整が進められています(2026年9月7日時点)。

「ゼロ税率」ではなく1%になったのは、準備期間の問題です。税率をゼロにするとレジ・POSのシステム改修に10〜12か月かかる一方、1%なら5〜6か月で対応できると整理され、2027年4月の開始に間に合わせるための現実的な選択肢として1%案が採用されました。スーパーなどが2月末に決算のピークを迎えるため、その時期を避けた4月1日開始が選ばれたという実務上の事情もあります。残る1%分は所得連動型の先行給付で還元し、全体として「実質ゼロ化」を実現する設計です。なお、2026年9月6日に公表されたJNNの世論調査(9月5〜6日実施・有効回答1,036人)では、食料品の消費税1%への引き下げについて「物価高対策として効果がない」と答えた人が55%、「外食を控えようと思う」が38%でした。同じ調査で高市内閣の支持率は前月比3.3ポイント上昇の62.5%となっています。あわせて、仕入税額控除の還付が受けられない農業従事者等への対応や、外食産業への影響を踏まえた資金繰り支援等の予算措置も検討されることが基本方針に盛り込まれました。

高市首相が言う「1世帯8万円」とは?年末調整で戻るお金との違い

「高市首相が1世帯8万円と言っていた」「年末調整で8万円戻ってくる」という情報が広がっていますが、この2つはまったく別の話で、1世帯8万円が現金で振り込まれる制度は存在しません。混同されやすいため、それぞれ分けて整理します。

「1世帯当たり年間8万円超」の内訳は?4つの施策の積み上げ

「1世帯8万円」は、令和7年度補正予算に盛り込まれた4つの物価高対策を積み上げた、家計負担の軽減効果です。高市早苗首相は令和7年12月17日の記者会見で「ガソリン・軽油の引下げ」「電気・ガス代支援」「重点支援地方交付金」「物価高対応子育て応援手当」により、夫婦とこども2人の4人家族の場合、1世帯当たり標準的には年間8万円を超える支援額となる見込みと説明しました。令和8年7月27日の記者会見でも「1世帯当たり標準的に8万円超の支援を盛り込んだ昨年末の経済対策の執行が進んでいる」と述べています。

首相官邸が公表している各施策の軽減額を、4人家族(夫婦+こども2人)のモデルで並べると次のようになります。

【「8万円超」の内訳と、家計への届き方】

施策1世帯あたりの軽減額家計にどう届くか
ガソリン等の暫定税率廃止相当の補助約12,000円店頭のガソリン価格が下がる(現金は届かない)
電気・ガス代支援(令和8年1〜3月使用分)約7,300円電気・ガスの請求額が自動で値引きされる(申請不要)
物価高対応子育て応援手当40,000円(2万円×こども2人)口座に現金が振り込まれる
重点支援地方交付金(2.0兆円)自治体により異なる(金額は非公表)自治体の給付金・商品券・水道料金減免などに姿を変える
合計金額が示されている3施策で約59,300円+交付金分現金で届くのは4万円分のみ

8万円のうち現金で振り込まれるのは「子ども分の4万円」だけ

「8万円」が実感しにくい最大の理由は、4つの施策が家計に届くまでに、それぞれまったく違う形に姿を変えるからです。同じ「支援」でも、口座に振り込まれるもの、請求書から差し引かれるもの、店頭価格に溶け込むもの、自治体の商品券に化けるものが混在しています。

【8万円が家計に届くまでの4つのルート】
  • ルート1:口座振込(現金として実感できる) 国 → 市区町村 → 児童手当の口座へ振込 = 物価高対応子育て応援手当4万円(こども2人分)
  • ルート2:請求書の値引き(明細に「国からの補助金」と記載) 国 → 電力・ガス会社 → 毎月の請求額から自動控除 = 約7,300円
  • ルート3:店頭価格の抑制(値引きが見えない) 国 → 石油元売り会社 → ガソリンスタンドの表示価格に反映 = 約12,000円。給油のたびに少しずつ効いているため、金額として意識しにくい
  • ルート4:自治体の事業に変換(住む場所で中身が変わる) 国 → 都道府県・市区町村 → 給付金・プレミアム商品券・おこめ券・水道料金減免など = 金額も内容も自治体ごとに異なる

つまり、8万円のうち銀行口座に現金として入るのは、こども2人分の応援手当4万円だけです。残りは「支出が増えなかった」という形の支援なので、通帳を見ても増えた実感がありません。こどもがいない世帯は4万円分がまるごと外れ、車に乗らない世帯は1.2万円分の恩恵を受けられません。「8万円」はあくまで4人家族の標準モデルであり、すべての世帯に8万円が配られるわけではない点に注意してください。

2026年12月の年末調整は納税者1人あたり3万〜6万円が戻る

一方、「年末調整で戻る」という話の正体は、令和8年度税制改正による「178万円の壁」への引き上げ分が、2026年12月の年末調整でまとめて精算されることです。給付金ではなく減税で、所得税の課税最低ラインが年収160万円から178万円へ18万円引き上げられました。高市首相は令和8年7月27日の記者会見で、「今年の年末には所得税減税により納税者お一人当たり3万円から6万円をお戻しする」と説明しています。前年(令和7年12月)の年末調整は「160万円の壁」への引き上げにともなう1人当たり2万〜4万円程度の減税でしたので、それを上回る規模です。

引き上げの内訳は次のとおりです。

控除令和7年分令和8年分(2026年)
基礎控除(本則)58万円62万円(+4万円・恒久措置)
基礎控除(特例加算)最大37万円最大42万円(+5万円・令和8年・9年分限定)
給与所得控除の最低保障額65万円69万円+特例5万円=実質74万円
所得税がかからない年収の目安160万円178万円

還付が大きくなりやすい理由は、適用のタイミングにあります。改正後の源泉徴収税額表が適用されるのは令和9年(2027年)1月1日以後に支払う給与からで、2026年中の毎月の給与天引きは従来の税額表のままです。そのため、増えた控除の分は2026年12月の年末調整で一括精算される仕組みになっています。毎月の手取りは変わらないのに年末にまとめて戻る、という形になるわけです。

この減税は誰が対象?独身でももらえる?配偶者が働いていないとダメ?

