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GビズIDとは?補助金申請などの際に必要となる種類や具体的な取得フローなどを解説

公開日:2023/4/25 更新日:2026/6/26
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GビズID(ジービズアイディー)とは、法人・個人事業主向けにデジタル庁が運営する事業者向け共通認証システムです。1つのアカウントでものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金・デジタル化AI導入補助金などの電子申請、e-Gov、社会保険手続き、自治体電子申請サービスなど多数の行政サービスにログインできます。

2026年は3つの大きな変更が予定されています。①2025年12月17日からSMS認証が廃止され、②2026年3月27日からGビズIDアプリの認証方式が「4桁数字入力方式」に変更、③2026年7月以降、GビズIDプライム・メンバーに「2年3か月」のアカウント有効期限が新設されます。あわせて書類郵送申請の審査期間が最大2週間から最大1か月に延長されるため、補助金申請を予定している事業者にとっては早めの対応が重要です。

本記事では、GビズIDとは何か、3種類のアカウントの違い、取得方法、補助金申請でできること、2026年の変更点までを最新情報でわかりやすく解説します。

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この記事の目次

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GビズIDとは?補助金申請に必須の事業者向け共通認証システム

GビズIDとは、デジタル庁が運営する法人・個人事業主向けの共通認証システムです。1つのID・パスワードで、複数の行政サービスにログインできるのが最大の特徴です。アカウントの取得・利用はいずれも無料で、料金は一切かかりません。

これまでは行政手続きごとに別々のIDやパスワードが必要で管理が煩雑でしたが、GビズIDを取得することで、ものづくり補助金や持続化補助金などの電子申請から社会保険手続きまでを1つのアカウントで完結できます。

特に補助金の電子申請を行うには、原則としてGビズIDプライムが必須です。jGrants(ジェイグランツ)と呼ばれる電子申請システムを利用する補助金は、GビズIDプライムなしでは申請できないため、補助金活用を検討する事業者はまず最初に取得を進めましょう。

GビズIDの種類は?プライム・メンバー・エントリー3種類の違い

GビズIDには、「プライム」「メンバー」「エントリー」の3種類があります。発行できる対象者・審査の有無・利用可能な行政サービスの範囲が異なるため、自社の状況に合うアカウントを選びましょう。

GビズID3種類の比較

アカウント種別発行対象者書類審査審査期間利用サービスへの制限ログイン方法
GビズIDエントリー全事業者なし即時発行あり(補助金申請は不可)ID/パスワードの単要素認証
GビズIDプライム会社代表者・個人事業主ありオンライン申請は最短即日/書類郵送は最大1か月なし(全行政サービス利用可)ID/パスワード+所有物認証の二要素認証
GビズIDメンバープライム取得済み組織の従業員なしプライム管理者の発行で即時ありID/パスワード+所有物認証の二要素認証

補助金の電子申請(jGrants)には、原則としてGビズIDプライムが必要です。エントリーは利用できる行政サービスが限定されており、補助金申請には使えません。複数の従業員が補助金関連業務に関わる場合は、プライム1つに対してメンバーを複数発行する形が一般的です。

GビズIDの取得で利用できる行政サービスの例

GビズIDで利用できる行政サービスは順次拡大しており、補助金・社会保険・各種届出など幅広く対応しています。代表的なサービスを以下にまとめました。

行政サービス名利用可能なアカウント種別
jGrants(補助金申請ポータル)プライム
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)プライム
e-Gov(電子政府の総合窓口)エントリー/プライム/メンバー
雇用関係助成金ポータルプライム/メンバー
介護サービス情報公表システム(電子申請届出システム)プライム/メンバー
石綿事前調査結果報告システムエントリー/プライム/メンバー
ISMAPポータルサイトプライム/メンバー
NPOウェブ報告システムプライム/メンバー
e肥料(肥料情報システム)プライム/メンバー

