この記事の目次
補助金申請用の事業計画書を作りたい!!
「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」等々...
新事業立ち上げや設備の新調、広告宣伝等に活用可能な各種補助金。
喜ばしい事に色々な分野/地域で補助金の数自体が増加しており、補助金チャレンジされる
事業者数も年々、増加の一途を辿っています。
自社の発展/拡大を加速させる為、金銭面での負担軽減を目的とした補助金申請を行おうと
計画する事業者様も多いと思いますが、
「肝心の各種書類に関して作り方が分からない...」「今まで税理士さんに任せていたから
事業計画書を書いた事がない...」etc...
1人では何を参考に計画書を作成すれば良いか、指針が欲しいと考える事業者様も少なく
ありません。
そこで!!
取り敢えず初めての試みだし...先ずは自分で一回書いてみよう!!、とチャレンジを考えて
いる方必見「補助金申請の事業計画書作成講座」と題して、本記事をお読みの方限定で、
こっそりと各種ポイントを解説しようと思います。
※本記事は「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴①~」
「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴②~」
「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴③~」
をご覧になった後に読まれる事をおすすめします。
事業計画書 導入部分の書き方
本記事では、事業計画書の一番初めに読まれる先頭ページの書き方に関して解説致します。
結論から申しますと、【既存事業の実績】【既存事業との関連性】【補助事業の必要理由】
弊社では上記3つキーワードを基に、事業計画を書き始める事をおすすめしております。
では、具体的に各キーワードを基にどの様な文章を作成していくか、確認していきましょう。
既存事業の実績を纏めよう!!
兎にも角にも、先ずは審査員に向けて自社紹介を行う必要があります。
具体的な内容ですが「自社では今までどの様な活動を行ってきたのか?」を中心に導入を
書き始めて見て下さい。
例として、自社の歴史(創業○○年,代表の経歴,どんな商売をしてきたのか)や主力製品・
各種サービスの紹介/業界内での自社評価等を中心に文章を纏めてみましょう。
補助事業と既存事業の関連性
次に導入部分として書き加えて欲しいポイントが、
「実施予定の補助事業/導入機材が自社既存事業にどの様な影響や関係性があるのか?」
上記の点を意識して計画を立てて下さい。
例として、既存事業を発展させる為の計画なのか?それとも売上拡大を図る為の新事業
なのか?補助金を活用する事で会社や事業をどの様に変化させていきたいのか?
上記のポイントを意識した上で、どの様な補助事業を実施するのか計画しましょう。
何故、その補助金が必要なのか?
上記2つのポイントに似ている箇所がありますが、ここのポイントが一番重要になります。
ズバリ、「何をやりたくて補助事業に応募したのか?」
当社に問い合わせがある相談内容の中で、
「自社で何かをやりたい訳ではないけど、知り合いが補助金に応募して採択されたから、
何でも良いので応募して補助金を貰いたい」と言った問い合わせが入る事がありますが...
結論から申し上げます。
「自社で新たに実施したい計画がないのなら、必要になるまで補助金に応募しない」事を
おすすめします。
補助金に関してですが「採択後、計画書に則った事業を無事終えた段階で改めて審査が入り、
基準を満たしていたら補助金が入金される」といった仕組みである為、採択されてすぐに
対象の補助経費が入金される訳ではありません。
各補助金によって期間は変わりますが、補助事業が終わる約1~2年の間は自社で事業費用を
捻出する必要が出てきます。
安易に補助金申請を行い採択されると、既存事業等に必要が無かった筈の経費を掛ける事に
直結する為、逆に自社の業績悪化や資金流失による経営状態悪化に繋がってしまいます。
何度も申し上げますが「自社にとって本当に必要な補助事業となっているのか」を今一度、
よく考えた上で応募するかを判断して下さい。
本日のまとめ
事業計画書の導入部分で是非とも記載して頂きたいポイントを解説致しましたが皆様
如何だったでしょうか?
本記事が、皆様の補助金申請に対して何かお役立ちしていれば幸いです。
しかしそうは言っても、なかなか自分達だけでは上手く文書化が出来ない...
事業計画書の売上計画ややりたい補助事業を上手く纏められない...
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