結論から言うと、この減税は「働いて所得税を納めている本人」に適用されるもので、独身でも対象になりますし、配偶者が働いているかどうかは一切関係ありません。「178万円の壁」という言い方から「パートで働く配偶者がいる家庭の話」と誤解されがちですが、実際は逆です。引き上げられたのは基礎控除と給与所得控除という納税者一人ひとりに適用される控除で、178万円というのはその2つを足した結果として出てくる「所得税がかかり始めるライン」にすぎません。

【誤解しやすいポイント】「178万円の壁」は制度の名前ではなく、控除を引き上げた結果として動いた数字です。国は「壁の近くで働く人だけを助ける制度」を作ったのではなく、「すべての納税者の控除を増やした結果、壁も動いた」というのが正しい理解です。そのため、壁とは無縁の年収600万円の会社員にも、独身の会社員にも減税は届きます。

立場ごとに整理すると、次のようになります。

あなたの立場対象かどう受け取るか
独身の会社員・公務員対象2026年12月の年末調整で還付。配偶者や扶養家族の有無は関係なし
会社員で配偶者が専業主婦・主夫対象働いている本人の年末調整で還付。配偶者が働いていなくても減る額は変わらない
共働き夫婦夫婦それぞれが対象2人とも給与所得者なら、それぞれの年末調整で別々に還付を受けられる
パート・アルバイト(年収178万円以下)実質的に恩恵なしそもそも所得税がかからなくなるだけで、戻る税金がない。ただし扶養の判定ライン(年収123万円→136万円)が上がる
個人事業主・フリーランス対象年末調整ではなく、2027年2〜3月の確定申告で反映される
年金受給者基礎控除は対象公的年金等に係る源泉徴収への反映は令和9年1月以後に支払われる年金から
年収2,000万円超の給与所得者金額次第年末調整の対象外のため確定申告で精算。合計所得2,350万円超は本則が逓減し、2,500万円超は基礎控除ゼロ
もともと所得税を納めていない人恩恵なし減税は「納めた税金が戻る」仕組みのため、非課税の人には届かない

なぜ「3万円」の人と「6万円」の人がいる?金額が変わる3つの要因

戻る金額に幅があるのは、「控除がいくら増えたか」×「その人に適用される税率」で決まるためです。金額を左右するのは主に次の3点です。

要因内容
年収(合計所得金額)基礎控除の特例加算42万円がフル適用されるのは合計所得489万円以下(給与年収665万円以下)。489万〜655万円は加算5万円、655万円超は加算なしで本則62万円のみ
適用される所得税率同じ控除額の増加でも、税率5%の人と20%の人では戻る金額が4倍違う
扶養親族・社会保険料など他の控除控除が多いほど課税所得が下がり、適用税率も下がるため、還付額が変わる

とくに恩恵が大きいのは給与年収475万〜665万円の層です。この帯は令和7年分の特例加算が10万円しかなかったところに、令和8年分から一律42万円が適用されるため、控除が一気に32万円増えます。一方、住民税は今回の改正の対象外で、基礎控除43万円・非課税ライン100万円は据え置きです。「178万円まで税金ゼロ」は所得税に限った話で、年収100万円を超えれば住民税はかかります。高市首相が示した「3万円から6万円」も算定の前提が公表されているわけではないため、あくまで目安として受け止めてください。

【2026年】年収の壁はいくらまで?学生バイト・パートの扶養を解説

低所得者・住民税非課税世帯向けの給付金はいつ・いくらもらえる?

低所得者・住民税非課税世帯向けの給付金は、2026年度は国の全国一律給付ではなく、自治体が独自に実施する形が中心です。2025年度まで実施されていた国主導の「住民税非課税世帯への給付」は受付を終了し、現在は国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源に、各市区町村が対象・金額・時期を決めて支給しています。そのため「非課税世帯 10万円」「低所得者 給付金 いつ」で検索しても、全国共通の答えは存在しません。

金額の目安は1世帯あたり5,000円〜3万円程度が中心で、自治体によっては商品券やポイントで支給されます。北九州市(5月29日締切)・岡山市(5月31日締切)・東大阪市(6月30日締切)・札幌市(7月31日締切)など主要自治体は受付を終了しましたが、令和8年度の住民税額が確定する6月以降に新たな給付を決め、7〜9月に通知を発送する自治体もあります。函館市の「住民税非課税世帯物価高騰支援臨時特別給付金」(1世帯3万円)、千葉県船橋市の「食料品等価格高騰支援給付金」(市民1人4,000円+非課税世帯加算1万円)などが例です。

あわせて押さえておきたいのが、非課税ラインの変更です。令和7年度税制改正で給与所得控除の最低保障額が55万円から65万円へ引き上げられたことにより、令和8年度の住民税から、単身・給与収入のみの場合の非課税の目安は100万円以下から110万円以下に上がりました(東京23区・横浜市など1級地の場合。級地区分により異なります)。昨年まで課税されていた方でも、新たに非課税世帯に該当するケースがあります。2026年6月頃に届いた住民税決定通知や課税(非課税)証明書で、最新の課税状況を確認してみてください。

住民税非課税世帯とは?年収目安110万円・条件・支援を解説【2026年度】

なお、2027年度から始まる所得連動型の先行給付は、「一定の勤労性の所得があり、一定の税・社会保険料負担がある人」が対象とされています。就労が困難な方など給付の対象外となる方については、生活困窮者自立支援制度や障害者福祉など既存制度での対応との関係を整理し、令和11年度から併せて実施できるよう結論を得ることが閣議決定に明記されました。

自治体独自の給付金・商品券を探す方法

2026年に受け取れる給付金は、お住まいの自治体が独自に実施しているものが中心です。「大阪市 給付金」「神戸市 給付金」「福岡市 給付金」「横浜市 給付金」「千葉市 給付金」など、地域名で給付金を探している方が多いですが、内容・金額・対象・申請期限は自治体ごとに大きく異なります。国が全国一律で配る給付金とは違い、自分の市区町村で何が実施されているかを個別に確認する必要があります。