最新の対応サービス一覧はデジタル庁の行政サービス一覧で確認できます。

GビズIDを取得するメリットは?4つの利点を解説

GビズIDを取得することで、行政手続きの時間・コスト削減と業務効率化が実現できます。主なメリットは次の4つです。

①時間とコストの節約

さまざまな行政手続きがオンラインで完結するため、書類を準備して郵送したり、窓口を訪問して手続きする必要がなくなります。これにより、申請手続きにかかる時間や交通費などのコストを削減できます。

②24時間365日アクセス可能

オンラインシステムであるため、いつでもどこでも手続きが可能です。緊急の申請が必要な場合でも迅速に対応できます(メンテナンス時間を除く)。なお、2026年7月以降は法人代表者のオンライン審査も24時間365日対応となる予定です。

③書類への押印不要

電子認証システムのため、物理的な書類に押印する必要がなくなり、手続きが簡素化されます。脱ハンコの動きが進む中、業務フローの見直しにも貢献します。

④アカウントの一元管理

複数の行政サービスにアクセスする際に同一のIDが使用できるため、サービスごとに異なるログイン情報を覚える必要がありません。パスワード管理の負担が大幅に減ります。

GビズIDのデメリット・注意点は?3つの留意ポイント

便利なGビズIDですが、利用にあたって押さえておきたい注意点もあります。事前に把握しておけばトラブルを防げます。

①すべての行政サービスに対応しているわけではない

GビズIDに対応していない行政サービスもあり、その場合は従来通りの手続きが必要です。導入したい行政サービスがGビズIDに対応しているか、事前に確認しておきましょう。

②導入までに時間がかかる場合がある

GビズIDプライムを利用開始するまでには、アカウント作成や審査が必要です。マイナンバーカードを使ったオンライン申請なら最短即日ですが、書類郵送申請の場合は2026年7月以降、審査期間が最大1か月に延長されます。補助金の締切間際に申請してもログインできないことがあるため、計画的に取得を進める必要があります。

③デジタル環境への対応が必要

インターネットやデジタル技術に不慣れな事業者にとっては、オンラインでの手続きが難しい場合があります。スマートフォン(プライム取得や二要素認証に必要)の用意も含めて、社内のデジタル環境を整えておきましょう。

【2026年3月27日〜】GビズIDアプリの認証方法が変更

2026年3月27日(金)以降、GビズIDアプリによるログイン認証の方法が変わりました。変更後は、ログイン時に画面に表示される「4桁の数字」をGビズIDアプリに入力して認証します。アプリを最新バージョンに更新していない場合は認証できなくなるため、必ずアプリを最新の状態に更新してください。iPhoneをご利用の場合は、iOS 16.4以上が必要です。
また、2025年12月17日以降、SMS認証は行政サービスへのログイン時に利用できなくなりました。SMS認証を利用していた方は、GビズIDアプリ認証または「メールワンタイムパスワード認証(メールOTP)」への切り替えが必要です。

GビズIDの取得方法は?プライムアカウントの申請手順

GビズIDプライムの取得方法には、「マイナンバーカードによるオンライン申請」と「書類郵送申請」の2通りがあります。マイナンバーカードをお持ちの方は最短即日で発行可能なため、急ぎの場合はオンライン申請がおすすめです。

書類郵送申請の手順(10ステップ)

書類郵送によるGビズIDプライム申請の流れは以下のとおりです。

ステップ内容
アカウント申請に必要なものを準備する(SMS受信用スマートフォン、印鑑証明書、登録印など)
GビズIDのTOPページにアクセスして「ID作成」をクリックする
申請に必要な情報を入力する(法人番号、所在地、代表者名、生年月日、電話番号など)
規約を確認し「申請書作成」をクリックする
内容に問題なければ「OK」をクリックしてGビズIDプライム申請書を作成する
申請書を印刷して登録印を押印する
申請書と印鑑(登録)証明書を「〒530-8532 GビズID運用センター」宛に郵送する
運用センター側で審査を行う(2026年7月以降は最大1か月)
不備がなければワンタイムパスワードがメールで届く
ログインして利用するパスワードを設定して完了

なお、郵送に使う「〒530-8532」は個別番号のため、郵便番号と宛名のみの記載で郵送可能です。料金は通常郵便物と同じですが、日本郵便のみの取り扱いとなり、宅配業者は利用できません。

