山形県は、東京から新幹線で約3時間の場所にあります。県の中央に流れる最上川周辺に人口が集まっており、豊かな自然と年間通して果物が楽しめるフルーツ王国です。
今回は、「山形県」で募集予定の創業助成金についてご紹介します。
この記事の目次
1.創業に関する相談をワンストップで解決!
山形県内の商工会議所では、創業をワンストップで支援する「やまがたチャレンジ創業応援センター」を開設しています。
創業をこころざす方が円滑な事業立ち上げを行えるように、窓口相談や、立地・空き店舗の相談、創業塾・創業セミナーの各地域 での開催、創業時の助成金など充実の支援メニューで創業をサポートしてもらえます。
【概要】
創業プランの策定、融資相談、または税理士・コンサルタントなど専門家の無料派遣による相談など、創業に関するあらゆる相談をワンストップで受け付けてもらえます。
創業後の経営相談にも対応してもらえるため、創業前から経営に関するワンパッケージでの支援が行われています。
【経営相談とは】
山形商工会議所では、経営指導員がいつでも窓口で相談に応じています。急いでいるとき、または些細な相談などでは電話でも対応OKです。また、詳細が多岐に渡る相談の場合は経営指導員の訪問も可能です。
≪相談内容の一例≫
・創業プラン(計画書)の作り方
・創業時の手続き
・創業時に必要な資金調達の方法(公的融資制度)
・立地・空き店舗情報に関すること
・記帳・税務に関すること
・創業後の経営指導 など
2.県内での創業助成金も充実!
【概要】
新たに創業する方に対して、ビジネスプラン等の審査会を経た上で創業経費の一部を最大6カ月間助成してもらえます。
【対象者・要件】
①市場やニーズをとらえたビジネスプランであり、需要や雇用を創出する事業であること
②創業後の事務所、店舗、工場等の事業拠点が県内にあること
③創業する事業が対象外業種に該当しないこと
④創業する事業が関係法令または公序良俗に反することなく、地域社会に貢献するものであること
⑤平成30年度中の創業が確実であること
⑥国税・地方税等の滞納がないこと
⑦創業後も商工会議所、商工会の支援を継続して受けること など
(1)中心商店街空き店舗活用型
【概要】
下記地域の中心商店街内にある空き店舗での創業をした場合に助成されます。
※商店街への加盟も助成要件です
【助成額】
助成上限:150万円(創業にかかる経費の3分の2以内)
※創業にかかる経費とは
内・外装設備、店舗等家賃、水道光熱費、事務所用品等消耗品費、チラシなど広告宣伝費、展示会等への旅費、外部専門家謝金など。ただし、土地・建物取得、機械等の減価償却資産取得、役員報酬、専従者給与等には充当できません。
(2)UIターン型
【概要】
居住地を県外から県内へ移転して創業をした場合に助成されます。
【助成額】
上限額:100万円(創業にかかる経費の3分の2以内)
(3)女性創業型
【概要】
女性による小規模な創業の場合に助成されます。
※各助成内容の要件に該当した場合は、(3)以外にも応募可能
【助成額】
助成上限:50万円(創業にかかる経費の3分の2以内)
(4)一般型
【概要】
(1)~(3)に該当しない場合の創業で助成されます。
【助成額】
助成上限:75万円(創業にかかる経費の2分の1以内)
山形商工会議所:創業まるっと支援するっス!そうだ!創業しよう!
3.まとめ
平成30年度の創業助成募集は現在まだ募集されていませんが、平成29年度とほぼ同内容の募集を予定しています。現在県内で新たに創業を検討されている方、または県外で創業を考えている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した助成事業の募集時期は平成30年5月中旬予定のため、情報がアップされましたら情報更新いたします!