自治体独自の給付金の多くは、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を財源に、住民税非課税世帯や低所得世帯、子育て世帯、高齢者などを対象に実施されています。現金給付だけでなく、プレミアム付商品券やキャッシュレス還元、おこめ券、電子ポイントといった形で支援する自治体もあります。「〇〇市 給付金 2026」「〇〇市 物価高騰 給付金」でお住まいの市区町村の公式サイトを検索することが最短ルートです。

【令和8年・2026年】もらえる給付金・支援金まとめ!物価高・農業・子育て・生活支援等、目的別に紹介

東京都・神奈川県にお住まいの方は、県内自治体別の給付金・クーポン情報を以下の記事にまとめています。

【2026年最新】東京都民がもらえるお金15選|給付金・補助金・東京アプリ11,000円まとめ

【2026年最新】神奈川県の給付金まとめ|県民がもらえるお金・制度とは<横浜5,000円クーポンほか>

目的別・ライフイベント別に給付金を探す

自分が対象になる給付金を効率よく探すには、目的別・ライフイベント別にまとまった記事を活用すると便利です。妊婦支援給付金(5〜10万円)、結婚新生活支援事業(最大60万〜100万円)、子育て世帯移住支援金(最大300〜400万円)、多子世帯入学祝い金、給付型奨学金(最大50万円)、東京圏から地方への移住支援金(最大300万円)、生活困窮世帯向けエアコン購入支援(最大11万円)など、条件が合えば数万円から数百万円まで幅広い金額を受け取れます。

妊娠・出産の支援は妊婦支援給付、結婚新生活支援は結婚新生活支援の詳細記事、学生向けは給付型奨学金の記事にそれぞれまとめています。ライフイベントに合わせて必要な記事をご確認ください。

妊婦のための支援給付は10万円!いつ振り込まれる?対象者・中絶や流産の扱いを解説【2026年最新】

結婚したらもらえるお金まとめ 結婚助成金(結婚新生活支援事業)の金額・対象者・申請方法【2026年度版】

給付型奨学金とは?条件・金額・もらえる確率をわかりやすく解説【2026年度】

プレミアム商品券・キャッシュレス還元を探す

現金給付だけでなく、プレミアム付商品券やキャッシュレス還元など「お得な支援」で家計を助けたい方は、以下の記事が参考になります。物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、申込受付中・利用できる全国の商品券やポイント還元キャンペーンを最新情報で紹介しています。

全国で実施中のお得な商品券・キャッシュレス還元キャンペーンまとめ【2026年9月】

年金受給者向け「年金生活者支援給付金」も確認を

一時的な給付金ではありませんが、年金受給者で一定の要件を満たす方は「年金生活者支援給付金」を年金に上乗せで受け取れます。2026年度の老齢年金生活者支援給付金の基準額は月額5,620円(前年度比170円増・3.2%引き上げ)で、年間では1人あたり約6万7,000円です。恒久制度ですが請求手続きが必要な「申請主義」の制度のため、対象になった方は手続きを忘れずに行いましょう。次回の年金支給日は10月15日(木)です。

年金生活者支援給付金は月額5,620円に増額!対象者・申請方法・ハガキが届かない時の対処法【2026年度】

来年度の給付はどうなる?令和9年度の概算要求から先読みする

来年度の支援メニューの方向性は、各省庁の概算要求から読み取れます。令和9年度(2027年度)予算の概算要求は8月末が提出期限とされており、8月下旬から各省庁が順次公表しました。要求内容を追えば、来年度どの分野の支援が拡充されるのかを、公募の半年以上前に見通せます。

省庁令和9年度概算要求額個人向け支援に関わる主なポイント
厚生労働省36兆5,803億円「強く豊かな日本投資枠」で創薬・賃上げ支援を大幅拡充
国土交通省8兆7,694億円子育て世帯への住宅支援強化、住宅GX、空き家対策、住宅セーフティネット
経済産業省7兆7,859億円AI・半導体・中小企業支援を拡充
こども家庭庁7兆7,436億円(前年度比+2,480億円)学童保育の拡充、こどものSNS利用環境の整備
環境省1兆1,451億円エネルギー特別会計の脱炭素施策5,151億円

概算要求はあくまで各省庁の「要求」であり、金額は年末の予算編成で査定されます。通常のスケジュールでは2026年12月頃に政府予算案が閣議決定され、2027年1月からの通常国会で審議、2027年3月末頃に成立という流れです。個人向けの給付金・補助金の公募は、2027年4月以降に事業ごとに順次開始されます。

概算要求とは?予算決定から補正予算までのスケジュールを解説

給付金の正確な情報はどこで確認できる?公式情報源のチェックリスト

給付金の情報は変化が早く、断定的な誤情報も出回りやすい分野です。「どこを見れば正確な情報にたどり着けるか」を知っておくことが、最も確実な自衛策になります。制度の種類ごとに、確認すべき一次情報は次のとおりです。

知りたいこと確認先
自分の自治体の給付金・商品券市区町村の公式サイト、広報紙、福祉・生活支援担当窓口
給付付き税額控除・消費税1%引き下げ内閣官房「社会保障国民会議」のページ、内閣府・財務省の公表資料
物価高対応子育て応援手当・児童手当こども家庭庁、市区町村の子育て支援窓口
定額減税補足給付金(不足額給付)市区町村の給付金担当窓口(実施主体は市区町村)
電気・ガス料金支援、ガソリン補助経済産業省 資源エネルギー庁の特設ページ(支給単価は原則毎週水曜公表)
年金・年金生活者支援給付金日本年金機構、厚生労働省
詐欺かどうかの相談警察相談専用電話(#9110)、消費者ホットライン(188)

「内閣府 給付金 最新」「政府 給付金 いつ」といった検索が多いのは、全国レベルの給付は複数の省庁にまたがって発表されるため、どこを見ればよいか分かりにくいためです。2026年8月5日の給付付き税額控除の基本方針も、内閣府・総務省・財務省・厚生労働省の4府省が連名で決定しています。全国レベルの制度は内閣官房・内閣府、子育て関連はこども家庭庁、エネルギー関連は資源エネルギー庁、と切り分けて確認するのが確実です。


給付金2026 いつ・いくらもらえるかに関するよくある質問



2026年、国民全員に一律の給付金はありますか?


