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ECマーケティング支援事業を活用してモール出品しよう!EC参入におすすめの補助事業とは

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コロナの感染拡大で私たちは様々な行動制限を受けて、少し前まで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、新しい生活様式やこれまでになかった価値観が登場しました。

たとえば、買い物は、これまで店舗で品物を見ながら購入することは当たり前で、何の問題もありませんでしたが、コロナ禍では、外出自粛や接触を避ける必要性から、店舗ではなくオンラインでショッピングすることが当たり前になりました。

現在、新規感染者数は足元で減少しており、行動制限も段階的に緩和されています。だからといって人々が以前のように店舗に足を運ぶようになるかといえば、コロナによる社会変化を経たいま、簡単なことではないことに思えます。

一度進んだオンライン化が、コロナ後にあえて後戻りするとは考えにくく、コロナ収束後も維持、または加速していくと考えて対策を講じる必要があるのではないでしょうか

そこで、今回は充実したサポート体制でECへのチャレンジができる「モール活用型 ECマーケティング支援事業」についてご紹介します。11月15日から第3期申込期間が始まったばかりで、これからECに取り組みたい方や、越境ECにチャレンジして販路を広げたい方を対象にしており、EC未経験で不安を抱えた方にもピッタリの補助事業となっています!

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この記事の目次

モール活用型 ECマーケティング支援事業とは

コロナの感染症拡大により業績に影響を受けている中小企業・小規模事業者を対象に、ECモールへの出品を通じて必要な知見や実践経験を獲得して、自社のECを活用した販売拡大につなげる取り組みを支援します。

出品希望エリアは国内か越境、またはその両方が選べます。

【国内の出品モール】
「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「47CLUB」
※原則として3モールへの同時出品を行います。

【越境の出品モール】
「Amazon(アメリカ)」「eBay(アメリカ)」「Shopee(シンガポール)」のいずれかのモール

モール活用型 ECマーケティング支援事業のおすすめポイント

この事業では「少ない費用負担で出品が可能」です。

出品するのにいろいろな費用がかかるのではないかと不安に思われる方も多いかもしれませんが、出品事業者が負担するのは、①出品モールの売上金額に応じた手数料および商品代金の振込手数料、②国内倉庫までの配送料(越境の場合のみ)です。

それ以外、次に挙げる項目は中小機構が負担してくれます。

  • モール月額使用料
  • アフェリエイト原資
  • 商品ページ制作費用(翻訳含む)
  • 商品画像リサイズ費
  • 受発注・出荷管理費用
  • カスタマーサポート費用
  • 各種プロモーション費用
  • その他運営費用全般

もう一つ、「顧客およびECサイト側との窓口業務・受発注管理はすべて事務局が行ってくれる」という点も魅力的です。必要書類を提出して採択されたら、後は、購入者(または事務局の倉庫)へ商品を発送するのみとなり、手軽にチャレンジできるところもおすすめポイントです。ただし、参加者の自走化に向けた支援のため、出品する各モールより直接連絡をさせていただく場合もある、と応募要項に記載されています。

参加対象者(出品事業者)

ECに取り組みたい全国の中小企業・小規模事業者が対象です。

具体的には、コロナ拡大の影響を受けた、消費財を扱う日本国内の製造業、卸売業、消費財関連サービス業等の中小企業者および個人事業主が対象で、次の要件をすべて満たす必要があります。

  • 販路拡大に意欲のある中小企業者
  • 電子メールでの連絡が可能な中小企業者
  • 「本事業参加規約」「本事業出品規約」に同意できること
  • 「反社会的勢力」ではないこと
  • 食品衛生法に基づく営業許可(食品等出品の場合)や化粧品製造販売許可(化粧品等出品の場合)等を得ていること
  • (越境の場合)ワシントン条約等の国際法や、その他国内法及びガイドラインに抵触していないこと

支援の流れ

モールへの出品申請、商品ページ制作から、受注管理、出荷連絡、各種問い合わせ対応まで、すべて事務局が行います。注文が入ったときは、事務局から出品事業者へ通知メールが届きますので、「2営業日以内の発送(原則)」で発送対応をするという流れになります。なお、売上金額の振り込みは、毎月末日締め、翌々月末日までに支払われます。(越境モールの場合、精算は日本円による国内決済)

出品期間は、国内3か月、越境6か月となっていますが、出品期間終了後も継続してモールへの出品を希望する場合は、個別で各ECモールまで申し込む形になります。

出品対象商品

ECモールにはどんな商品を出品できるのでしょうか。出品対象商品は、国内と越境とで異なっています。
あくまでもECマーケティング支援事業における対象商品ですので、実際に個社で出店・出品を行う時には、各モールの出品対象商品を十分に確認のうえ出品する必要があります。

【国内モール】
雑貨・生活雑貨・インテリア・食器・玩具・文具・服飾品・伝統工芸品・食品・加工食品・健康食品・化粧品・家電製品・その他

【越境モール(Amazon)】
雑貨・生活雑貨・玩具・文具・食器・伝統工芸品・化粧品等(化粧品はFDA等の登録証を取得していること)

※eBayは上記に加えて「服飾品」の出品が可能です。

※シンガポールのShopeeは、上記に加えて「服飾品」と「食品(加工食品/健康食品等)」も出品が可能です。

【出品商品点数】
1社につき国内モール、越境モールでそれぞれ1商品(12SKU※)の商品登録が可能です。12SKUとは、同じ商品で価格が同じであれば、カラー・サイズ・タイプ(柄・味・香り等)違いの商品を12種類まで登録することができるという意味です。

※<参考>SKU

出典:出品応募要項(国内)

応募期間


出典:モール活用型ECマーケティング支援事業 ウェブサイトより

【国内モール】
令和3年11月15日~令和4年7月29日 17時まで
国内のほうが、応募期間が長く、締切も5次締切まで設けられています。応募締切日に応じて、出品の開始時期が決まります。たとえば、1次の締切日は12月3日で、出品開始時期は来年1月中旬以降。2次の締め切りは1月31日で、出品開始は4月上旬といった具合です。

【越境モール】
令和3年11月15日~令和4年1月31日 17時まで
一方、越境は1次と2次の締切があり、1次で予定定員に達した場合は、2次の申し込みはできません。応募期間も国内より短くなっています。

申し込み方法

最後に申し込み方法を確認しましょう。
サイト上で出品希望エリアの選択をすると、応募要項・参加規約・出品規約に同意するチェックボックスが現れますので、チェックすると、新型コロナウィルス感染症拡大の影響有無等について確認され、その後に申込フォームへ進めるようになります。

フォームに進んだら、フォームの入力および商品画像データのアップロードをして申し込みます。(越境モールへの出品を希望する場合、申し込み時に商品ごとのJANコードの入力が必須になります。また、商品画像データは国内モール・越境モールそれぞれ最低3枚・最大5枚を申込時に登録します。)なお、国内・越境で異なる商品を出品する場合は、別々に申し込む必要があります。

▼モール活用型ECマーケティング支援事業 申し込みサイト
https://ecmall.smrj.go.jp/

まとめ

今回は、少ない金額でECへのチャレンジができる「モール活用型 ECマーケティング支援事業」についてご紹介しました。この事業では、ECモール出店時の費用面での支援と、ECモール出店に関するノウハウ面での支援を受けることができます。

非接触型販売であるEC市場に参入しておけば、今後来る可能性のある「第6波」への備えにもなります。

1次締切で採択されると、国内なら1月中旬以降の出品開始時期となります。ECにチャレンジして販路を広げたい方はぜひ支援プログラムの活用をご検討ください!

参考:モール活用型 ECマーケティング支援事業

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