オンライン申請(マイナンバーカード方式)の手順

マイナンバーカードをお持ちの方は、オンライン申請も可能です。申請にはマイナンバーカード読み取り可能なスマートフォンが必要です。法人代表者・個人事業主本人がマイナンバーカードで本人確認を行うことで、最短即日でGビズIDプライムを取得できます。補助金の締切が近い場合は、書類郵送ではなくオンライン申請を強く推奨します。

GビズID取得時に必要な書類・物は?種別ごとに紹介

アカウント登録に必要な物は、申請する種別によって異なります。プライムは印鑑証明書などの法的書類が必要ですが、エントリーはメールアドレスだけで取得できます。

アカウント種別必要なもの
GビズIDエントリーメールアドレス/PCなどの操作端末
GビズIDプライムメールアドレス/PCなどの操作端末/プリンター/印鑑証明書と登録印/スマホまたは携帯電話(書類郵送申請の場合)
※マイナンバーカード方式の場合は、マイナンバーカードと読み取り可能なスマートフォン
GビズIDメンバーメールアドレス/PCなどの操作端末/スマホまたは携帯電話

GビズID取得時の注意点は?申請前に押さえたい4つのポイント

GビズID取得時は次の4点に注意が必要です。

  • ①1つのメールアドレスでアカウントの複数取得はできない:複数事業を営んでいる場合は、事業ごとにメールアドレスを用意してアカウントを作成します。
  • ②申請書類に不備がある場合は不受理となる:印鑑証明書が同封されていない、申請書と印鑑証明書の印鑑が異なる、既にアカウントを持つ事業者の重複申請などは不備となります。2026年7月以降は、書類郵送申請で不備があっても申請書類(印鑑証明書・申請書等)は返送されず、不備内容はGビズIDマイページおよび登録メールアドレスに通知されます。
  • ③印鑑(登録)証明書の有効期限は発行から3か月以内:発行日から3か月を過ぎた証明書は受理されないため、申請直前に取得しましょう。
  • ④SMS認証は行政サービスのログインで使えない:2025年12月16日以降、SMS認証は行政サービスへのログイン時に利用できなくなりました。代わりに「メールワンタイムパスワード認証(メールOTP)」を設定できます。GビズIDマイページから切り替えてください。

GビズIDがあると何ができる?補助金申請での活用例

GビズIDはさまざまな行政サービスで利用できますが、特に活用機会が多いのが補助金の電子申請です。主要な補助金の電子申請は、いずれもGビズIDプライムが必須となっています。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の申請

デジタル化・AI導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやAI機能を導入する際の費用を支援する制度です。2025年までの「IT導入補助金」から、2026年に名称が変更されました。交付申請はGビズIDプライムを使って行います。

デジタル化・AI導入補助金とは?【2026年・令和8年度】補助率や申請枠・変更点についても解説

ものづくり補助金の申請

ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者等が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善に向けた設備投資等を行う際に活用できる制度です。電子申請にはGビズIDプライムが必要です。

ものづくり補助金とは?【2026年】制度概要や条件、事例もわかりやすく解説

小規模事業者持続化補助金の申請

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓や生産性向上に取り組む際の費用を支援する制度です。電子申請(Jグランツ)を利用する場合はGビズIDプライムが必要です。

小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)【2026年・令和8年度】公募スケジュールや制度の要点を解説

中小企業省力化投資補助金の申請

中小企業省力化投資補助金は、人手不足の解消に向けた省力化設備の導入を支援する制度です。電子申請にはGビズIDプライムが必要です。

省力化投資補助金 一般型とは?最大1億円・対象・補助上限・申請の流れ【2026年最新】

各自治体の電子申請サービス

GビズIDアカウントは、国の補助金だけでなく各自治体の電子申請サービスでも利用できます。代表的な自治体の例は以下のとおりです。

自治体名URL
札幌市オンライン申請システムhttps://ttzk.graffer.jp/city-sapporo
一関市オンライン申請システムhttps://ttzk.graffer.jp/city-ichinoseki
米沢市電子申請サービスhttps://s-kantan.jp/city-yonezawa-yamagata-u/offer/offerList_initDisplay.action
郡山市オンライン申請サービスhttps://lgpos.task-asp.net/cu/072036/ea/residents/portal/home
いばらき電子申請・届出サービスhttps://s-kantan.jp/town-daigo-ibaraki-u/offer/offerList_initDisplay.action