2026年9月7日時点で、国が全国民一律で配る給付金は実施されておらず、実施が決定した事実もありません。「国民全員に一律2万円」「10万円の2回目」「特別定額給付金の2回目」といった情報が広がっていますが、いずれも決定していません。
国の給付として実施された子育て世帯向けの「物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ・子ども1人2万円)」は申請受付が多くの自治体で6月30日に終了しており、いま新たに動けるのは秋まで受付している自治体独自の給付金・ポイントと、9月使用分で終了する電気・ガス料金の自動値引き、申請不要のガソリン補助が中心です。今後の中低所得者向け支援は、2026年8月5日に基本方針が閣議決定された「給付付き税額控除」が軸となります。ただしこれは「所得に連動したきめ細かな給付」であり、一律給付とは明確に異なる設計です。




いまから申請できる給付金はありますか?


あります。ただし全国一律で誰でも申請できる国の給付金は2026年9月7日時点で存在せず、いま手続きできるのは秋まで受付期間を設けている一部の自治体独自事業に限られます。代表例は、北海道の「道民生活応援ポイント給付事業」(令和8年5月1日時点で道内に住所がある全世帯主・約282万世帯が対象。アプリ申請5,500円相当/郵送申請5,000円相当・2026年11月16日まで)、愛知県武豊町の「たけとよくらしサポート給付金」(全町民1人6,000円・12月28日まで)、鹿児島県出水市の高齢者物価高騰対策給付金(75歳以上1人5,000円・10月30日まで)です。
このほか、新潟県長岡市の「暮らしと地域の応援商品券」(市民1人1万円分・利用期限10月20日)、東京都府中市の全市民5,000円ギフトカードのように、申請不要で配付済み・利用期限だけが残っている事業もあります。また令和8年度補正予算にもとづく重点支援地方交付金の交付決定を受けて、秋以降に新たな自治体給付金が追加される可能性もあります。「〇〇市 給付金 2026」で検索して確認してみてください。




「秋の生活支援金」「秋の給付金」「家計支援特別給付金」は本当にありますか?


2026年9月7日時点で、「秋の生活支援金」「秋の給付金」「秋期支援金」「家計支援特別給付金」といった名称の国の制度は存在しません。SNSやまとめサイトで見かける情報の多くは、秋の臨時国会で審議される消費税減税法案や、令和8年度住民税の確定後に各自治体が秋に通知する非課税世帯向け給付金と混同されたものです。
臨時国会で審議されるのは2027年4月からの飲食料品の消費税率引き下げと、2027年度からの先行給付であり、2026年の秋に現金が配られる制度ではありません。同様に「夏の緊急支援給付金」「夏の生活支援金」「夏季緊急支援金」「エネルギーバウチャー制度」も国の制度としては存在せず、過去に一部自治体が実施した給付金の通称や、海外の制度と混同されたものです。正しい制度名で情報を探しなおすことをおすすめします。




2026年9月・10月に振り込まれる給付金は何ですか?


2026年9月から10月にかけて個人の口座に振り込まれる主なお金は、
①物価高対応子育て応援手当(申請済み分・追加支給分)、
②電気・ガス料金の自動値引き(9月・10月の請求分に反映。9月使用分=10月検針分が最後)、
③ガソリン補助(毎週改定・自動適用。9月3日〜9日は26.2円/L、次回単価は9月9日14時公表)、
④児童手当(8月分・9月分。10月10日が土曜のため10月9日など直前の平日に前倒しする自治体が多い)、
⑤年金と年金生活者支援給付金(10月15日)、
⑥自治体独自の非課税世帯給付金(令和8年度住民税確定後、7〜9月に通知発送する自治体あり)です。新しい制度が始まるのではなく、決定済みの給付の振込タイミングが順番に到来するケースがほとんどです。正確な振込日はお住まいの自治体の通知・公式サイトでご確認ください。




消費税減税の法案はいつ国会に出されますか?臨時国会の召集日は?


2026年9月7日時点では、秋の臨時国会を10月5日の週を軸に召集する方向で政府・与党が調整しています。会期は70日程度との見方が出ており、飲食料品の消費税減税に関する法案と、衆院議員の定数1割削減に関する法案が焦点です。
その前段として、高市首相は飲食料品の消費税率1%引き下げを含む税制改正大綱を9月15日ごろに閣議決定し、9月16〜18日に内閣改造・自民党役員人事を行う日程を描いています。下旬には国連総会出席のため訪米する予定です。当初は9月下旬召集で調整されていましたが、人事と外交日程を経てからの召集となる見通しで10月上旬にずれ込みました。
成立の見通しについては、与党が衆院で3分の2超の議席を持つ一方、参院では過半数に届いていません。参院で否決された場合でも衆院の再可決で成立させられる状況にあります。いずれも調整段階の日程であり、正式決定ではありません。




2026年8月5日の閣議決定で何が決まりましたか?


2026年8月5日、政府は臨時閣議で「『給付付き税額控除』の制度導入の基本方針」を閣議決定しました。決定主体は内閣府・総務省・財務省・厚生労働省の4府省です。決まったのは3点です。第1に、中低所得の現役勤労者を対象とする「所得に連動したきめ細かな給付」を令和11年度(2029年度)に本格導入すること。
第2に、そのつなぎとして令和9年(2027年)4月1日から2年間、軽減税率対象の飲食料品(酒類と外食を除く)にかかる消費税率を8%から1%に引き下げること。第3に、消費税1%相当分の範囲内で、公的機関が保有する所得情報を活用した所得連動型の給付を令和9年度(2027年度)に先行導入することです。
この減税と給付の組み合わせで「飲食料品にかかる消費税の実質ゼロ化」を実現するとされています。閣議決定は政府の方針決定であって法律ではなく、9月15日ごろの税制改正大綱と秋の臨時国会での法案成立を経て確定します。




給付付き税額控除の先行給付はいつから・いくらもらえますか?


