この記事の目次
補助金申請したけど、何度も不採択になる...
「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」等々...
新事業立ち上げや設備の新調、広告宣伝等に活用可能な各種補助金。
喜ばしい事に色々な分野/地域で補助金の数自体が増加しており、補助金チャレンジされる
事業者数も年々、増加の一途を辿っています。
その中で、肝いり事業を成功させる為に応募した補助金が不採択になった...そんな苦い経験は
ありませんでしょうか?
張り切って作成したその「事業計画書」、実は審査員から嫌われる不格好な計画書なのかも...
そこで...! 補助金審査員に自社の事業内容をしっかり伝えるコツを、全3回に分けて皆様に
こっそりとお伝え致します。
関連記事はコチラ!!
「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴②~」
「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴③~」
あなたの計画書、専門用語がびっしりなのでは?
第一回目である今回は、一番陥りやすいポイントである「業界内での専門用語の使い方」
に関してお伝えしていこうと思います。
皆様のお手元にある事業計画書ですが、皆様が所属する業界人が好んで使用する
「業界の専門用語」をどれ位の頻度で入れてますか?
実は弊社がサポートさせて頂いている各企業様も、必ずと言っていい程...
「業界人でなければ分からない専門用語」
を、ふんだんに盛り込んだ「立派な事業計画書」を持ち込んで来られます。
残念ながら、実はこれが不採択になりやすい事業計画書の典型的な例となるのです...
では何故、「業界の専門用語」が多いと不採択となりやすいのでしょうか?
※あくまで「補助金申請する上」での例です。融資目的や銀行に提出する「事業計画書」
では、注目する箇所は異なります。 上記の対策に関する相談はコチラから!
審査員はその道の『素人』である事を忘れるべからず!
補助金申請において、事業計画書を審査する方々は年間で何百何千もの書類を精査している猛者達。
しかし、その審査員が得意な分野は
「書類を確認した上で、審査項目をしっかり書き上げているかをチェック」する事であり、
「あなたが所属する業界のプロフェッショナル」が事業計画書を審査する訳ではないのです。
「そうは言っても、この単語は一般常識じゃない?」「審査員は、これ位伝わらないと話にならないよ」
その気持ち、とても分かります...が一旦、心の隅に追いやりましょう!
補助金申請における事業計画書作成ポイントは、
「中学生に見せても内容が分かるレベルまで言葉を簡略化する」
先ずはこの部分だけでも修正してみてください。
審査時間は10分?! 言葉を簡略化するメリットとは?
「中学生に見せても内容が分かるレベルまで言葉を簡略化する」事によるメリットですが、
ズバリこの一言に尽きます。
【事業計画を制限時間内に読み終えて一定数の理解を貰える】
弊社への問い合わせで最も多いのが、「審査項目/加点項目に関して記載がない、と審査員に指摘された。
どうすればいいのか?」
という相談でして、実は提出した事業計画書を拝見すると、その業界以外では一切通じないor調べないと
理解が難しい単語で説明されている...というパターンがかなり多く見られます。
審査員が一つの事業計画書を審査する時間は、10~15分程度が基本となっており、審査員が分からない
単語や説明等に関して、逐一調べながら事業計画書を審査する、という訳ではありません。
自分では審査項目に沿ってしっかりと記載しているつもりでも、審査員からすれば自分が分からない
専門用語は「書いていない」と判断します。
事業計画書に書かなければならない「必須項目」が見当たらないのなら、残念ながら不採択で...
となってしまうのです。
折角、自社事業を拡大出来得る事業案を計画しても、採択されないと勿体ないですよね?
今一度、作成した事業計画書を一読して「理解出来ない業界用語」を審査員レベルまで落とし込みましょう!
自社の業界用語を簡略化出来ない...
そうは言っても、普段使っている専門用語を一般向けに簡略出来ない...
補助金採択の為でも、そんなに時間を割いて取り組む事が難しい...
ハタブネコンサルティング株式会社では、初回限定で30分無料相談を実施中です。
補助金申請で分からない点が...そもそもどの補助金が自社にマッチしているのか...
認定支援機関である当社が、補助金申請のお悩みを解消致します。
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