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少ない費用でEC参入!モール活用型EC支援事業で国内・越境モールに出品しよう

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、非対面型の販売方法であるECサイトの利便性が再認識され、EC市場が拡大しています。

今回は、コロナ禍により業績に影響を受けて、非対面型販売方法に取り組もうとする中小企業者等を支援する「モール活用型ECマーケティング支援事業」をご紹介します。

モール月額使用料や商品ページ制作費用、受発注・出荷管理費用、各種プロモーション費用、アフェリエイト原資などは中小機構および事務局が負担し、事業者の皆さまは少ない費用負担で出品ができます。

ECモールへの出品を通して、必要な知識や実践経験が得られるチャンスですので、EC市場への参入をお考えの全国の中小企業・小規模事業者様の皆さまは活用をご検討ください。

この記事の目次

モール活用型ECマーケティング支援事業とは

モール活用型ECマーケティング支援事業では、新型コロナウィルス感染拡大により、業績に影響を受けている中小企業・小規模事業者を対象として、ECを活用した販路開拓に必要な知見や実践経験を獲得し、販売拡大につなげる自立を目指した支援を行っています。

国内モールでは「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「47CLUB」、
越境モールでは「Amazon(アメリカ)」または「Shopee(シンガポール)」に特設するページに出品する事業者を募集します。
国内モールは原則として、3モールへの同時出品を行います

【事業スキーム】

出典:出品応募要項(国内)
上の図は、国内モールの場合ですが、オレンジ色の矢印が出品事業者の皆さまが対応するところ(商品情報登録、梱包発送)で、それ以外はすべて事務局が行います。越境モールへの出品の場合も、国内倉庫に商品を納品すれば、在庫管理や海外のお客様への発送は事務局と事務局指定の事業者が行ってくれるので安心です。

モール活用型ECマーケティング支援事業を活用するにあたり、注目したいポイントは3つあります。

1.少ない費用負担で出品できる

ECモールに出品するにはいろいろな費用がかかるのではないか?と不安に思われるかもしれませんが、支援事業を利用する出品事業者の費用負担は以下のとおりです。

・国内モール:出品モールの売上金額に応じた手数料、振込手数料(売上代金振込時)
・越境モール:出品モールの売上金額に応じた手数料、振込手数料(売上代金振込時)、国内倉庫までの配送料

それ以外の費用(下記)は、中小機構および事務局が負担します。
・モール月額使用料
・商品ページ制作費用
・受発注、出荷管理費用
・各種プロモーション費用
・アフェリエイト原資
・商品画像リサイズ費用
・カスタマーサポート費用
・その他運営費用全般

2.越境モールにも安心して出品できる

海外のお客様への発送は大変そう、精算がややこしくなりそう、などと思っている方は、ご安心ください。発送は国内の倉庫に商品を送るだけで完了し、そこから先は事務局が行ってくれます。また、精算は日本円による国内決済となります。

3.充実のサポート体制がある

チャレンジしたいけど、はじめてだし不安という方には、中小機構による専門家オンライン相談やオンラインセミナーなどの支援メニューも活用いただけます。

このように「モール活用型ECマーケティング支援事業」には、未経験の方でも安心して取り組めるポイントがたくさんありますので、EC市場へ参入してみたい方におすすめの支援事業といえるでしょう。

モール活用型ECマーケティング支援事業の参加対象者

新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けた、消費財を扱う日本国内の製造業、卸売業、消費財関連サービス業等の中小企業者および個人事業主のうち、以下の条件を全て満たす者が対象です。

  • 電子メールでの連絡が可能な中小企業者
  • 販路拡大に意欲のある中小企業者
  • 「本事業参加規約」に同意いただけること
  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構反社会的勢力対応規程に定義される「反社会的勢力」ではないこと
  • 食品衛生法に基づく営業許可(食品等出品の場合)や化粧品製造販売許可(化粧品等出品の場合)等を得ていること
    越境モールの場合、食品は出品不可
  • 出品予定商品がワシントン条約等の国際規約に抵触していないこと(越境モールの場合)

モール活用型ECマーケティング支援事業の出品対象商品

【国内モール】
雑貨・生活雑貨・インテリア・食器・玩具・文具・服飾品・伝統工芸品・食品・加工食品・健康食品・ダイエット食品・化粧品・家電製品等

【越境モール】
雑貨・生活雑貨・玩具・文具・食器・服飾品・伝統工芸品・化粧品等 ※化粧品はFDA等の登録証を取得していること

【出品商品点数】
1社につき国内モール、越境モールでそれぞれ1商品(12SKU※)の商品登録が可能です。12SKUとは、同じ商品で価格が同じであれば、カラー・サイズ・タイプ(柄・味・香り等)違いの商品を12種類まで登録することができるという意味です。

※<参考>SKU

出典:出品応募要項(国内)

モール活用型ECマーケティング支援事業の出品期間

場合によっては、出品開始時期が後ろ倒しとなる可能性もありますが、以下の出品期間を予定しています。

【国内モール】
2021年10月下旬より3か月間

【越境モール】
2021年12月中旬より6か月間

モール活用型ECマーケティング支援事業の応募期間

第2期 2021年 7月20日(火)~8月20日(金)17時まで

出典:出品応募要項(国内)

8月20日に応募が締め切られた後、選考結果の通知は9月下旬を予定しています。

モール活用型ECマーケティング支援事業の申し込み方法

下記特設ページから申し込みを行います。ページ上で出品希望エリアの選択をすると、応募要項・参加規約・出品規約に同意するチェックボックスが現れますので、チェックすると、新型コロナウィルス感染症拡大の影響有無について確認され、その後に申し込みフォームへ進めるようになります。

申し込みフォームに進んだら、フォームの入力および商品画像データのアップロードをして申し込みます。なお、国内・越境で異なる商品を出品する場合は、それぞれ別に申し込む必要があります。

▼モール活用型ECマーケティング支援事業 申し込みサイト
https://ecmall.smrj.go.jp/

まとめ

いかがでしたか?
今回は「モール活用型ECマーケティング支援事業」をご紹介しました。こういった支援を使えば、安心してECを活用した販路開拓に取り組めそう、とお感じになった方も多いのではないでしょうか。

これからECに取り組みたい方、越境ECにチャレンジして販路を広げたい方におすすめの支援事業ですので、申し込み期限が8月20日と迫ってきていますが、気になる方はぜひ事務局までお問合せください。

【お問い合わせ先】
モール活用型ECマーケティング支援事業事務局
TEL:03-5408-1014
e-mail:ecmall@unei-jimukyoku.jp
受付時間:10:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

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