先行給付が導入されるのは令和9年度(2027年度)で、住民税の賦課決定後にあたる2027年6月以降の開始が見込まれています。給付額の総枠は「飲食料品にかかる消費税1%相当分の範囲内」(年約6,000億円規模)とされ、個別の給付額や対象となる所得の閾値は今後決定されるため、2026年9月7日時点では確定していません。
設計としては、世帯単位ではなく個人単位で単身者も対象、給与所得・事業所得・業務に係る雑所得のある個人事業主やフリーランスも対象に含まれます。所得が一定水準に達するまで給付額が増え、その後は定額、総所得が一定額を超えると減っていく仕組みです。
先行給付では15歳以下の子どもの人数に応じた加算が行われ、本格導入時は18歳以下が対象となります。先行給付が15歳以下にとどまるのは、16〜18歳の被扶養者の情報を国が把握する仕組みがまだ整っていないためです。受け取りには公金受取口座の利用が原則とされています。




食料品の消費税はいつから安くなりますか?対象は何ですか?


2027年(令和9年)4月1日から2年間、飲食料品の消費税率が現在の8%から1%に引き下げられます。対象は軽減税率が適用されている飲食料品で、酒類と外食は10%のまま除外されます。2026年8月5日の臨時閣議で基本方針が決定しており、実現すれば1989年の消費税導入以来はじめての税率引き下げです。
ゼロ税率ではなく1%となったのは、税率をゼロにするとレジ・POSのシステム改修に10〜12か月かかる一方、1%なら5〜6か月で対応できるためで、2027年4月の開始に間に合わせるための判断です。スーパーなどが2月末に決算のピークを迎えるため、その時期を避けた4月1日開始が選ばれました。残る1%相当分(年約6,000億円)は中低所得者への所得連動型給付で還元し、実質ゼロ化を目指します。ただし関連法案はまだ成立しておらず、9月15日ごろの税制改正大綱と、10月上旬召集で調整が進む臨時国会での審議を経て確定します。




2029年4月に消費税が8%へ戻ったら、また給付があるのですか?


検討されていますが、2026年9月7日時点で決定はしていません。2026年9月5日の朝日新聞の報道によると、飲食料品の消費税率を2029年4月に1%から8%へ戻すのに合わせて、政府が中低所得者への現金給付を検討していることが複数の政府・与党関係者の話でわかりました。税率が1%から8%になることは実質的な「大増税」にあたるため、引き上げのタイミングで現金を給付して負担を和らげ、税率を元に戻す環境を整える狙いです。高市首相は「2年後には私が責任を持って確実に税率を元に戻す」と明言しています。
所得連動給付(給付付き税額控除)の支給時期は毎年秋が予定されているため、税率が戻る2029年は4月から秋まで増税だけが先行します。このため、本来は秋に支給する額の一部を4月に前倒しし、秋の分とあわせて年2回給付する案が政府内で浮上しています。ただし金額・対象・実施方法はいずれも未定で、9月15日ごろの税制改正大綱や秋の臨時国会での審議を経て具体化される見通しです。




国民民主党の「1人5万円給付」はいつもらえますか?


2026年9月7日時点で、実施時期は決まっていません。国民民主党の玉木代表は2026年5月12日に「1人5万円給付」を柱とする緊急経済対策を政府に提言しましたが、これは野党提言の段階にとどまっています。
2026年6月5日に成立した補正予算(約3.1兆円)にも個人向けの5万円給付は盛り込まれませんでした。この補正予算の中心は「中東情勢等対応予備費」2兆5,000億円で、9月1日の閣議決定によりガソリン補助の基金へ6,136億円が積み増されています。
社会保障国民会議の中間とりまとめでも同党は令和8年内の5万円給付を主張しましたが、8月5日に閣議決定された基本方針には反映されず、政府方針は「飲食料品の消費税1%引き下げ+令和9年度からの所得連動型の先行給付」に定まりました。「5万円もらえる」と断定する情報にはご注意ください。




特別定額給付金(コロナ10万円)の2回目・3回目はありますか?


2026年9月現在、特別定額給付金(コロナ10万円)の2回目・3回目は実施されておらず、実施が決定した事実もありません。「定額給付金2回目」「給付金10万円2回目」も同様です。特別定額給付金は2020年にコロナ禍の緊急対策として1回限りで実施されたもので、当時は市区町村が世帯主口座に振り込む方式で、総額約12兆8,803億円が支給されました。同様の全国一律給付が再度実施される予定は現時点でありません。8月5日に閣議決定された基本方針も「これまでの経済対策等における一律の金額での給付とは異なる」制度とされており、一律給付とは別の方向に進んでいます。現在の給付は、各自治体が独自に実施する給付金と、申請不要で自動適用される電気・ガス料金の値引きが中心です。




定額減税補足給付金(不足額給付)は2026年でもまだもらえますか?


2026年9月時点で、定額減税補足給付金(不足額給付)の申請受付はほぼすべての自治体で終了しています。これは2024年の定額減税(1人あたり所得税3万円+住民税1万円)で減税しきれなかった方に、確定した税額をもとに原則4万円を精算した制度です。渋谷区・宇都宮市・広島市・岡山市・目黒区・吹田市・神戸市・堺市など多くの自治体が2025年10月31日を申請期限としていました。
ただし、和歌山県美浜町(申請期限2027年11月28日)や北海道夕張市(申請期限2027年10月31日)のように、申請期限を延長・継続している自治体もごく一部存在します。また転入者や事業専従者など後から対象と判明した方への個別対応が続いている自治体もあります。もし2025年に対象だったのに受け取れていない場合は、まずお住まいの自治体の担当窓口にお問い合わせください。なお2026年度に国が新たに実施する調整給付・不足額給付の予定はありません。




低所得者・住民税非課税世帯向けの給付金は2026年にもらえますか?


2026年度は、国が全国一律で行う住民税非課税世帯向けの給付はなく、各自治体が国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源に独自実施する形が中心です。金額は1世帯5,000円〜3万円程度が中心で、現金のほか商品券やポイントで支給する自治体もあります。北九州市(5月29日締切)・岡山市(5月31日締切)・東大阪市(6月30日締切)・札幌市(7月31日締切)など主要自治体は受付を終了していますが、令和8年度の住民税額が確定する6月以降に新たな給付を決め、7〜9月に通知を発送する自治体もあります。
あわせて、令和8年度の住民税から非課税ラインが引き上げられた点も重要です。単身・給与収入のみの場合の目安は100万円以下から110万円以下に上がったため、昨年まで課税されていた方が新たに非課税世帯に該当するケースがあります。「非課税世帯10万円」「非課税世帯30万円」が2026年度に国から全国一律で支給される予定はありません。




物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ)はもう申請できませんか?


