新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は緊急対応のために2019年度予算の予備費から103億円を支出することを2月14日に閣議決定しました。
その前日2月13日にまとめられた、予備費を含む153億円の緊急対策(第一弾)の中には不足するマスクの増産に向けて設備投資を行うメーカーに対する補助金として、4億5,000万円が計上されています。
参考:NHK NEWS WEB 新型ウイルス 緊急対応に103億円支出を閣議決定
どこへ行っても品切れ状態のマスクですが、マスクが店頭で見られる日はやってくるのでしょうか。この状況で政府がどのような補助事業を行うことにしたのか、気になるところですね。そこで今回は「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策」の国内感染対策の強化の中に位置付けられた、「マスク生産設備導入支援事業費補助金」について調べてみました!
令和2年3月16日 追記
3月中に設備投資を行い、生産・増産を開始する補助事業者が採択されました。
「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して、マスクの生産設備の導入等を行う事業者について、2月28日の3件に続き、8件が採択されました。これにより約5650万枚規模の増産設備の導入支援が決定しました。
【採択事業者】
- アレグロニット工業株式会社
- シャープ株式会社、鴻海精密工業、シャープマーケティングジャパン株式会社、株式会社SHARP COCORO LIFEのコンソーシアム
- 株式会社白鳩
- 北陸ウェブ株式会社
- 株式会社マルシン、株式会社ゼロ・インフィニティとのコンソーシアム
- 明星産商株式会社
- 株式会社meteco
- 株式会社ロキテクノ、三井化学株式会社、ナカンテクノ株式会社、株式会社トロイカジャパン
3月2週目までに増設を行う事業者の採択結果について
「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して、3月第2週目までにマスクの生産設備の導入等を行う事業者について、第1弾として、令和2年2月28日に3件が採択されました。
【採択事業者】
- 興和株式会社 (マスク製造)
- 株式会社XINS (マスク製造)
- ハタ工業株式会社 (マスク部材製造)
参考:令和元年度マスク生産設備導入支援事業費補助金に係る補助事業者を採択しました
参考:令和元年度マスク生産設備導入支援事業費補助金に係る補助事業者の採択結果について(3月2週目に増設を行う事業者向け)
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