詳しい自治体情報は、デジタル庁の「自治体が提供するサービス」をご覧ください。

GビズIDの有効期限はいつから?2026年7月導入の2年3か月ルール

GビズIDをより安全・安心に利用するため、2026年7月以降、GビズIDプライム・メンバーに「2年3か月」のアカウント有効期限が設定されます。GビズIDエントリーは対象外です。

有効期限が切れると、行政サービスへのログイン・GビズIDメンバーの作成・委任受任申請・管理者権限の付与などができなくなります。ただし、有効期限が切れた後もGビズIDマイページから更新手続きは可能で、アカウントや利用履歴が削除されることはありません。

有効期限の起算日と初回期限

2026年7月(有効期限導入日)以前に発行されたアカウント:導入日から2年3か月間有効(初回期限は2028年10月ごろを予定)
2026年7月以降に発行されたアカウント:アカウント発行日から2年3か月間有効

たとえば、2030年4月1日に有効期限を迎えるアカウントで、2030年3月25日に更新手続きが完了した場合、更新後の有効期限は2032年6月25日となります(2032年7月1日ではない点に注意)。

GビズIDの有効期限更新方法は?種別ごとの手続き

有効期限の更新は、GビズIDマイページから手続きを行います。アカウントの種別によって手続き内容が異なります。

アカウント種別更新方法有効期限
GビズIDプライム法人代表者または個人事業主本人への本人確認(マイナンバーカードを使ったオンライン手続きが原則)2年3か月間
GビズIDメンバーGビズIDプライムまたは管理者権限を持つメンバーによる承認2年3か月間

更新手続きには本人確認を含むため、最大1か月ほど時間がかかる場合があります。有効期限が近づくと、登録メールアドレスや行政サービスへのログイン画面で通知が届くため、補助金申請時に慌てないよう期限の1か月前を目安に更新手続きを始めましょう。

なお、GビズIDプライムの有効期限が切れると、そのプライムに紐づくすべてのGビズIDメンバーにも同様の制限がかかります。複数の従業員がメンバーアカウントを使用している場合は、プライムアカウントの更新を優先的に行うことが重要です。

詳細はデジタル庁公式のアカウントの有効期限ページをご確認ください。

GビズIDに関するよくある質問

最後に、GビズIDに関するよくある質問を紹介します。

補助金の申請にGビズIDは必要?どの種類が必要?

多くの補助金の電子申請では、原則としてGビズIDプライムが必要です。デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、中小企業省力化投資補助金、新事業進出補助金などは、いずれもjGrants等の電子申請システムでGビズIDプライムを使って申請します。GビズIDプライムは発行までに時間がかかる場合があるため、補助金の締切に間に合うよう、締切の1か月以上前を目安に早めに取得しておきましょう。

GビズIDの取得や利用に料金はかかる?

GビズIDは、アカウントの取得・利用ともに無料です。エントリー・プライム・メンバーのいずれの種類でも費用はかかりません。ただし、将来にわたって無料であることが保証されているわけではない点には留意しておきましょう。

GビズIDプライム・メンバー・エントリーの違いは?どれを取得すればいい?

GビズIDには「エントリー」「プライム」「メンバー」の3種類があり、発行時の審査の有無や利用できる行政サービスの範囲が異なります。エントリーは審査なしで即時発行できますが利用できるサービスが限られ、プライムは審査が必要なものの全ての行政サービスで利用できます。メンバーは、プライムを取得した組織の従業員向けのアカウントです。補助金の申請には、原則としてGビズIDプライムが必要です。

GビズIDの取得にはどのくらい時間がかかる?

GビズIDプライムは、マイナンバーカードを使ったオンライン申請なら最短で即日発行が可能です。書類郵送申請の場合は、書類に不備がなければ原則として2週間以内に発行されます。なお、2026年7月以降は書類郵送申請の審査期間が最大1か月に変更されるため、郵送で申請する場合はこれまで以上に余裕をもって手続きを進めましょう。

GビズIDに有効期限はある?更新は必要?