申請受付は、横浜市・川崎市・渋谷区・福岡市・神戸市・大阪市など多くの自治体で2026年6月30日をもって終了しました。福岡市は7月以降に提出された申請書は不支給となる旨を明言しています。期限までに申請が行われなかった場合、原則として支給されません。申請期限は自治体ごとに令和8年3月〜6月で設定されており(敦賀市4月15日、越谷市・世羅町・多治見市4月30日、池田市5月29日、大阪市・渋谷区・町田市・世田谷区などは6月30日)、こども家庭庁の専用コールセンターも令和8年7月31日で運営を終了したため、2026年9月時点で新規に受け付けている自治体は確認できません。一方、期限内に申請した方や通知対象の方への振込は9月以降も順次続いており、札幌市は7月3日・7月28日・8月4日・8月12日に振込を実施し、以降も順次支給する予定です。やむを得ない事情で申請できなかった場合の扱いは自治体の判断によるため、心当たりのある方はまずお住まいの自治体の担当窓口にご相談ください。




国の2万円に上乗せしている都道府県や自治体はありますか?


あります。都道府県レベルの代表例が福岡県の「物価高対応福岡県子育て応援金」で、国の物価高対応子育て応援手当(子ども1人2万円)とは別に、こども1人あたり1万円を県が上乗せ支給しています。国の応援手当を県内市町村から受給した保護者等(公務員を含む)が対象で、原則手続不要のプッシュ型です。県が市町村ごとに支給通知を順次発送しており、通知に記載された振込時期に指定口座へ振り込まれます。ただし令和7年10月1日〜令和8年3月31日に他都道府県から福岡県へ転入した子どもの保護者等は、特設サイトからの申請が必要です。この応援金は課税対象ですが、生活保護の収入としては認定されません。問い合わせは福岡県子育て応援金コールセンター(092-401-1685・平日9時〜18時)です。市区町村レベルでは、東京都世田谷区が区独自1万円を上乗せして計3万円を支給、さいたま市が市独自事業として児童1人1万円を支給(令和8年4月30日で新規受付終了)、兵庫県多可町が商品券8,000円を組み合わせるなどの例があります。




児童手当は2027年に増額されますか?次の支給日はいつですか?


2026年9月7日時点で、児童手当の支給額を新たに引き上げる決定はありません。「児童手当 増額 2026」「児童手当 増額 2027」で検索されている内容の多くは、2024年10月に実施済みの制度拡充(所得制限の撤廃、高校生年代までの延長、第3子以降を月3万円に増額、年6回払いへの変更)か、1回限りの臨時給付だった「物価高対応子育て応援手当(子ども1人2万円)」を指しています。
次回の支給は2026年10月で、8月分・9月分がまとめて支給されます。多くの自治体では10日ごろの振込ですが、2026年10月10日は土曜日にあたるため、10月9日(金)など直前の平日に前倒しされる自治体が多くなります。支給月額は3歳未満が15,000円、3歳〜高校生年代(18歳到達後最初の3月31日まで)が10,000円、第3子以降は年齢を問わず30,000円で、所得制限はありません。なお、2027年度からの給付付き税額控除の先行給付には15歳以下の子どもの人数に応じた加算がありますが、これは児童手当とは別の制度です。




「子育て支援金」と「2万円給付」は同じですか?


まったく別の制度です。「物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ)」は子育て世帯に子ども1人あたり2万円が支給される一時給付金で、受け取るお金です。一方「子ども・子育て支援金制度」は、少子化対策の財源として2026年4月から医療保険料に上乗せして徴収が始まった制度で、国民が支払うお金です。支援金率は被用者保険で一律0.23%(労使折半)、標準報酬月額30万円の場合の個人負担は月約345円です。子どもの有無・既婚・未婚にかかわらず、医療保険に加入するすべての方が対象となります。名称が似ていますが、給付(受け取る)と拠出(支払う)という正反対の制度ですのでご注意ください。




マイナンバーカードやマイナポイントで給付金がもらえますか?


「マイナンバーカードを持っているだけで2万円・3万円もらえる」という国の制度は2026年9月現在存在しません。この種の情報はデマや詐欺の可能性があります。過去に実施された「マイナポイント第2弾」(最大2万円分のポイント付与、2023年9月申込終了)と混同されているケースも多く見られます。
ただし、北海道の道民生活応援ポイントのように、アプリ申請でマイナンバーカード認証を使うと郵送申請より500円分多く受け取れる自治体事業は実在します。見分け方は「国が全国一律でカード保有者に現金を配る」という話かどうかです。
また、8月5日に閣議決定された給付付き税額控除の基本方針では、公金受取口座について「現状5割程度にとどまる登録率の向上を国として強力に推進し、本制度の受給に際してその利用を原則としていく」と明記されました。2027年度からの先行給付を早く受け取るうえで口座登録は重要になりますが、登録しただけでお金がもらえるわけではありません。不審なSMS・メール・電話には応じず、警察(#9110)にご相談ください。




ガソリン補助金・電気ガス補助はいくらで、いつまで続きますか?


電気・ガス料金補助は2026年7〜9月使用分が対象で、最終月の9月使用分(10月検針分)までで終了します。10月使用分以降の継続は2026年9月7日時点で決まっていません。値引き単価は電気(低圧)が7・9月使用分3.5円/kWh・8月使用分4.5円/kWh、都市ガスが7・9月使用分14.0円/㎥・8月使用分18.0円/㎥で、政府は標準的な家庭で3か月合計5,000円程度の負担軽減と説明しています(電気260kWh・都市ガス30㎥のモデルでは約4,370円)。補助が終了すると、月260kWhの家庭で約910円が10月使用分からの値上がり要因となり、11月1日には送配電8社の託送料金改定も予定されています。
ガソリン補助金(燃料油価格の緊急的激変緩和措置)は終了時期が決まっておらず、9月3日〜9日出荷分の支給単価は26.2円/L(変動分23.4円+9月調整単価2.8円)で、3週ぶりの縮小となりました。政府は9月1日に予備費6,160億円の支出を閣議決定し、うち6,136億円を基金へ積み増して170円維持の方針を予算面で裏付けています。次回単価は9月9日14時に公表され、9月10日出荷分から適用されます。いずれも利用者側の申請は不要で、店頭価格や請求書に自動反映されます。




高市首相が言っていた「1世帯8万円」はもらえますか?年末調整で戻ってくるのですか?


