1. 補助金ポータルTOP
  2. 士業ブログ
  3. 補助金申請 事業企画書の書き方 ~3分で解説!! 問題提起の作り方~

補助金申請 事業企画書の書き方 ~3分で解説!! 問題提起の作り方~

image

この記事の目次

補助金申請用の事業計画書を作りたい!!

「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」等々...
新事業立ち上げや設備の新調、広告宣伝等に活用可能な各種補助金。
喜ばしい事に色々な分野/地域で補助金の数自体が増加しており、補助金チャレンジされる
事業者数も年々、増加の一途を辿っています。

自社の発展/拡大を加速させる為、金銭面での負担軽減を目的とした補助金申請を行おうと
計画する事業者様も多いと思いますが、
肝心の各種書類に関して作り方が分からない...」「今まで税理士さんに任せていたから
事業計画書を書いた事がない...
」etc...
1人では何を参考に計画書を作成すれば良いか、指針が欲しいと考える事業者様も少なく
ありません。

そこで!!
取り敢えず初めての試みだし...先ずは自分で一回書いてみよう!!、とチャレンジを考えて
いる方必見「補助金申請の事業計画書作成講座」と題して、本記事をお読みの方限定で、
こっそりと各種ポイントを解説しようと思います。

※本記事は「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴①~
 「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴②~
 「審査で差がつく?! 事業計画書 3つの掟 ~3分で解る補助金申請の落とし穴③~
 をご覧になった後に読まれる事をおすすめします。

事業計画書 問題提起の必要性

本記事では、補助金事業を申請する上で計画の要になる「問題提起」の必要性をご説明致します。

国or地方自治体の税金を投入して企業を支援する事になる補助金では、既存事業で何らかの
課題問題点に直面した際に、新機材の投入や試作品開発・専門家の助言等で解決し、自社の
売上を拡大させる事が目的となります。

その為、単純に「事業に係わる経費負担を減らしたいから」や「取り敢えず応募してみた」といった理由
だと、「補助事業の対象理由ではない」との事で不採択になります。

では、補助金申請を行う上で、どの様な理由を記載していくと良いのでしょうか?

結論から申しますと、
既存事業の課題】【既存事業のSWOT分析】【既存事業の市場状況
弊社では上記3つキーワードを基に、補助事業が必要である理由を肉付けする事を推奨しております。

では、具体的に各キーワードを基にどの様な文章を作成していくか、確認していきましょう。

既存事業の課題をピックアップする

先ずは既存事業に関して、現状の課題をピックアップしていきましょう。

既に既存事業に対して、課題の提起が済んでいる場合はそのまま計画書に記載して頂ければOKですが、
何を/どんな課題を挙げれば良いのか分からない場合は、以下の画像を参照して既存事業を振り返って
頂くと、補助金申請における事業計画書で必要な課題を提起する事が出来るかと思います。

既存事業の市場状況を調査しよう

前項「既存事業の課題」に被る部分ではありますが、既存事業に関係がある各種業界の市場調査を
簡易版でも構わないので、事業計画書に忘れずに記載しておきましょう。

既存事業の市場調査を実施して欲しい理由として、
①自社製品を見直しする時期かどうかの判断 ②業界ニーズの再認識 ③現市場の魅力を再確認
上記3つの項目を改めて確認する事により、この後に記載する実施予定の補助事業に対して明確な動機
付けを行う事が可能になる為です。

具体的な動機の一例ですが、

「現市場状況が○○によって大きく変化した為、○○を導入/○○を実施する必要がある」
「市場が○○を好む状況な為、既存製品に○○を付与/新製品を開発する必要がある」
「現市場が衰退しつつある状況から脱却する為に、○○市場に自社製品/サービスを投入」

これらの動機をより詳しく事業計画書に記載する事が出来れば、審査員が求める最低限の補助事業を
実施する理由となりますので、是非とも意識してみて下さい。

SWOT分析とは?

現在、日本で募集している全ての補助金において、必ず計画書に記載しなければならない裏の項目
あるのを皆様はご存じでしょうか?

ズバリ、「既存事業に関するSWOT分析」の結果を記載する事です。

各種補助金毎にそれぞれ審査対象項目が細かく設定されてはいますが、必ずと言っても良い程
「SWOT分析」の結果を事業計画書に記載する事が審査員から求められています。

「SWOT分析」とは、自社の外部環境と内部環境を
『Strength:強み』『Weakness:弱み』『Opportunity:機会』『Threat:脅威』の4つの要素を用いて
要因分析することで、経営/マーケティング戦略を策定する分析方法です。

※補助金申請用のSWOT分析のやり方に関しては、次回の記事にて詳しく解説致します。

本日のまとめ

事業計画書の問題提起に関する部分に関して、注目すべき各ポイントを解説致しましたが皆様如何だった
でしょうか?

本記事が、皆様の補助金申請に対して何かお役立ちしていれば幸いです。

しかしそうは言っても、なかなか自分達だけでは上手く文書化が出来ない...
事業計画書の売上計画ややりたい補助事業を上手く纏められない...

ハタブネコンサルティング株式会社では、初回限定で30分無料相談を実施中です。

補助金申請で分からない点が...どの補助金が自社事業とマッチしているのか...
認定支援機関である当社が、補助金申請のお悩みを解消致します。

ご質問/各種お問合せはコチラよりご連絡下さい。

関連記事

補助金ポータルからの
お知らせ

お知らせ一覧
ITトレンド_IT導入補助金
会員登録
補助金顧問
LINE登録
専門家パートナー募集中
補助金ポータル公式アカウントLINE@ クリックして友達追加する