1. 補助金ポータルTOP
  2. 補助金・助成金・給付金コラム
  3. 先進的窓リノベ2026事業とは?内窓・窓交換の補助額と申請時期を解説

先進的窓リノベ2026事業とは?内窓・窓交換の補助額と申請時期を解説

公開日:2023/1/18 更新日:2026/6/29
image

夏の暑さ対策や冬の寒さ対策として、内窓の設置や外窓交換を検討している方も多いのではないでしょうか。こうした窓の断熱リフォームに活用できるのが「先進的窓リノベ2026事業」です。

この制度では、既存住宅の窓・ドアを省エネ効果の高い断熱窓・ドアに改修する経費に対して、一戸あたり最大100万円の補助金が交付されます。令和7年度補正予算として1,125億円が計上された、住宅省エネ関連でも最大規模の補助制度です。

本記事では、先進的窓リノベ2026事業の補助額・対象工事・申請スケジュールから、前年度(2025事業)からの変更点までをわかりやすく解説します。

無料で相談する

▼▼▼日々配信中!無料メルマガ登録はこちら▼▼▼
メルマガ会員登録する

この記事の目次

\ 制度やどの補助金が使えるか知りたい! /
お問い合わせ
\ 申請サポートをお願いしたい! /
専門家を探す
補助金対象商品を調べる
導入したい商材が補助金に対応しているかチェック!
ITトレンドへ

先進的窓リノベ2026事業とは?対象・補助額をわかりやすく解説

「先進的窓リノベ2026事業」は、既存住宅の窓を高断熱仕様へ改修する費用の一部を補助する制度です。内窓設置・外窓交換・ガラス交換が対象で、住宅1戸あたり最大100万円が補助されます。

正式名称は「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」で、環境省が所管しています。2050年カーボンニュートラルや2030年度の温室効果ガス削減目標の達成に向け、断熱性能の高い窓の普及を後押しすることを目的としています。

交付申請(戸別リフォーム)の受付は2026年3月31日から開始され、遅くとも2026年12月31日までに交付申請を行う必要があります。ただし、予算上限に達した場合はその時点で受付が締め切られます。

なお本制度は、リフォームの依頼主(施主)が直接申請する仕組みではなく、事務局に登録した施工事業者(窓リノベ事業者)を通して申請します。そのため契約前に、依頼するリフォーム業者が本制度の登録事業者かどうかをあらかじめ確認することが重要です。

先進的窓リノベ2025事業からの変更点は?

2025事業から2026事業への主な変更点は、補助上限額の引き下げ・特大サイズの新設・内窓Aグレードの除外の3点です。具体的には以下のとおりです。

【先進的窓リノベ2025事業からの主な変更点】
・補助上限額が1戸あたり200万円から100万円へ縮小
・「特大サイズ」(窓4.0㎡以上・ガラス2.0㎡以上)の補助単価を新設
・内窓のAグレードを補助対象から除外(内窓はSグレード以上が必須)
・補助単価の見直し
・一部の非住宅建築物(店舗・教育施設・医療福祉施設等の一部)を新たに対象化

特に注意したいのが、内窓Aグレードが補助対象外になった点です。2026事業では内窓はUw値1.5以下(Sグレード以上)の製品でなければ補助を受けられません。基本的な仕組みはこれまでと同じですが、単価や対象範囲が見直されているため、最新の要件を確認しておきましょう。

先進的窓リノベ2026事業の補助対象者・対象建物は?

補助対象者は、窓リノベ事業者と工事請負契約を結び、窓のリフォームを行う工事発注者等です。対象となる建物は、戸建住宅・集合住宅のほか、一部の非住宅建築物も含まれます。

補助対象者窓リノベ事業者(登録事業者)と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事を行う工事発注者等
対象建物戸建住宅/低層集合住宅(3階建以下)/中高層集合住宅(4階建以上)/一部の非住宅建築物

建物の規模・用途に応じて、以下の上限額まで補助を受けられます。なお、1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請対象外となります。

区分上限額
住宅1戸あたり100万円
延床面積240㎡以下の非住宅建築物1棟あたり100万円
延床面積240㎡を超える非住宅建築物1棟あたり1,000万円

非住宅建築物はどこまで対象になる?

2026事業から新たに補助対象となった非住宅建築物は、建築基準法で第1種・第2種低層住居専用地域に建設が認められている用途の建物(店舗・教育施設・医療福祉施設の一部など)です。建物が実際に立地している用途地域は問われません。

住宅人の居住の用に供する家屋。ただし不動産登記や固定資産課税で住宅以外の用途に分類されるもの、現に店舗や施設等として使用しているものは対象外
非住宅建築物建築基準法で第1種低層住居専用地域・第2種低層住居専用地域に建設することが認められている用途の建物(一部用途を除く)。立地する用途地域は問わない

窓の区分ごとの補助単価はいくら?