「1世帯8万円」は現金で振り込まれる給付金ではなく、年末調整で戻るお金とも別の話です。高市首相が令和7年12月17日および令和8年7月27日の記者会見で説明したのは、令和7年度補正予算に盛り込んだ「ガソリン・軽油の引下げ」「電気・ガス代支援」「重点支援地方交付金」「物価高対応子育て応援手当」の4施策を積み上げると、夫婦とこども2人の4人家族の場合に1世帯当たり標準的に年間8万円を超える支援額になる、という説明です。首相官邸が金額を示しているのはガソリン約12,000円、電気・ガス代支援約7,300円、子育て応援手当2万円×こども2人=4万円で、これに自治体ごとに内容が異なる重点支援地方交付金分が加わります。このうち口座に現金で振り込まれるのは子育て応援手当の4万円だけで、残りは店頭価格の抑制や請求書の値引き、自治体の給付金・商品券という形に姿を変えます。こどもがいない世帯や車を使わない世帯では、この金額には届きません。一方「年末調整で戻る」というのは令和8年度税制改正による減税で、課税最低ラインが160万円から178万円に引き上げられた分が2026年12月の年末調整でまとめて精算されます。高市首相は7月27日の会見で「今年の年末には所得税減税により納税者お一人当たり3万円から6万円をお戻しする」と説明しています。ただし基礎控除の特例加算がフル適用されるのは給与年収665万円以下の方で、実際の還付額は年収・扶養親族の有無・社会保険料控除の金額によって変わります。




2026年12月の年末調整の減税は独身でも対象ですか?金額に幅があるのはなぜ?


独身でも対象ですし、配偶者が働いているかどうかは関係ありません。今回引き上げられた基礎控除と給与所得控除は、納税者一人ひとりに適用される控除だからです。「178万円の壁」という呼び名から「パートで働く配偶者がいる家庭の話」と誤解されがちですが、178万円は2つの控除を足した結果として出てくる「所得税がかかり始めるライン」にすぎず、制度そのものは全ての給与所得者が対象です。共働きなら夫婦それぞれの年末調整で別々に還付を受けられ、個人事業主・フリーランスは2027年2〜3月の確定申告で反映されます。
戻る金額に3万〜6万円の幅があるのは「控除がいくら増えたか」×「その人に適用される所得税率」で決まるためです。基礎控除の特例加算42万円がフル適用されるのは合計所得489万円以下(給与年収665万円以下)で、489万円超〜655万円以下は加算5万円、655万円超は加算なしです。とくに恩恵が大きいのは給与年収475万〜665万円の層で、控除が32万円増えます。なお住民税は今回の改正の対象外で、基礎控除43万円・非課税ライン100万円は据え置きです。




高市早苗首相の給付金政策はどうなっていますか?


2025年10月に発足した高市早苗内閣は、給付金政策を「一律ばらまき」から「所得連動型の重点給付+成長投資+選択的減税」へと明確に路線転換しました。参院選公約の「1人2万円給付」は2025年10月に正式に取りやめが表明されています。代わりに、2025年11月21日閣議決定の総合経済対策では、①非課税世帯向け給付、②子ども1人2万円の物価高対応子育て応援手当、③電気・ガス・ガソリン補助、④ガソリン税暫定税率廃止など「対象を絞った支援」に予算が集中しました。そして2026年8月5日には、飲食料品の消費税1%引き下げ(2027年4月から2年間)と、令和9年度からの所得連動型の先行給付、令和11年度の給付付き税額控除本格導入を柱とする基本方針を閣議決定しています。直近では9月1日に予備費6,160億円の支出を閣議決定し、ガソリン価格の170円維持を予算面で裏付けました。9月15日ごろに税制改正大綱を閣議決定し、9月16〜18日に内閣改造を経て、10月上旬召集で調整が進む臨時国会に法案を提出する日程です。




自分の自治体で給付金が実施されているか、どう調べればよいですか?


自治体独自の給付金はすべての市区町村で同じ内容が実施されているわけではありません。お住まいの市区町村の公式ホームページ、広報紙、「〇〇市 給付金」「〇〇市 物価高騰 給付金」「〇〇市 非課税世帯 給付金」などの検索で確認するのが確実です。プッシュ型(申請不要)の事業では支給通知書や確認書が世帯主宛に郵送されるため、郵便物の見落としにも注意してください。北海道の全世帯5,500円相当「道民生活応援ポイント」、愛知県武豊町の6,000円くらしサポート給付金、鹿児島県出水市の75歳以上5,000円給付、新潟県長岡市の1万円分商品券のように、内容は自治体ごとに大きく異なります。現金給付ではなくプレミアム商品券やおこめ券で支援する自治体もあるため、「現金給付がない=支援がない」とは限りません。




妊婦・結婚・進学・移住などライフイベントでもらえる給付金はありますか?


あります。2026年7月時点で、個人・世帯向けの自治体独自給付金は全国340件以上(補助金ポータル調べ)が公募中です。妊婦のための支援給付金(5〜10万円)、結婚新生活支援事業(最大60万〜100万円)、子育て世帯移住支援金(最大300〜400万円)、多子世帯入学祝い金、給付型奨学金(最大50万円)、大学等進学応援金(10万円)、東京圏から地方への移住支援金(最大300万円)、生活困窮世帯向けエアコン購入支援(最大11万円)などが公募中です。妊婦向けは「妊婦のための支援給付」、結婚は「結婚新生活支援事業」、進学は「給付型奨学金」など個別記事にまとめていますので、必要な支援に応じてご覧ください。




給付金の詐欺が心配です。どう見分ければよいですか?