2026年7月以降、GビズIDプライムとGビズIDメンバーにアカウントの有効期限(2年3か月間)が設定されます。GビズIDエントリーは対象外です。既存アカウントの初回期限は2028年10月ごろを予定しており、それまでは更新手続きは不要です。有効期限はGビズIDマイページで確認・更新でき、期限が切れると行政サービスへのログインなど一部の操作ができなくなります。補助金申請の直前に慌てないよう、期限が近づいたら早めに更新手続きを行いましょう。

GビズIDアプリは必要?認証方法はどう変わった?

GビズIDプライム・メンバーの二要素認証には、GビズIDアプリが必要です。2026年3月27日以降、アプリの認証方式が変更され、ログイン画面に表示される4桁の数字をGビズIDアプリに入力する形式になりました。アプリを最新バージョンに更新していないと認証できないため、必ず最新の状態にアップデートしてください。iPhoneを利用する場合はiOS 16.4以上が必要です。

SMS認証は使えなくなった?

2025年12月17日以降、SMS認証は行政サービスへのログイン時に利用できなくなりました。代わりに、GビズIDアプリによるアプリ認証、またはメールワンタイムパスワード認証(メールOTP)が利用できます。メールOTPは登録メールアドレスにワンタイムパスワードが送信される方式で、スマートフォンが手元にない場合でも利用可能です。GビズIDマイページから設定を切り替えられます。

個人事業主でもGビズIDを取得できる?

個人事業主もGビズIDを取得できます。GビズIDプライムは法人代表者だけでなく個人事業主本人も申請可能で、マイナンバーカードを使ったオンライン申請であれば即日発行されます。書類郵送申請の場合は、印鑑証明書(市区町村発行のもの)と登録印が必要です。個人事業主が補助金の電子申請を行う際には、GビズIDプライムを取得しておきましょう。

GビズIDとe-Govアカウントの違いは?

e-Govアカウントは電子政府の総合窓口e-Govの利用に特化したアカウントですが、GビズIDはe-Govを含む複数の行政サービスを横断的に利用できる共通認証システムです。GビズIDアカウントがあればe-Govの電子申請も利用できるため、新たにe-Govアカウントを作成する必要はありません。ただし、すべての行政サービスがGビズIDに対応しているわけではないため、利用したいサービスごとに対応状況を確認しましょう。

GビズIDメンバーは何ができる?

GビズIDメンバーは、GビズIDプライムを取得した組織の従業員向けに発行されるアカウントです。プライム管理者が利用権限を付与した範囲内で、補助金申請の入力作業、社会保険手続き、各種電子申請などを行えます。複数の従業員が補助金関連業務に関わる場合、プライム1つに対してメンバーを複数発行することで業務分担が可能です。なお、プライムの有効期限が切れると、紐づくメンバーも同様に利用制限を受けるため、プライムの更新を優先しましょう。


まとめ

GビズIDは、ものづくり補助金・持続化補助金・デジタル化AI導入補助金・省力化投資補助金など、主要な補助金の電子申請に必須となる事業者向け共通認証システムです。アカウントの取得・利用は無料で、一度導入すれば複数の行政サービスを1つのIDで利用できるため、補助金活用を検討している事業者は早めの取得をおすすめします。

2026年は3つの大きな変更が控えています。①2025年12月17日のSMS認証廃止、②2026年3月27日のGビズIDアプリ認証方式変更(4桁数字入力方式)、③2026年7月のプライム・メンバーへの有効期限(2年3か月)導入と書類郵送審査期間延長です。すでにGビズIDを取得済みの方は、アプリのアップデートやメールOTP認証への切り替えなど、必要な対応を進めましょう。

これからGビズIDを取得する方は、補助金申請の締切1か月以上前に余裕をもって取得しておくと安心です。マイナンバーカードを使ったオンライン申請なら最短即日で発行できるため、急ぎの場合はオンライン方式を活用しましょう。

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