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審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴③~

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この記事の目次

補助金申請したけど、何度も不採択になる...

「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」等々...
新事業立ち上げや設備の新調、広告宣伝等に活用可能な各種補助金。
喜ばしい事に色々な分野/地域で補助金の数自体が増加しており、補助金チャレンジされる
事業者数も年々、増加の一途を辿っております。

その中で、肝いり事業を成功させる為に応募した補助金が不採択になった...そんな苦い経験は
ありませんでしょうか?
張り切って作成したその「事業計画書」、実は審査員から嫌われる不格好な計画書なのかも...

そこで...! 補助金審査員に自社の事業内容をしっかり伝えるコツを、全3回に分けて皆様に
こっそりとお伝え致します。

※本記事は「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴①~
 「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴②~」の続編になります。

審査員が好む採択しやすい事業計画書とは?

第1,2回では、審査員からの加点が得やすくなるポイントを中心にご紹介してきましたが、
第3回では補助金審査の要である「事業計画書」の書き方に関して、ポイントを分けて
解説していこうと思います。

第2回に引き続き結論から申しますと、
【程良く画像・図を活用しているか】【心地良いストーリー構成】【各種市場調査】

上記3つの点を気にして作成されている事業計画書は、審査員からの心証が良くなる傾向
が強い為、採択率を大きく伸ばす要因となっております。

何故、上記のポイントが重要なのか...気になる理由をそれぞれ解説していきます‼

文字だけの説明はNG!! 画像や図の重要性?

自社の新事業を説明する上で絶対必要な「事業計画書」
「どれだけ素晴らしい事業なのか/生産性が上がる取組なのか」を懇切丁寧に書き起こし、
何とか採択に繋げようと大ボリュームの計画書を書き上げているかもしれませんが...
書き上げた計画書をもう一度、初めから読んでみて下さい。

想像以上に文章量が多くて、読み終わるのに時間を要した方が多いかと存じます。

前々回の記事にてお伝えした通り、審査員が一つの計画書に掛ける時間は「10~15分」と
かなり短い制限時間で、皆様の作成した計画書を審査しております。

説明文が足りず何をやりたいのか分からない文章は勿論NGですが、逆にやりたい事柄をページ一杯に
みっちり書き連ねる行為も審査員が読み切れなくなる為、同じくNGな行為となってしまうのです。

画像は一例となりますが、左右両方とも審査員に伝えたい要点は以下の通りです。

①開発した溶剤を塗布する事で、耐水/摩擦/耐退色性が向上する。
②ISO/JIS規格に準じた数値検証を実施

皆様、どちらの説明が「伝えたい要点を素早く理解出来る」状態と言えるでしょうか?

文章で説明しなければならない箇所は勿論あるのですが、時には一部分だけでも画像や図を活用する
事により、審査員の読みやすさを向上=自社の取組を正確に評価して貰える確率を高める事が可能です。
ですので、自社にて事業計画書を作成する際には、是非とも取り入れる事を弊社ではオススメ致します。

審査員が読み込む心地良いストーリーとは?

前項まで補助金採択を目指す上で欠かせないポイントとして、「如何に短い時間の中で自社の新事業/
取組を正確に審査員に伝えるか?
」が重要であるとお伝えしてきました。

しかし、実際に今までのポイントを踏まえて事業計画書を作成しようとしても、上手く作成出来ない
事業者様もいらっしゃるかと思います。

そこで「審査員に好まれる基本ストーリー6カ条」として、事業計画書に絶対必要な6つのポイント
をご紹介します。

どの補助金の事業計画書において、この6カ条は必須項目になっており、上記ポイントをしっかり
書き込もうとすると、大半は必要ページ数近くまで書き終えている事が多くなるかと思います。

個々の項目に関する説明はページの都合上今回は省略しましたが、応募される補助金の種類に
よって、実は上記ポイント以外に記載した方が加点されやすくなる項目等もあるのですが、先ずは
6カ条に沿った事業計画書を作成し、応募をしてみましょう!!

※既に採択を狙っている補助金がある事業者様や、事業計画書を書き終えたけど問題がないか
 アドバイスが欲しい事業者様を対象に、弊社では初回30分の無料相談を受け付け中です。
 無料相談を希望される事業者様はコチラからお問合せ下さい。

市場調査の重要性

前項にて「審査員に好まれる基本ストーリー6カ条」をご紹介しましたが、その中でも特に
他の事業計画書と差を付けるポイントがあります。

それは「既存/新規参入市場における市場調査」です。

多くの事業者様が「自社売上高を○%向上する」や「○年計画において純利益を○○%UPさせる」
「従業員を○年目に増やし、給与を○%上昇する」等の、「経営改善計画」を書き上げているのでは
ないでしょうか。

勿論、上記の項目をしっかりと計画性のある数値や根拠で書き上げる点において、必須項目であるので
絶対必要な情報になるのですが、その情報にプラスして「市場調査」に関する情報を必ず記載して計画書を
作成する様に心掛けて下さい。

市場調査」を追加で記載した方が良い理由として、審査員の「審査する基準」にあります。
審査員はどの補助金審査でも「実現可能な数値目標なのか?」「プランとして意義があるか?」を念頭に
置いて、皆様の事業計画書を審査しております。

弊社でご支援した事業者様が作成された事業計画書の内、残念ながら不採択になる定番パターン
として多いのが「市場調査の情報が乏しく、数値目標の根拠がない」という点です。

現状の市場規模や今後○年における市場規模予想等、準備した各種数字の「証拠」から
売上計画や収支計画を纏める癖を身に付けておくと、採択までの道筋がぐっと近づく事でしょう。

本日のまとめ

補助金申請をする上で、事業計画書に是非とも記載して頂きたいポイントを解説してきましたが
皆さま如何だったでしょうか?

そうは言っても、なかなか自分達だけでは上手く文書化が出来ない...
事業計画書の売上計画がなかなか纏まらない...

ハタブネコンサルティング株式会社では、初回限定で30分無料相談を実施中です。

補助金申請で分からない点が...そもそもどの補助金が自社にマッチしているのか...
認定支援機関である当社が、補助金申請のお悩みを解消致します。

ご質問/各種お問合せはコチラよりご連絡下さい。

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