こども家庭庁や自治体が、電話・メールで「手数料が必要」「ATMを操作してください」と連絡することは絶対にありません。「マイナンバーカードで給付金がもらえる」「申請しないと消える」といった情報も詐欺の典型です。電気・ガス料金の値引きやガソリン補助も申請不要のため、「値引きのために個人情報や手数料が必要」という連絡は詐欺です。2027年度からの先行給付についても、法案が成立しておらず申請窓口も手続きも存在しないため、「給付付き税額控除の申請代行」を名乗る業者にはご注意ください。北海道も道民生活応援ポイントをかたる詐欺に注意を呼びかけています。不審な連絡には応じず、警察相談専用電話(#9110)または消費者ホットライン(188)にご相談ください。



まとめ

2026年9月7日現在、国が全国民一律で配る給付金はなく、国の給付として実施された「物価高対応子育て応援手当(児童手当2万円上乗せ・子ども1人2万円)」も、申請受付が多くの自治体で6月30日をもって終了しました。この手当は全国1,741の市区町村すべてで実施され、申請済みの方への振込は9月以降も順次続いています。いま新たに動けるのは「秋まで受付している自治体独自の給付金・ポイント」と、申請不要で自動適用される電気・ガス・ガソリン補助が中心です。

そして今後の支援の軸は、8月5日に基本方針が閣議決定された「飲食料品の消費税1%引き下げ(2027年4月〜2年間)+令和9年度からの所得連動型の先行給付」へと定まりました。9月15日ごろに税制改正大綱を閣議決定し、9月16〜18日の内閣改造を経て、10月5日の週を軸に召集される臨時国会に法案が提出される見通しです。

  • いま申請できる自治体制度:北海道「道民生活応援ポイント」(全世帯主5,500円相当・11月16日まで/ポイント有効期限12月15日)、愛知県武豊町(全町民6,000円・12月28日まで)、鹿児島県出水市(75歳以上5,000円・10月30日まで)、新潟県長岡市の商品券(1人1万円分・利用期限10月20日)
  • 国民全員への一律給付・特別定額給付金2回目:実施されておらず、決定した事実もない
  • 「秋の生活支援金」「家計支援特別給付金」:国の制度としては存在しない。秋の臨時国会での消費税減税法案審議や、自治体が秋に通知する非課税世帯給付金と混同されたもの
  • 2026年秋の政治日程:9月15日ごろに税制改正大綱を閣議決定→9月16〜18日に内閣改造・党役員人事→10月5日の週を軸に臨時国会召集(会期70日程度)
  • 給付付き税額控除の基本方針:2026年8月5日に閣議決定(内閣府・総務省・財務省・厚生労働省)。令和11年度(2029年度)に本格導入
  • 飲食料品の消費税1%引き下げ:2027年4月1日から2年間、8%→1%。対象は酒類・外食を除く飲食料品
  • 所得連動型の先行給付:令和9年度(2027年度)に導入。2027年6月以降、住民税の賦課決定後に開始見込みで、支給時期は毎年秋を予定。消費税1%相当分(年約6,000億円)の範囲内、個人単位、公金受取口座の利用が原則
  • 2029年4月の税率8%復帰時の給付:税率を1%から8%へ戻すのに合わせ、中低所得者への現金給付を政府が検討中(2026年9月5日報道)。秋の給付分の一部を4月に前倒しし年2回とする案が浮上。金額・対象は未定
  • 定額減税補足給付金(不足額給付):2026年9月時点でほぼ全自治体が受付終了。和歌山県美浜町(2027年11月28日)・北海道夕張市(2027年10月31日)など一部で継続
  • 物価高対応子育て応援手当:全国1,741自治体で実施済み(令和8年3月末で1,782.7万人分・3,565.3億円)。申請受付は令和8年3〜6月で終了し、こども家庭庁のコールセンターも7月31日で終了
  • 都道府県・自治体の上乗せ:福岡県が国の2万円とは別に県独自でこども1人1万円を上乗せ(プッシュ型)。世田谷区は区独自1万円で計3万円
  • 児童手当:新たな増額の決定はなし。偶数月の年6回払いで次回は2026年10月(8・9月分)。10月10日が土曜のため10月9日など前倒しの自治体が多い。3歳未満1.5万円・3歳〜高校生年代1万円・第3子以降3万円、所得制限なし
  • 「1世帯8万円」:現金給付ではない。ガソリン約1.2万円+電気ガス約7,300円+子育て応援手当4万円(こども2人)+重点支援地方交付金の積み上げで、口座に振り込まれるのは4万円分のみ
  • 2026年12月の年末調整:令和8年度税制改正で年収の壁が160万円→178万円へ。高市首相は納税者1人当たり3万〜6万円を戻すと説明。特例加算のフル適用は給与年収665万円以下
  • 年金・年金生活者支援給付金:次回支給日は10月15日(木)。2026年度の基準額は月額5,620円(要請求手続き)
  • 電気・ガス補助:7〜9月使用分・標準的な家庭で3か月合計5,000円程度(電気260kWh・都市ガス30㎥のモデルで約4,370円)。9月使用分=10月検針分で終了し、10月使用分以降は未定。補助終了で月260kWhの家庭は約910円の値上がり要因、11月1日には託送料金改定も
  • ガソリン補助:9月3日〜9日出荷分は26.2円/L(3週ぶり縮小・変動分23.4円+9月調整単価2.8円)。9月1日に予備費6,136億円を基金へ積み増し。次回単価は9月9日14時公表
  • 令和9年度の概算要求:厚労省36兆5,803億円、国交省8兆7,694億円、経産省7兆7,859億円、こども家庭庁7兆7,436億円。来年度の支援メニューの方向性を先読みできる
  • 非課税ラインの引き上げ:令和8年度の住民税から、単身の非課税の目安は給与収入100万円→110万円に
  • 国民民主党「1人5万円給付」:野党提言の段階。補正予算にも基本方針にも盛り込まれず未実現
  • マイナンバーカードで2万円・3万円給付:国の制度としては存在しない。詐欺に注意

一時的な給付金の情報は変化が早く、断定的な情報や詐欺も出回りやすいのが実情です。最新の正確な情報は、必ず国・自治体の公式サイトでご確認ください。ライフイベントや目的別に自分が対象となる給付金を探す場合は、関連記事もあわせてご覧ください。

【詐欺にご注意ください】
こども家庭庁や自治体が、電話やメールで「申請のために手数料が必要」「ATMを操作してください」などと連絡することは絶対にありません。不審な連絡があった場合は応じず、警察(#9110)にご相談ください。

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