大田区には、鉄道や飛行機・ロケットなど最新技術が必要な製品の部品製作や、設計に関わる約3,500の町工場があり、「ものづくりの達人が集まるまち」として知られてきました。
今回は、ものづくりが盛んな東京都大田区の助成金・補助金一覧をご紹介します。
この記事の目次
1.区内工業に建設や移転をすると費用の一部がもらえる助成金
【概要】
ものづくり業績の維持・強化のために区内での操業を希望し、ものづくりを担う事業者の立地や創業環境を支援することを目的として、工場の移転費用および現状回復費用などにかかる経費の一部に助成金がもらえる制度です。
【助成額・助成率】
助成上限額:1,000万円(対象経費の3分の1)
【対象事業規模】
対象経費の合計が、500万円以上の事業
【助成対象者】
次の①~④のいずれかに該当する事業者が対象です。
①大田区内で3年以上継続して同一の業種(製造業)を営む中小企業者
②大田区外で3年以上継続して区が定める業種を営み、大田区内での操業を希望する中小企業者
③工場集合化に参画する事業者で、関連産業を主たる事業として営んでいる者
④大田区内に土地を有し、当該土地に貸し工場を経営する者
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2.防音、防臭、防振など操業環境改善すると費用の一部がもらえる補助金
詳しくはこちら:ものづくり企業立地継続補助事業
3.訪日外国人対策や、PR活動実施のための事業を行うと費用の一部を支援してくれる補助金
【対象事業】
(1)講習会
①経営革新や経営改善に関する講習会など
②技術の向上に関する講習会など
(2)外国人対応事業
①外国人向けの多言語マップやパンフレットなどの作成
②多言語ホームページの開設、多言語化リニューアルなど
(3)PR対応事業
①情報発信力強化に関する事業
②事業PR促進に関する事業
【対象団体】
①産業団体等を構成する企業または、個人事業者の経営革新に寄与する事業を計画的に継続して行っていること
②4事業者以上の企業または個人事業者で構成されていること、かつ、構成する事業者の2分の1以上が中小企業基本法第2条に規定する中小企業者であること
③構成する中小企業者の2分の1以上が区内に事業所を有すること
詳しくはこちら:産業団体等経営革新支援事業
4.海外取引を行う際や、カタログなどの翻訳にかかる費用の一部を負担してくれる助成金
【助成額】
翻訳1件につき、翻訳費用が10,800円(税込)を超えた場合、超過分は自己負担。
※1企業につき、年度内3回まで利用可能です
【翻訳対象】
区内の中小企業者が海外との取引を行う際に必要な書類など。
≪対象例≫
契約書、製品・商品カタログ、取引説明書、仕様書、レストランメニュー、チラシ、ポスターなど
【申込方法】
(公団)大田区産業振興協会
ものづくり・イノベーション推進課 ものづくり取引促進担当 が窓口です。
〒144‐0035
東京都大田区南蒲田1丁目20‐20 大田産業プラザ
電話番号:03‐3733‐6126
受付時間:午前8時30分~午後17時15分(休祝日、年末年始を除く)
詳しくはこちら:外国語文書翻訳サービス
5.賃貸事業所賃料の一部を負担してくれる助成金
【概要】
区内で事業を営むことを目的とした賃貸事業所の賃料の一部が助成される支援事業です。
【助成額】
限度額4万円(賃料月額の4分の1、製造業の場合は2分の1)
助成期間は1年間です。
【対象者】
創業支援施設(BICあさひ)退出企業(退出後1年以内)
区内で創業しようとする者で創業後おおむね3年以内の者
【申込方法】
(公団)大田区産業振興協会
ものづくり・イノベーション推進課 ものづくり取引促進担当 が窓口です。
〒144‐0035
東京都大田区南蒲田1丁目20‐20 大田産業プラザ
電話番号:03‐3733‐6126
受付時間:午前8時30分~午後17時15分(休祝日、年末年始を除く)
詳しくはこちら:賃貸事業所賃料助成
6.国内見本市の出展費用の一部を負担してくれる助成事業
今年度は終了。年2回(4月、8月予定)
【概要】
区内企業が国内見本市に出展する際にかかる、出展料、小間装飾費用などにかかる費用の一部を助成してくれる制度です。
【申込方法】
(公団)大田区産業振興協会
ものづくり・イノベーション推進課 ものづくり取引促進担当 が窓口です。
〒144‐0035
東京都大田区南蒲田1丁目20‐20 大田産業プラザ
電話番号:03‐3733‐6126
受付時間:午前8時30分~午後17時15分(休祝日、年末年始を除く)
詳しくはこちら:国内見本市への出展支援