補助単価は、製品の性能(グレード)と窓の大きさ(特大・大・中・小)、住宅の建て方に応じて1か所(ガラス交換は1枚)ごとに定められています。1住宅あたりの補助金額は「単価×施工箇所数」で算出し、住宅なら上限100万円まで補助されます。

戸建て住宅の場合の補助単価の一例は以下のとおりです(単位:円)。

工種グレード大きさ(ガラスは1枚、その他は1か所あたり)
特大
ガラス交換SS78,00052,00032,00011,000
S53,00035,00023,0007,000
A41,00027,00018,0005,000
内窓設置SS140,00089,00058,00036,000
S76,00052,00034,00022,000
A
外窓交換(カバー工法)SS239,000188,000138,00089,000
S156,000124,00092,00060,000
A116,00088,00066,00041,000
外窓交換(はつり工法)SS194,000149,000110,00069,000
S117,00092,00068,00044,000
A86,00063,00048,00029,000

出典:先進的窓リノベ2026事業 事業概要(環境省)

内窓設置のAグレードは2026事業で補助対象外となったため、上表でも「ー」となっています。ガラス交換は施工箇所数ではなく交換するガラスの枚数で計算する点にも注意が必要です。窓のサイズ区分は以下のとおりです。

サイズガラス面積サッシ面積
特大2.0㎡以上4.0㎡以上
1.4㎡以上2.0㎡未満2.8㎡以上4.0㎡未満
0.8㎡以上1.4㎡未満1.6㎡以上2.8㎡未満
0.1㎡以上0.8㎡未満0.2㎡以上1.6㎡未満

補助対象になる工事・ならない工事は?

補助対象となるのは、断熱性能を高める窓のリフォーム工事です。具体的には次の工事が対象です。窓に使用する製品は、熱貫流率Uw値1.9以下(内窓はUw値1.5以下)など本事業の性能要件を満たすものに限られます。

・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換(カバー工法・はつり工法)

ドア交換は、改修する住戸のドアを窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに改修する場合に限り、補助対象となります。

一方で、以下に該当する工事は補助対象になりません。

・補助事業に要する経費が補助額に満たない工事
・外気に面していない窓(ガラス)およびドアの交換工事(玄関が内廊下に面している集合住宅のドア交換等)
・ドア板の一部を構成するガラスを交換する工事
・ドア交換(ドアに対する内窓設置を含む)のみを補助対象とする工事
・ドア交換(ドアに対する内窓設置を含む)において、窓と同一の契約でない工事
・建物の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事(いわゆる施主支給や材工分離による工事)
・中古品や展示品を用いた工事
・従前より省エネ性能が下がる窓(ガラス)・ドアを設置する工事
・メーカーが保証しない方法により取り付けられた工事(はつり工法専用製品をカバー工法により設置する等)
・既存の外窓1つに対して3つ以上の内窓を新たに取り付ける工事
・外壁等に新たに開口部を設けて外窓・ドアを設置する工事
・既存の開口部を拡張して外窓を設置する工事
・開口部の位置を変更して外窓・ドアを設置する工事
・既存の開口部における外窓・ドアの交換工事において、交換前のサッシ数を上回る数のサッシを設置する工事(既存サッシ数と同数までが補助対象)
・増築部に行う工事

対象となるかどうかを判断する際のポイントは、その工事によって断熱性能が高まり省エネにつながるかどうかという点です。

先進的窓リノベ2026事業の申請スケジュールは?

申請は登録事業者(窓リノベ事業者)が行い、交付された補助金は施主に全額還元されます。戸別リフォームの主なスケジュールは以下のとおりです。

項目時期
工事着手可能期間2025年11月28日以降に着手した工事
事業者登録の開始2026年3月10日~
交付申請(予約を含む)の受付開始2026年3月31日~
一括申請(予約を含む)の受付開始2026年5月下旬~(予定)
交付申請の予約期間受付開始~遅くとも2026年11月16日まで
交付申請期間受付開始~遅くとも2026年12月31日まで

いずれの期限も、予算上限に達した時点で締め切られます。2025事業より予算が縮小しているため、利用を検討している場合は早めにリフォーム会社へ相談し、契約・工事の準備を進めることをおすすめします。

補助金の還元方法は?いつ受け取れる?

