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東京の魅力的な地域資源を活用した新ビジネスの創出に最大1500万円の助成!ハンズオン支援も魅力な「令和2年度TOKYOイチオシ応援事業」の公募がスタート!

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東京都で令和二年度の「TOKYOイチオシ応援事業」の公募がスタートしました。

TOKYOイチオシ応援事業は、東京の地域資源を活用した新商品・新サービスの開発を行う場合に申請が可能な東京都の助成金制度です。

商品開発を対象にしている点で経産省の「ものづくり補助金」とも共通点が多い制度ですが、TOKYOイチオシ応援事業には事業経費の支援のほかにも専門家による「ハンズオン支援(伴走支援)」というものが用意されており、こちらの存在も制度の大きな魅力の一つとなっています。

今回は現在公募中のTOKYOイチオシ応援事業について紹介いたします。

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この記事の目次

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令和二年度TOKYOイチオシ応援事業-地域の魅力を活かした新ビジネス創出事業-

「TOKYOイチオシ応援事業(地域の魅力を活かした新ビジネス創出事業)」は、東京の地域資源を活用した新商品・新サービスの開発に取り組む事業者を対象に、人件費を含む幅広い経費に対し最大1500万円(助成率1/2)の経費助成と、地域応援アドバイザーによるハンズオン支援(伴走型支援)を行う東京都独自の助成金制度です。

申請対象者

・都内に事業所を有する中小企業者(個人・法人)
・事業組合等の団体
・一般財団法人
・一般社団法人
・特定非営利法人
※都内の事業所で引き続き1年以上事業を営んでいること。

対象となる東京都の地域資源

地域資源とは地域の中小企業などが共有して活用できるものであり、生産量、品質、機能、歴史的・文化的背景等の面における特徴を消費者等が一定程度認識しているものを指します。

東京都の地域資源については「TOKYOイチオシナビ」というサイトで詳しく紹介されていますので、より詳しい内容が知りたい場合には下記のリンクからご参照ください。
※地域資源は登録制となっており、要件を満たすものについては新たに登録することも可能です。

TOKYOイチオシナビ
https://chiikishigen.tokyo/

【東京都の地域資源(一部)】
(1)農林水産物
「うめ(青梅市)」「東京しゃも(立川市など)」「とうもろこし(あきる野市)」「キャベツ(練馬市)」
「金子ゴールデンビール麦(練馬区)」「TOKYOX(八王子市など)」など

(2)鉱工業品・生産技術
「金型(大田区)」「江戸風鈴(江戸川区)」「金属プレス加工品(墨田区)」「昭島の水(昭島)」「ちゃんこ(墨田区)」「計測・検査機器(板橋区)」「多摩織(八王子市)」など

(3)観光資源
「江戸川区花火大会(江戸川区)」「奥多摩湖(奥多摩町)」「お台場海浜公園(港区)」「青梅マラソン」「神田神保町商店街」「裏原宿(渋谷区)」「井の頭自然文化園(武蔵野市)」など

助成対象事業

地産の農水産物や加工技術を活用した新商品の開発や、観光資源の魅力を活かした新サービス(イベントなど)の開発が助成の対象となります。

【対象経費】
(1)開発費
・原材料、副資材費
・機械装置、工具器具費
・委託、外注費
・専門家指導費
・賃借費
・産業財産権出願、導入費
・直接人件費

(2)販路開拓費
・広告費
・展示会等参加費
・イベント開催費

【過去の採択事例】

過去の公募では「鉱工業品・生産技術」に関する事業が最も多く採択されており、次いで「農水産物」が少数、そして「観光資源」については申請自体があまりなく、年度によっては採択が0件というケースもあります。

同様の事業が対象になる補助金制度について

「鉄鋼業品・生産技術」に関する新商品の開発は、補助上限額の高い「ものづくり補助金」も活用の候補になります。

しかし、ものづくり補助金は人気が高い分競争率も激しいため、TOKYOイチオシ応援事業のような地域限定の助成金制度の方が採択の可能性という面では有利かもしれません。

経産省 ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)
https://hojyokin-portal.jp/columns/r1hosei-monodukuri

「農林水産物」に関する商品開発は比較的少ない経費でも取り組むことが出来るため、小規模事業者であれば採択率の高さが魅力の持続化補助金も活用の候補です。

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
https://hojyokin-portal.jp/columns/jizokuka-hanrokaitaku

観光資源を活用した新サービスの開発については、同じ東京都でもインバウンド対策を目的としたものや、特定の観光資源の活用を目的にしたもの、地域振興を目的としたものなど、様々な助成金制度が同時に活用の候補になるケースが多くあります。

いくつかの候補を比較検討して最も有利な制度を活用するのがお勧めです。

東京都水辺のにぎわい創出事業(新たな水辺のにぎわいを創出する施設整備事業)助成金
https://hojyokin-portal.jp/subsidies/6385

地域応援アドバイザーによるハンズオン支援とは?

TOKYOイチオシ応援事業の大きな魅力の一つが「地域応援アドバイザーによるハンズオン支援」です。

このハンズオン支援では、地域応援アドバイザーやその他の専門家が、申請事業者を対象に「申請前相談会(希望者)」や「開発段階の進捗管理」「完成後の販路開拓を見据えた出口支援」等、事業の効果を最大化するために必要な支援を事業者のニーズに応じて行い、助成事業の終了後には完成した商品のPR動画の作成や、展示会への出店支援なども実施します。

事業者の方はこうした支援を通し専門家のノウハウを間近で学び、将来の事業成長に大きく役立てていくことが可能です。

※東京都中小企業振興公社HPより

申請受付期間

受付期間:令和2年9月1日~10月15日
※この期間中に下記の事務局HPから「申請エントリーの申し込み(申請書の提出日の予約)」を行い、後日指定した日に申請書類一式を持参提出します。

申請に必要な書類についても下記のHPからダウンロードすることが可能です。

東京都中小企業振興公社HP
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/ichioshi.html

まとめ

今回は都内の中小企業が地域資源を活用した新商品・新サービスの開発に取り組む場合に最大1500万円の助成が受けられる、「TOKYOイチオシ応援事業」について紹介いたしました。

コロナの影響を強く受け国内でも最も大きく経済が停滞してしまった東京都ですが、東京には地域色あふれた魅力的な「地域資源が」数多く存在します。

これからの経営回復に向け、新製品・新サービスの開発に取り組む事業者の方は、TOKYOイチオシ応援事業の活用を是非ご検討ください。

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