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宇宙の町、大樹町の手厚いマイホーム支援補助金とは

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宇宙の町として知られる北海道の大樹町では、新しい住まいを求める人々に向けて魅力的な支援策を展開しています。この町のマイホーム支援補助金制度は、新築や中古の住宅を購入する住民に対し、財政的な援助を提供し、町の成長と活性化を促進することを目指しています。大樹町の移住・定住促進の取り組みについて、さっそく確認しましょう。

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この記事の目次

宇宙の町として注目される大樹

北海道に位置する大樹町は、宇宙へのアクセスポイントとしての重要な役割を担っており、民間企業による人や人工衛星の宇宙運搬事業の拡大の中心地となっています。大樹町の宇宙港は、アジア地域のロケット打ち上げニーズを日本に取り込むための戦略的な位置にあります。日本は、東や南に広がる海域を活用し、他国の領土に干渉せずに安全にロケットを打ち上げることができる数少ない国の一つです。これにより、日本国内で製造された人工衛星を国内から打ち上げることが可能となり、経済的なメリットも大きいとされています。

さらに、ウクライナ侵攻による経済制裁の影響でロシアのロケットが利用できなくなったことも、国内宇宙港の重要性を高めています。これまで日本の企業が製造した人工衛星の多くは、ロシアや米国のロケットによって打ち上げられていましたが、国内の宇宙港が整備されれば、国内で打ち上げが可能になるため、国内経済の活性化に寄与すると期待されています。

大樹町の宇宙港は、日本の宇宙ビジネスを支え、アジアの宇宙産業の中心となることを目指しています。こうした進展は、日本が宇宙分野での新たな時代に入ることを示しており、国内外からの注目も集めています。

参考:「北海道新聞」2023年7月11日に掲載 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/875305/
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大樹町のマイホーム支援補助金には多様な加算制度も

大樹町のマイホーム支援補助金制度は、新築、建売、中古住宅の購入(または建設)を支援するものです。この制度は、大樹町への移住促進を目的とし、住宅購入者に対して最大80万円を補助します。さらに、条件に応じて追加の補助もあり、地元の建設業者を利用する場合や、再生可能エネルギーシステムの設置、子供がいる家庭などは加算が受けられます。

大樹町のマイホーム支援補助金 対象者

対象者は、大樹町で新築または中古の住宅を購入、または建設する個人です。対象者要件は以下のとおりです。

自ら所有し、居住する住宅等を新築し、又は購入する者であること
当該住宅で10年以上継続して居住することを誓約する者
市区町村税等に滞納がない者
新築住宅の場合、補助金申請前に工事を開始していない者
過去にこの条例に基づく補助金を受けていない者
補助申請者および同居者が暴力団員でないこと

この制度では、補助金を受けた住宅に10年以上住むことが条件です。もし受給者がこの条件を満たせなくなった場合、交付された補助金の返還が求められることがあります。

大樹町のマイホーム支援補助金 対象住宅

対象住宅の要件は以下のとおりです。

【住宅】
台所、便所、浴室、居室を備え、延べ床面積が80平方メートル以上。

【併用住宅】
延べ床面積の半分以上が住宅部分。

【建売住宅】
検査済証取得後1年未満、宅地建物取引免許業者が販売。

【中古住宅】
昭和56年6月1日以降建築着手または耐震改修証明書発行済、1年以上経過した建売住宅含む。

上記のほか、関係法令に明確な違反がないもので、次の各号のいずれにも該当しないものが対象です。

  • 3親等以内の親族から購入する住宅等
  • 公共事業等に伴う住宅移転補償による住宅等
  • 賃貸住宅
  • 別荘等一時的に使用する住宅等
  • 同居する者の売買契約による住宅等
  • 法人とその法人役員の売買契約による住宅等

大樹町のマイホーム支援 補助金額(基準額)

補助金の額はいくつかの基準によって異なります。町内在住者が新築または建売住宅を購入する場合、補助金は50万円です。移住者が新築または建売住宅を購入する場合、補助金は80万円です。一方、中古住宅の購入に関しては、町内在住者には40万円、移住者には50万円の補助が提供されますが、これらの場合には加算額はありません。

出典:大樹でかなえるマイホーム支援補助金のご案内

加算額

上記、基準額のほか、加算額が設定されており、特定の条件を満たすと追加の補助金が受けられます。町内の建設業者による建設の場合、30万円の加算があります。太陽光発電システムや再生可能エネルギー機器の設置、定置型蓄電池の設置の場合にも10万円の加算が適用されます。

子育て世代が同居し、中学校修了前の子供がいる場合は、子供1人につき10万円(上限50万円)の加算があります。また、認定住宅や高効率機器の設置にも加算が設定されています。

出典:大樹でかなえるマイホーム支援補助金のご案内

なお、補助金額は、補助基準額に、加算額を加えた額となります。補助金額の2割を大樹TMOカード会発行の商品券により交付します。

大樹町のマイホーム支援補助金 申請手続き

補助金の手続きの流れは以下のとおりです。

・必要書類の準備
・補助金交付申請書の提出
・工事の着手
・交付決定通知 受領
・工事完了後の完了実績報告書の提出
・交付確定通知 受領
・補助金交付

【申請受付】
受付開始(令和3年12月上旬)以降随時受付 (令和9年3月末日までに新築等が完了するもの)

【事業期間】
事業年数5カ年(令和4年4月から令和9年3月末まで)

【申請先】
大樹町役場2階(新庁舎1階)建設水道課建築係窓口(開庁日の 8:30~17:15)

まとめ

大樹町のマイホーム支援補助金制度は、新築または中古住宅の購入者に対し最大80万円の補助を提供しています。加えて、地元の建設業者利用や再生可能エネルギーシステム設置での加算があり、家庭によってはさらに多くの支援を受けることができます。

大樹町では、この補助金制度で移住と定住を促すとともに、全ての人が暮らしやすい豊かな住環境の構築を目指しています。詳しい情報や手続きの詳細は、大樹町公式ウェブサイトでご確認ください。

参考:大樹でかなえるマイホーム支援補助金のご案内

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