補助金は、登録事業者が受け取ったうえで施主(共同事業者)に還元します。還元方法は、工事代金への充当か、現金での支払いのいずれかを事前に合意して選びます。

現金で受け取る場合、登録事業者は補助金の交付から遅くとも2か月以内に還元を完了する必要があります。なお補助金の振込は、交付決定からおおむね1~2か月後を予定しています。

他のリフォーム補助金と同時に申請できる?

先進的窓リノベ2026事業は、「みらいエコ住宅2026事業」「給湯省エネ2026事業」「賃貸集合給湯省エネ2026事業」と連携した住宅省エネ2026キャンペーンの一事業で、複数事業をまたいだワンストップ申請が可能です。

ワンストップ申請とは、住宅省エネ関連の複数の補助制度を利用する場合に、共通の入力フォームから一括で申請できる仕組みです。ただし、非住宅建築物についてはワンストップ申請の対象外となります。各事業の詳細は以下の記事もあわせてご確認ください。

みらいエコ住宅2026事業とは?条件や対象となる住宅・補助額を解説

【2026年】給湯器の補助金はいくら?最大17万円「給湯省エネ」の条件・申請方法

集合住宅・アパートの給湯器導入で使える補助金 賃貸集合給湯省エネ2026事業【オーナー向け】


先進的窓リノベ2026事業に関するよくある質問

最後に、先進的窓リノベ2026事業に関するよくある質問を紹介します。

先進的窓リノベ2026事業の補助金はいくらもらえますか?


住宅の場合、1戸あたり最大100万円の補助を受けられます。実際の補助額は、設置する製品の性能(グレード)と窓の大きさ、施工箇所数によって決まり、「単価×施工箇所数」で算出します。なお、1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請対象外です。



2025事業から2026事業で何が変わりましたか?


主な変更点は、補助上限額が1戸あたり200万円から100万円へ縮小されたこと、「特大サイズ」の補助単価が新設されたこと、内窓のAグレードが補助対象外になったことの3点です。あわせて補助単価が見直され、一部の非住宅建築物が新たに対象となりました。



申請はいつからいつまでですか?


戸別リフォームの交付申請(予約含む)の受付は2026年3月31日から開始され、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで、予約は遅くとも2026年11月16日までに行う必要があります。いずれも予算上限に達した時点で締め切られます。



自分で(施主が)直接申請できますか?


施主による直接申請はできません。事務局に登録した窓リノベ事業者(登録事業者)が、施主に代わって申請手続きを行う仕組みです。そのため、契約するリフォーム業者が登録事業者かどうかを工事前に確認することが重要です。



契約する業者はどこでもよいですか?


本事業を利用するには、事務局に登録された窓リノベ事業者との契約が必要です。登録していない業者に依頼すると、高性能な窓を設置しても補助対象になりません。契約前に公式サイトの事業者検索などで登録状況を確認しましょう。



対象となる工事の着手日はいつからですか?


補正予算案の閣議決定日である2025年11月28日以降に着手した工事が対象です。ここでいう着手とは、工事請負契約に含まれる最初の工事に着手することを指し、窓の工事に限定されません。



マンション(集合住宅)でも使えますか?


使えます。戸建住宅のほか、3階建以下の低層集合住宅、4階建以上の中高層集合住宅も対象です。各戸の所有者が施主となって、専有部分の窓リフォームに利用できます。



内窓を設置すれば必ず補助を受けられますか?


必ず受けられるわけではありません。2026事業では内窓はUw値1.5以下(Sグレード以上)の製品が補助対象で、Aグレードの内窓は対象外となりました。本事業の性能要件を満たすことが確認された製品であることが条件です。



ドアの交換だけでも補助を受けられますか?


ドア交換のみでは補助対象になりません。改修する住戸のドアを、窓の改修と同一契約内で断熱性能の高いドアに交換し、同時に申請する場合に限り補助対象となります。



交付申請額が予算額に達した場合、期間内でも受付は終了しますか?


予算額に達した時点で交付申請(予約を含む)の受付を締め切る予定です。締切は予算の執行状況に応じて公表されます。1,125億円の予算ですが、制度の認知度は高く早期終了の可能性もあるため、公式サイトをこまめに確認しましょう。



まとめ

窓の断熱リフォームは初期費用こそかかりますが、冷暖房費の節約や住環境の快適性向上という長期的なメリットにつながります。室内の温度差が小さくなれば、結露の抑制やヒートショックのリスク軽減にも役立ちます。

先進的窓リノベ2026事業は、住宅1戸あたり最大100万円という大型の補助制度です。予算上限に達すると早期終了するため、検討している方は早めに登録事業者へ相談し、最新の要件を確認したうえで準備を進めましょう。

公式ページを確認する

無料で相談する

▼▼▼日々配信中!無料メルマガ登録はこちら▼▼▼
メルマガ会員登録する

関連記事