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大阪の夜間イベントに最大1500万円の補助「大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金(新規事業)」【大阪府】

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夜の時間帯を文化体験の場として活用する「ナイトタイムエコノミー」は、観光振興における重要なテーマとして注目されています。なかでも大阪府は、多様な文化や娯楽を背景に、国内外の観光客を惹きつける高いポテンシャルを有しています。こうした背景のもと、府は令和7年度「ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金(新規事業)」を実施し、夜間の文化イベントや新たなコンテンツづくりを支援します。

本補助金は、地域資源を活かした夜間観光の充実を図ることで、都市の魅力を高めることを目的とした制度です。この記事では、「大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金」の概要と活用のポイントをご紹介します。大阪で夜の文化的イベントを企画・計画されている方は、ぜひご一読ください。

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この記事の目次

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大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金とは

本補助金は、大阪府内で夜間に開催される文化事業を対象に、事業費の一部を補助する制度です。具体的には、音楽イベントや舞台芸術、伝統文化体験、アニメ・マンガといったポップカルチャーに関わるイベントなど、インバウンド観光客が夜の大阪を楽しめる内容の事業が対象となります。

本募集では「新規事業」に焦点を当てており、これまでにない文化コンテンツの創出や、既存事業に新たな付加価値を加える企画を支援することで、大阪におけるナイトカルチャーの多様化と魅力向上を図るものです。また補助枠としては通常枠と拡大枠の枠があり新規や継続のイベントかどうかで補助額が異なります。

※本事業は、3年間の補助を予定しており、各年度ごとに新規・継続事業の募集を行います。継続して補助金の交付を希望される場合は、次年度以降も改めてご応募ください。

補助率・補助額

補助金は最大1,500万円、補助率は1/2に設定されています。対象経費には、出演費・舞台費・音楽費・広告宣伝費・記録費・多言語対応費など、イベント実施に必要な幅広い費用が含まれます。
補助枠は「通常枠」と「拡大枠」に分かれ、イベントの規模や実施回数に応じて上限額が変動します。特に大規模イベントにとっては、実施負担を軽減する有効な支援策といえるでしょう。

補助枠補助率補助上限額
通常枠:新規事業1/2500万円
通常枠:継続事業(2年目)250万円
通常枠:継続事業(3年目)125万円
拡大枠:新規事業1500万円
拡大枠:継続事業(2年目)750万円
拡大枠:継続事業(3年目)375万円

※補助事業の実施により収益が発生した場合は、以下の式により算出した金額を補助金から減額します。
[{補助対象事業にかかる収入(様式第 6 号収支決算書中①)}-{補助対象経費(同様式中②)}―{補助対象外経費(同様式中③)}]×1/2

対象者と対象要件・対象経費

応募資格は、大阪府内で交付要綱第3条に掲げるナイトカルチャー事業を実施するものであって、会社法に基づく株式会社等、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に基づく一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人又は公益財団法人等の法人格を有するものが対象となります。

補助対象となる事業は、次の(1)から(8)までの要件を全て満たす事業者が自主的に実施する事業です。

(1)主にインバウンドの観光客が大阪の夜の魅力を体験することができる事業であって次の①から④のいずれかに該当するものであること
 ①音楽、演劇、古典芸能、ノンバーバルパフォーマンスなどの舞台芸術事業
 ②和楽器、舞踏、伝統衣装、芸道、工芸等の日本・大阪の文化を体験できる事業
 ③アニメ・漫画をはじめとするポップカルチャー等の集客イベント事業
 ④その他大阪の魅力を体験できる事業
 (劇場やホールだけでなく、野外や新たな発想で利用する場所を含む)

(2) 令和7年度の補助金交付決定以後に実施される新規事業であることなお、「新規事業」には、既存事業を、インバウンドも楽しめるよう新たに工夫を加えた事業として実施するもの等を含む

(3) 大阪府内で行われる事業であること

(4) 広く一般に開かれた事業であること

(5) 宗教的又は政治的な宣伝意図を有しないこと

(6) 事業の開始時間が 18 時以降かつ事業終了時間が 20 時以降のもの

(7) 事業規模等
①通常枠
・1回あたりの募集定員が概ね 100 名以上((1) ②に該当するものは、概ね20名以上)
・実施回数が 10 回以上かつ実施日数が 5 日以上
②拡大枠
・事業全体の集客規模が 2,000 名以上
・1 回あたりの募集定員が 200 名以上
・実施日数が 2 日以上

(8)飲食を主たる目的としない事業であること(事業効果を高めるために付随的に飲食が含まれるものについては、補助対象とする)

このように、本補助金は「大阪の夜」を盛り上げる新たな文化創出を強く意識した要件設計となっています。

対象経費は以下の通りとなっています。

科目内訳
出演費・音楽費・文芸費指揮料、演奏料、出演料、作曲・編曲料、作詞料、楽器・楽譜借料、写譜料、調律料、ピアニスト料、演出料、監修料、振付料、音響プラン料、照明プラン料、台監督料、台本料、訳詞料、著作権使用料、舞台美術・衣装デザイン料、助手料(演出・振付・舞台等)
舞台費大道具費、小道具費、衣装費、かつら・メイク費、履物費、舞台スタッフ費、舞台装飾費
会場費会場使用料、会場付帯設備使用料、会場設営・撤去費(撤去に係る清掃費含む)
機材費演出機材リース費(照明・音響等)、警備資機材リース費
謝金・人件費等講師謝金
警備費警備委託費
旅費出演者・講師等の交通費及び宿泊費
広告宣伝費広告宣伝費(新聞、雑誌、駅貼り、宣伝デザイン料等)、案内、看板費
印刷費印刷費(プログラム、チラシ、ポスター、台本、入場券等)
役務費入場券等販売手数料、銀行振込手数料(対象経費に係るものに限る)
記録費録画費、録音費、写真費
多言語対応費通訳費、翻訳費、字幕用機材リース費

以下のものは対象外となりますのでご注意ください。

  • 団体の財産になり得るものの購入や制作費(楽器や備品購入等の購入費等)
  • 団体運営のための経常的経費(事務所経費、事務職員給与、事務用品購入費等)
  • 練習経費等(日常の練習に係る経費等)
  • 飲食に係る経費(出演者・スタッフ・参加者等に問わず飲食について係る経費全て)
  • 催事(イベント)保険料(事業の中止・中断に対する保険)、傷害保険等
  • 間接経費(消費税、地方消費税等)

申請スケジュール

申請受付期間は、令和7(2025)年3月10日から4月18日までに設定されています。今回は「新規事業」であることが必須条件となっているため、企画内容の整理、予算の見積もり、多言語対応の体制構築など、具体的かつ実現可能な計画書の作成が不可欠です。お早めにご対応ください。

まとめ

本補助金は、大阪の夜間観光の可能性を広げるとともに、新たな都市文化の創出を目的としています。夜間コンテンツの充実は、宿泊観光客の満足度向上や滞在時間の延長につながり、地域経済への波及効果も期待されます。新しい文化イベントや夜間プログラムの構想をお持ちの事業者にとって、本制度はその実現を大きく後押しする力強い制度となるかと思います。詳細は公式ページにてご確認ください。

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